岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

盛岡の近代建築、16

2008-04-25 05:49:57 | 建見楽学


そのドーマー窓から下を見下ろしてみた。

かなりな高さを感じる。裏手にある二階建ての民家が小さく見える。
地階を入れると四階に相当するから、さもありなん。

盛岡の近代建築、11

2008-04-25 05:21:32 | 建見楽学


各部屋には暖炉が設えてあり、しかも部屋ごとに違う意匠になっている。

盛岡では、日本海側ほどの積雪は無いが、北上盆地の内陸性の気候によって冬季はかなりの寒さとなり、こうした暖炉の設備は当時、特権階級のある種ステータスであったのかも知れない。

盛岡の近代建築、9

2008-04-25 05:15:14 | 建見楽学


昭和52(1977)年に盛岡市の保存建造物に指定されている。

戦後は一時期進駐軍に接収されていて、後に石井家に返還されたものの、昭和42年に遠山病院の所有となり、遠山准看護高等専修学校となっている。

盛岡の近代建築、8

2008-04-25 04:48:09 | 建見楽学


玄関入り口から見上げたところ。

二代目の県令で、土木行政に通じていた石井省一郎により、明治19(1886)年頃に建てられたとのこと。
外国人の設計とされていて、煉瓦組積造3階建て、延べ500㎡。
玄関上部の窓だけ、変わった形のデザインでアクセントとなっている。

盛岡の近代建築、7

2008-04-25 04:37:20 | 建見楽学


この三階建ては、旧石井県令私邸。

一番下の階は地下室になっていて、実質的には二階建て。
屋根に付属したドーマー窓の所は後で紹介するが、屋根裏空間になっている。