アンツク

　石垣は、今日も雨です。雨が降ると畑の赤土が流れるので、海の色が泥色ににごります。早く晴れて、いつものきれいな青い海に戻って欲しいです。
　さて、私は、念願の「アンツク」を買いました。

　石垣のメインストリート「あやぱにモール」から少し離れたところで、民芸品を売っている「逢謡」と言うお店があります。新聞で知ったのですが、石垣島だけで作られた物だけを売っているお店（他のお店は、中国やインドネシアなど東南アジアで作られたものも、売っているらしい・・・）と言うことで、楽しみにしていました。

　お店に入ると、沖縄民謡の、ジャズバージョンが流れています。焼き物や、染物、草草履、指へび、クバ扇、エトセトラ・・・
　その中でも、私が目を引かれたのは、アダンの繊維で編まれた、「アンツク」でした。
　この「アンツク」は、昔、おじいが畑仕事に行くときに、お弁当を入れて持っていった、言わば、弁当入れなんですが、通気性はいいし、肩からもかけられて、すごく便利です。現在では、自然素材のバッグとして観光客にもよく売れているそうです。

　もうすぐ、内地は秋です。向こうではそろそろ持てないだろうけど、こちら、石垣では、１０月、イヤ、１１月でも使えそうです。
　では、早速、「アンツク」を持って、買い物に行くとしますか！（行くところは？かねひでかな？）苦笑（かねひで・・・と言うのは、地元の食料品やさんです）