手紡ぎ 講習会

　今日は手紡ぎの日です。月に１回、糸を紡いで、染めて、織って、マフラーや、ショールを作っています。といっても私は劣等生で、あんまり上手にできません。　
　まあ「個性的でいいよ！」と言う、先生のお声があるから、続けられるのでしょうね。（子どもは褒められると伸びる・・・といいますが、子どもだけではありません。苦笑）

　今は、タペストリーに挑戦です。麻の糸に、いろいろな植物の繊維（パインの葉を、干して裂いたものや、カヤツリグサを、ドライフラワーにしたもの）を、織り込んでいくのです。楽しいですが、なかなか難しいです。いいものができるといいのですが、なにせ、いい加減な、適当人間ですから、果たしてどんなものができるやら・・・楽しみ半分、恐ろしさ半分です。宿題も出ました。（生徒の気持ちがよく分かります。）大変です。（でも楽しい！）

　織物も楽しいのですが、私は、手紡ぎで知り合ったお友達との「ゆんたく」が、とても楽しみです。今まで知らなかったことや、石垣の方言など、いろいろ教えてもらえるから。
　毎回、「へーそうなんだ!」と思うことがいっぱいあります。今日は、「グヮバ」の話が出ました。私は今まで、この「グヮバ」を生で食べたことがありませんでした。こんなに種が硬くて、たくさんあるとは・・・（とてもいい匂いで、ジュースとして、飲んだことはありましたが）

　しかし、この「グヮバ」石垣では「バンシルー」と言うそうです。初めは、何のことか分からず、会話についていけませんでした。
　石垣に来て、１年半になるというのに、まだまだ知らないこと、分からないことがいっぱいです。これからもどんどん、いろんなことを吸収して、本当の石垣のおばあになりたいです。