ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

東京モーターショー観察記

2007年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム

なんともう40回になるらしい東京モーターショー。

幕張メッセに会場が変わってから5回くらい行ってるか。

今回は前評判通り、薄い展示内容。

環境性能は大切だけど、あまりそればかりじゃねー。

にっさんGT-Rの説明でおねぇーさんが

空力特性の向上は燃費に大きく影響し、環境性能も上げる…

なんて解説、気が抜けるっちゅーねん!

        ○

ところでオートバイ。

ボクは最近の自分自身の考えと今回のモーターショーで、ある確信を得た。

「オートバイも近いうちにAT化する。」というもの。

ホンダのDN-01とそれに搭載された「HFT」というATは

明らかに本格的な二輪車のAT化を目論んでいる。

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このATの開発になんとホンダは20年を費やしているらしいのだよ!

現在のビックスクーターやクルーザーブームは

確実にこのAT化を後押ししているし

フルカバード、低騒音なオートバイは電気モーターの二輪車さえ容認させ、

その抵抗感を薄めさせているようにも感じる。

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        ○

けれどもう一つの流れとして「レトロ志向」があるようだ。

趣味性の追求として、スタイリングからレシプロエンジンの見直しもされている。

ヤマハの「XS」といえばバーティカル・ツインの美しい空冷エンジンを思い出すが

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この美しい1,000CCの空冷エンジンはその美しさが性能そのもののようだ。

ヤマハのデザイン性の高さは他のメーカーから抜け出ていたように思う。

        ○

しかし、今回のモーターショーでボクがいちばん感激したのは

目の前で走るその姿を見せてくれたアシモくん!

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それともうひとつ

帰りの新幹線から見えた ふ・じ・さ・ん!!

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