地底人100物語

相手にとって不足なし

六日町温泉「越前屋旅館」

2022年08月19日 | 新潟の地底人
六日町温泉「越前屋旅館」

今日はJRの「えちごツーデーパス」を利用して六日町温泉にやって参りました。

六日町温泉はJR六日町駅からがんばれば徒歩圏内の温泉地。
この越前屋旅館は駅と魚野川の間、国道291号沿いの商店街の中。
ちょうど六日町郵便局の向かいになります。

玄関からお声がけして日帰り入浴を乞います。
受付をすませると、管内を進んで浴室へ。
間口は狭い建物ですが、奥行きはかなりあります。

町屋造りとでもいうのでしょうか。
ちょっと調べたところ、町屋は通常街道に面した間口が狭く、奥行きが深い構造になっていて、道に面した面は1階よりも2階のほうが張り出しているそうです。


浴室の「ふじみの湯」はほとんど突き当りの場所に。
脱衣所は広くなく、脱衣籠を並べた棚と洗面台程度。

シンプルながらも必要にして十分の設備。
じゃ~裸になって入りましょう。


タイル張りの浴室には湯舟が1つ。

保温のためか、半分くらいシートで覆われています。
これまたビニールで覆われた湯口から、適温の湯が打たせ湯のように投入。

投入された湯は、湯尻のパスカルの穴からサワサワと溢れ出しのかけ流し。


浴室内に漂うほのかな温泉臭はカルシウム由来の臭いかな?
澄んだ透明湯。
キシキシとした肌触りと芒硝のような味もしたので、単純温泉(芒硝泉タイプ)かと思ったけどハズレでした。

湯舟では適温よりやや温め。
じっくりと入っていたかったのですが、列車の時間もあり早々に撤収。
今度は余裕をもってじっくりと入りたい湯となりました。


13号源泉、六日町温泉第15号井 混合泉
ナトリウム-塩化物温泉
52.9℃ pH7.6 1450 L/分(動力揚湯) 成分総計1252mg/Kg
調査及び試験年月日 平成28年10月26日


新潟県南魚沼市六日町1839
TEL 025-772-2012

2019年2月の入浴メモより

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暑い日には、熱くない温泉に入りたいっ!
ということで、以前の記憶でやや温めの湯だった、ここ越前屋旅館を再訪。
今回は車で行ったので、時間を気にせずじっくりと湯を堪能してまいりました。

またも奥へずっと続く廊下を進んだ先の「ふじみの湯」
裸になったら浴室へ突撃っ!

目の前に広がるのは前回と異なる光景。
えぇ~、なになになに。

湯口がすっかり変わっていました。
木製の湯筒がなくなり、窓辺に沿って塩ビパイプを配しシャワー状に湯を投入。
別の角度からもう一枚。


湯舟に浸かるとけっこう熱めの湯。
一浴玉の汗。
汗だくになって湯につかり、我慢できなくなったら洗い場で水シャワーの繰り返し。

このように温泉をシャワー状に湯を投入することで、加水することなく温度を下げているのかもしれませんね。
いいものを見せてもらいました。

ちなみに温泉の利用状況は次のとおり
1.加水なし
2.加温なし
3.循環なし
4.入浴剤なし
5.塩素系洗剤あり、毎日午後11時30分から浴室の清掃と湯の入れ替え

2021年6月の入浴メモより

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