事務局長の生活

一般社団法人島根県サッカー協会事務局長の日常業務を通し、取組み等、皆さんにお伝えします。

東京にて①

2006-12-15 11:54:07 | Weblog
13日、14日と東京に行っておりました。
13日の夜は国立競技場で、FIFAクラブワールドカップ
準決勝のインテルナシオナルvsアハリの試合を見ました。
周囲がインテルナシオナルのファンでにぎやかに観戦出来ました。

私の後ろと横には、少年サッカー選手と、その指導者がいて
プロのプレーを見ては「たろう(仮称)今みたいなプレーをしないと
駄目だろー」・「僕はいつもやってるよ」などと言ってましたが
とても気になることがありました。
ナシオナルファンの子ども達と指導者なのですが、審判のジャッジ
に対し、「あれを吹くんじゃ下手だよ」とか「審判やめてしまえー」
とか、子ども達が、ブーイングを連続し始めました。
指導者はどうするのかなと思ってましたが、黙ったままでした。
どう言っていいのか と 言う感じでも無かったです。
プロチームの応援では、誰もが言っている光景ではありますが、
私の目から見ていたら、問題の無いジャッジばかりでしたので
小学生年代が、大人のサッカーと子どものサッカーを混在している
様が、何か違う。 応援する事と、非難する事の違いを理解して
いない感を持ちました。
子どもが大人と同じ事をしても良いと いつからなったのでしょうか。

ブラジル人の応援は、ブーイングはしますが、自分達の選手を心配し、
怪我するじゃないか! と言う場面以外で、あまり非難はしませんでした。
良いプレイに喜び、失敗に悲しむ 一喜一憂の連続を楽しんでました。

サッカーは、相手チーム・選手、審判を尊敬・感謝した上で取組むもの
ではなかったのか。(自分達だけで出来るものではないから)
ちょっとした 日本のサッカー像が見えたような気がしました。