前回、コンフリクト・マネジメント(協調的交渉術)について簡単に紹介しましたが、難しいと言いましたので、別にいいや と思われた方もいたかも知れません。
そこで、もう少し会話の問題点について紹介しようと思います。
日本人に共通する「話し方の問題点」とも言える内容です。
色々あるのですが代表的には
①結論がハッキリしない
賛成なのか反対なのか分かりにくく内容も揺れ動く。
「Aさんの意見も、Bさんの意見もよくわかります。私としてはある意味Aさんにも近く、またBさんの考えも・・・」
②話の内容が連鎖的に変わる
日本人の話し方の特徴を一言で表すと
「好きなところから、好きなように話す」となるようです。
「わが社の松江支店は厳しい状況で、対策としてはだけど、そう言えば松江は食の町で美味しいものがあるようだよ、美味しいといえば京都の食文化が好きなんだけど、・・日本食は各地方により特徴があって一概にどこと言う事でないから日本の広さを感じるよね」 と 何の話やら 対策は? みたいな会話です。
その他にもたとえ話が好きで、積み上げていくうちに何の話か分からなくなったりで、日本人の会話を見た場合整理整頓が必要のようです。
論理的に会話を出来るようになる事と、豊かな発想とをミックスすることにより、コンフリクト・マネジメントは成立する訳ですので、ロジカル・コミュニケーションからスタートするか、マインド・マップにて豊かな発想を獲得してからか、それとも両方同時にチャレンジするかです。
皆さんも頑張ってみてください。
私も勉強中ですけどね。
ご参考に、文字数少なくページも少ないですが、よく理解出来る本を紹介します。
ロジカル・コミュニケーション スタートには大変参考になりますよ。
ロジカル・コミュニケーション安田 正日本実業出版社このアイテムの詳細を見る |