地底人100物語

相手にとって不足なし

湯ケ野温泉「ドライブイン友城」(静岡)

2023年12月14日 | さらば愛しき地底人
湯ケ野温泉「ドライブイン友城」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

温泉に入れる食事処を伊豆からもう一軒。
場所は湯ヶ野温泉の湯ケ野町営駐車場から900メートルほど河津の方へ下ったところ。
道路沿いにあり、大きな看板には「HOTELフレンドキャッスル ドライブイン友城」、
玄関には御食事処、温泉、宿泊の記載があります。

ズガニ料理が名物のようです。

と言っても、こちらもいつのまにか閉店。
ストリートビューで確認すると、2018年1月の画像では建物はそのままに外装等をリフォームした奇麗な宿泊施設になっていました。

当日は地球防衛軍のオフ会で、伊豆の温泉を巡っている最中。
ちょうど昼時だし、お昼を食べ、あわよくば温泉をいただけないものかと突入。
しかし名物のズガニ料理は時間がかかるということで、お手軽にラーメンを。
そして食後はご主人と交渉し、温泉をいただけました。
浴室は階段を下りた下の階。
男女別の暖簾をくぐり、裸になって突撃っ!

石造りの湯舟がドーンと目の前に。
保温用のシートをはがすと循環装置が作動中。

これは失敗かぁ~と思っていたら、隣の浴室から駆け込んできた隊員が
「窓の外、窓の外を見るのだぁ~」
と叫ぶのです。
窓を開けるとノズルが待ち構えていて、バルブをひねるとブシューと温泉が。

そりゃ~もうこの画像の通りですよ。
スペシウム光線を浴びる怪獣状態でいたら、先ほどの隊員から
「そうじゃな~い。継ぎ足しパイプがあるだろうがっ!ホントにもう~」
と叱られてしまいました。

しかし程なく投入量が先細り、しまいには出なくなってしまいした。
やべっ、使い過ぎちゃった?
あまりに興奮しすぎて、どんな泉質だったかの記憶は全く残っていません。

湯上りにご主人とお話をしました。
温泉は湯ヶ野温泉の温泉スタンドからの運び湯。
いわゆるローリー湯ですね。
建物脇にあった軽トラにタンクを積んで汲んできた温泉を使用しているそうです
お湯か出なくなったのは、お湯を出しすぎてタンクが空になっちゃったからなんですね。
今は湯ヶ野温泉を利用していますが、以前は河津の方の温泉を使っていたとか。

それにしてもこんな投入方法の温泉施設は初めてですね。
なにこれ珍百景、登録お願いしまーす。

静岡県賀茂郡河津町下佐ケ野351−1

2012年6月の雄姿

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