こんにちは。
暑い日が続いておりますが、今年は思ったより夏バテしていない(…これから!?)小寺です。
今日は訪問看護(リハビリ)を3か月間ご利用されて、目標が達成できたので終了になった方のお話をします。
上の写真ですが、足が床から宙に浮いています。もちろん合成ではありません。引いて撮った写真がこちら!
実は、手すりと洗濯機につかまって、足を宙に浮かせていたのです!
もちろん小寺がやっている写真ではなく、利用者さまです。私もいろいろな利用者さまのところへ訪問させていただきましたが、こんなことができる利用者さまは初めてです。さらに、これは私がお願いしてやっていただいたわけではなく、利用者さまから、
「こんなことができるよ!」
とのことでやっていただきました。本当にすごいです。
こちらの利用者さまは90歳代の男性で、冬に腰を痛めてから歩くことが困難になり、このままでは生活に支障が出るとのことで、少し期間は空きましたが、5月より訪問が開始となりました。
目標は腰を痛める前までおこなっていた「屋外で歩けるようになること」を長期目標に据え、疼痛緩和や筋力強化訓練、歩行訓練をはじめとした動作訓練等をおこないました。
その結果、介入当初は家の中をお尻で這って移動していたのですが、屋外歩行ができるまでに改善しました。出迎えてくださる際も、最終的には立って歩いて出迎えてくださるようになりました。また、病院へ通院した際も、以前は車椅子で院内を移動されていたようですが、2本のポールを持って歩いて移動したそうです。
腰痛は完全に良くなったわけではありませんが、動きに大きな支障がでないほどにはなりました。
こちらの利用者さまは5月から7月の3か月間で目標が達成できたので、訪問終了の運びとなりました。利用者さまも、
「ここまで歩けるようになって本当によかったです!」
と喜んでくださいました。
これからもリハビリを通じて利用者さまの生活目標を達成できるように頑張っていきたいと思います。
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