こんにちは!
ご無沙汰しております。リハビリの小寺です。
先日、当社のデイサービスに訪問した際の出来事です。
歩行が大変になってきている利用者さまの評価(歩行状態の観察)をさせていただきました。
利用者さまの評価をおこなっていると、現病歴にはない特徴的な様子が見て取れました。
① すくみ足 (歩き始めや方向転換時に足が出辛く、場合によって身体が前のめりになってしまう)
② 小刻み歩行 (歩幅が狭く、推進力が得られにくい)
③ 動作緩慢 (全体的に動作が乏しく、俊敏性が欠ける)
④ 仮面様顔貌 (表情が乏しくなる)
以上はパーキンソン病の方の特徴的な症状となります(注:すべてではありません)。
詳しい症状の説明は割愛させていただきますが、パーキンソン症状(パーキンソン病もしくはそれに類似した症状)が見られたので、それを担当ケアマネジャーやデイサービス所長の方に助言をさせていただきました(以上の様な症状が見られるとの内容で)。
すると、それらの情報をご家族さまに伝えていただき、病院に受診をされたようです。
それが以下の手紙になります。
この手紙、宛先はケアマネジャーやデイサービス所長で、実は私ではないのですが(実際に私がご家族さまにお会いしたわけではありませんので…)、このような手紙をいただくことができました。
実際にこの後の利用者さまの様子は、表情も豊かになり、歩行も以前よりスムーズにおこなえるようなりました。
何というか、まさにリハビリ冥利につきるというか、関わらせていただいて良かったと思う瞬間でもあります。
また、私の話をしっかりと聞いていただき、それをご家族様につないでいただいたケアマネジャーやデイサービス所長にも感謝しております。ありがとうございました。
久し振りの投稿なので、少々長文かつ真面目な内容(いつも不真面目とうわけではありませんが…)でしたが、ぜひ投稿しておきたい内容でしたので書かせていただきました。
これからもリハビリ専門職としての強みを生かして、利用者さまに還元していきます!
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