抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

答え教えちゃダメでしょ

2010年11月28日 20時48分10秒 | 試合
久しぶりのブログだな~。

最近はTwitterなんかにも手を出しているし、仕事も忙しく、なかなか更新できてなかった。

保育園巡回や大会参加など話題はいろいろあるんですがね。



保育園での楽しかったサッカー教室の話は後日ゆっくりとすることにして、
今日は、前回に引き続きHondaCUPの話題から。


先週は代理監督、今週は会場責任者と審判。
そこで気づいたことを。


会場の関係もあり、今回は保護者が近かったな~。
応援は非常に良いことなんですが、
「行け~!」
「蹴れ~!」
「自分でいけ~!」
ってこれ前回も書いたな・・・。
これ全部選手自身で決断しますから、保護者の方は温かく見守ってあげて下さい。

ベンチの声もこういう声はなくしていきましょう。


審判も疲れたな~。

U-11の大会での8人制。
もう選手はみんなキック力ありますね。
特にGKのパントキックは相手GKまで届きますからね。

でもね・・・、


それを続けられてもね・・・。


レフェリーしてて何度フリーズしてコーチングしてあげようかと思ったよ。(笑)

県大会出場を掛けた負けられない戦いっていう大人の感情を受けた子供達のプレー。
先を急ぎ、お互いが意図のないロングボールを蹴り合うばかり。
レフェリーのフィジカルトレーニングにはなるかもしれないけど、
こんな試合続けていても絶対に上手くならない

指導者の質も変えなければならないし、本当に”サッカーを楽しむ”ってことをみんなが理解しないといけないでしょう。


子供達が”ただ勝ちたい”ではなく”上手く勝ちたい”って思いながら考えてプレーできる環境を作ってあげたい。



近頃思ったが、試合は学校でいったら『試験(テスト)』ではないかと。
そして、トレーニングは普段の『授業』だと。こう例えたらわかってもらえるのではないか。

授業で学んだことを確認するためのテスト。

トレーニングで身に着けたことを確認するための試合。

テストでは、誰も答えは教えてくれない。もちろん先生も。
だから、試合では誰も何も言わない。コーチも応援の保護者も。

テストで先生が答え教えたら、ダメなことでしょう。
指導者も教育者ですから、試合で答えを教えたらダメなんです。


ただ、一つだけテストと違うのは、サッカーは仲間と一緒に答えを出して良いという事。

選手達みんなで一緒に答えを導き出せるそんな選手達を増やしていこう!!


そして会場には子供達の声だけが聞こえるようになると良いな~。
コメント
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