いつもの散歩道、木津川上水敷の農道脇で見掛けた小さい小さい花 。
一瞬矢筈草と見まごう様な草姿・・・しかし咲いているのは豆花では無く、れっきとした五弁花
細い枝が四方八方に伸び、赤く見える実(蕾)?を一杯に付けて居る。
路傍雑草として結構普通であると書かれているが・・・それほど記憶にはない。
撮影2013.11.16
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
タデ科の一年草:在来種
道端や荒地に多い雑草で、葉が細長くヤナギに似るためこの名があり、細い縦筋が目立つ茎は、途中で分岐し高さ10-40cmほどになる。
互生する葉は長楕円形か、線状披針形で葉柄は短く、托葉は茎を抱き葉柄とつながる。
花は夏に咲き葉腋に1-5個つき、花被(萼)は緑色で長さ3mmほどになり、ふちが白色か紅色になる。
生薬名はヘンチク(扁蓄)、漢方では利尿などの効能があるとして用いられ、ま西洋などでも収斂効果を利用した民間薬として使われる。