抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

やる気スイッチは自分で押そう!

2021年06月06日 18時10分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

♪やる気スイッチ君のはどこにあるんだろ〜
♫見つけ〜てあげるよ、君だけのやる気スイッチ〜

皆さんも聞いたことあるでしょう。
某個別指導塾のCMソングです。

クラブの保護者の方にも
「どうしたら子どもはやる気になるの?」
「子どものやる気の出し方を知りたい!」
という質問をたくさん受けます。

でも、子ども達ってみんなやる気持ってるんですよね。
結構、すでにやる気出してたりします。

そもそもやる気って自分で出すもの。

このCMでも、先生は「見つけてあげるよ」って言ってます。スイッチ押してあげるとは言ってません。
見つけてあげるから、自分で押してね。
って感じですかね。

私は見つけるのも、子ども達自身で見つける方が良いと思ってます。
自分で見つけたら、自分で押しますよね。

少し前になりますが、
私の担当していたジュニアチームの子の話です。

その子は幼稚園の時から私のサッカースクールに参加し、小学6年生までずっと続けてくれました。
小さい頃は大人しい印象の子で運動がバリバリ出来ますって感じではなかったです。
でも、小さい頃から出来ることを一生懸命続け、仲間と一緒に協力することを楽しんでました。
6年生になると身体も大きくなり、スピードも身について、試合でもバリバリ活躍してくれました。
その頃には、友達と夕方にわざわざ公園や学校の校庭に行ってサッカーして遊ぶようになったとお母さんに聞きました。
私自身もたまたま校庭で友達二人で1対1を繰り返している姿を見たことがありました。

ホントにグングン伸びました。
まさに、やる気スイッチを自ら押していた状況でしたね。

キッカケは、5年生の秋頃でしょうか。
負けた試合の終了間際に相手の裏に飛び出しロングボールを受け、そのボールを左足ワンタッチで中へ折返し、それがゴールにつながる絶妙なアシストをしました。
チームメイトにも神プレーと称賛され、私もベンチも拍手喝采でした。その後一気に自信がついてきたように感じました。

子ども達が自信を掴むのって、様々なタイミングです。
ゴールする、アシストする、守備で活躍する、GKならシュートスタッフ、などなど一発の好プレーで大きく変わります。

この変わる瞬間に出会えるのは指導者としてホントに嬉しい、楽しい瞬間です。

この時私が大事にしているのは、手放しで喜び、プレーを認めること。
そうすると、それを感じた周りのチームメイトも一緒に認め、みんなで成長します。

その試合の時も、負けた試合でしたが、みんなホントに充実した良い顔して帰りました。


少し前の出来事ですが、その子は中学生になった今でもスイッチ入ったままじゃないかと感じています。
今もクラブの個サルに参加してくれています。

こういった子ども達の出来事を思い返すと、自分自身のやる気スイッチを入れてしまいますね。

スイッチONして、明日からも頑張ろう!!



みんなも楽しくサッカーで遊んで、やる気スイッチ探してませんか?




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