棚田の土手に並んで咲いて居た、リンドウの花とウメバチソウの花。
もう、僕の近所では見れないと思って居たリンドウの花、ここが最後の砦だと探しに行った棚田の奥に、思いも因らなかったウメバチソウも群生。
朝露を蘂一杯に纏わり、長い花茎を精一杯のばして楚々とした白い花を咲かせて居る。
白い五弁花に、朝露がちょっと幻想的。
花後の姿も充分に美しい。
まだまだ山城も捨てたもんじゃないと再認識させられた。
撮影2013.11.17
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ウメバチソウ科ウメバチソウ属/多年草
北海道~九州の山地や山麓の湿り気のある日当たりのよいところに生え、根生葉は長い柄があり、数枚がかたまってつく。
葉身は円形又は腎形で、基部は心形となり、高さ10~40cmの花茎を直立し、1枚の葉と1個の白色の花をつける。
花茎につく葉は柄がなく茎を抱き、花弁は5個、太く白い花糸を持つ5本の雄しべとともに、糸状に裂開した仮雄蕊(かゆうずい)がある。
仮雄蕊の先端には黄色い腺体がある。