日曜の新聞でこんな作文を見つけたよ。
「・・・・・・それでも晴れた日には当てもなく遠くまで出かけ、
春には緑の中をそよ風を受けて、秋には黄金色の田んぼを走った。
公園があれば休み、神社があればお参りをして、
川端に出ればきらきらと銀色に光って流れる水面を眺めたり、
川向うの景色を見たりして心満たされた・・・・・・」
まさにツーリングライダーの楽しみを綴った作文なんだけど
実はこれを書いたのは79歳のばあちゃんなのだ。
昭和35年に二輪免許を取って以来
ばあちゃんはずーっとバイクに乗って過ごしてきたらしい。
雨や風だけでなく、雪に降られて苦労したり
キーをなくして歩いて帰ったり、はたまたヘルメットを盗まれたりと
ボク等とまったく同じ経験をしているまさにライダーなのだ。
もう相当のご高齢なのでバイクに乗るのを諦められたのか
17年連れ添った三代目のスクーターを手放す気持ちをこの作文に書かれていた。
〇
オートバイに乗る、または乗り続ける理由は、ひとそれぞれだとは思うけど、
ボクに限って云わせてもらえば、
かのばあちゃんが作文に書いてたような楽しみに尽きるように思う。
たまに欲が出て、北海道を走りたいとか、四国へ行ってみたいだとか
あれこれ思いつくのだけれど、
季節の中を、身をさらけ出して走り
在るがままを享受できる喜び、とでも云おうか、
そんな気持ちを確認できれば走る場所なんてどこでも構わないのだ。
晴れた日には日の下を、
雨の日には雨の中を、
自然は征服するものではなく
自然は受け入れるものだと教えてくれる。
オートバイは人工物でありながら
まさに奇跡のような存在だとつくづく思う。
ばあちゃん。もう乗らないんですか?
いつかボクにも「その日」が来るんだろうね・・・・・・
〇
で、今週は真冬のような北陸・能登に旅行に行ってきた。(クルマでね)
途中のひるがの高原は大雪
あたり一面雪だらけどす
なので、
サクッと帰ってきてあお号(R1150RT)のオイル交換をした。
まずは抜けを良くするためにちょいと暖機して
フィラーキャップを外しておき
廃油パックを用意。
真ん中あたりをちょっと空けといてやると吸込みが良いみたい。
ドレンボルトをはずしてー
ビョーーーーーーーーッ、トローーーーーーー、ヒュルヒュルーー
タラーーーーーーー、ポタポタポタポタ・・・・・・・・・・・・
てな感じでオイルが抜けていく。
別に時間に追われてるバイク屋じゃあないんで、
しばらく放置してよーく抜いてやる。
ドレンボルトを掃除して、新しいワッシャーを付ける
純正のワッシャーでも40円。(妥当)
オイルは最近のお気に入り
A.S.H.(アッシュ)VSEモトスペック15W-50
4リットル用意したけどちょうど3本しか入らなかったよ。
レベルはこんくらい!
入れすぎはカーボンの付着の原因になるよ。
R259のエンジンだけは入れすぎ注意!
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