多くの方に見て頂いている本ブログですが、「事務局長とは」と言う検索で、たどり着かれて見て頂いている方も多いようです。
都道府県サッカー協会事務局長の業務と言っても、都道府県協会によって、まったく違うと言っていいかもしれません。
島根県は、おかげさまで県内で試合をされている選手の方々は、ほぼ全員JFA登録されて活動し、支部は、その活動を支援すべくグランド確保の取りまとめ調整を行い全員が目的の活動が出来るよう相互協力しています。
ゆえに、全ての選手、指導者、審判、保護者を含めた支援者は、サッカー協会の関係者であると言える地域です。
現場の協会関係者と言うことです。
我々は、それを支える事務方と言えるでしょう。
全てのサッカーに関わる人の為に、将来サッカーと関われて幸せだったと思って頂くための方向性で、仕事が出来る事務方です。
サッカーで勝つ事はとても大切な事です。
出来れば全てNO.1が良いのでしょうが・・
しかしながら、勝つ事はサッカーの全てではありません。
楽しむ事、勝ち負けに関係ない裏方業務を含めて、サッカーを愛してやまない県となるための仕事を行う事務方責任者と言えると思います。
いま島根県は、会長の掲げた「S宣言」で活動中です。
県内最大競技団体のサッカーであっても、スポーツの一部でしかありません。
人口の2%弱の人しか関わりがありません。
98%の人には無関係の世界である事が事実です。
スポーツだって通常の社会生活の中では、空いた時間の一部を利用される存在でしかないのです。
そのスポーツが、もっと県民市民にとって、より良い健康生活(QOL)に無くてはならない存在となり、いつでも・どこでも実施出来る街となるような島根県であったなら・・
スポーツのすそ野が広がり、当然サッカーに関わる人も増えるでしょう。
そんな街造りの仕事にサッカーが関わることは、自然な事だと考えています。
そのビジョンを実現する為のプロセス造り(マネジメント)をおこなうのが、島根県では事務局長です。
故に、マネジメントのプロとなる事が必要な仕事だとも思います。