里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ミチヤナギ(道柳)

2013年11月25日 | 11月の花

いつもの散歩道、木津川上水敷の農道脇で見掛けた小さい小さい花 。

一瞬矢筈草と見まごう様な草姿・・・しかし咲いているのは豆花では無く、れっきとした五弁花

細い枝が四方八方に伸び、赤く見える実(蕾)?を一杯に付けて居る。

路傍雑草として結構普通であると書かれているが・・・それほど記憶にはない。 

撮影2013.11.16

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タデ科の一年草:在来種

道端や荒地に多い雑草で、葉が細長くヤナギに似るためこの名があり、細い縦筋が目立つ茎は、途中で分岐し高さ10-40cmほどになる。

互生する葉は長楕円形か、線状披針形で葉柄は短く、托葉は茎を抱き葉柄とつながる。

花は夏に咲き葉腋に1-5個つき、花被(萼)は緑色で長さ3mmほどになり、ふちが白色か紅色になる。

生薬名はヘンチク(扁蓄)、漢方では利尿などの効能があるとして用いられ、ま西洋などでも収斂効果を利用した民間薬として使われる。