遠目には、もうすっかり黄変してしまって、枯蔓にしか見えなかったアメリカネナシカズラ
しかしどうだろう、近づいてよく見ると、丸く黄色い実や、まだ白い花まで一杯に付けて居る。
白っぽい半透明なラッパ状五裂花で花径約3mm、実は褐色で直径約3mm
こんな物を野面でしゃがみ込んで撮影してると怪訝そうな顔をして人は通り過ぎていく。
去年9月のものはここから・・・
撮影2015.11.25
いつもの散歩道、木津川河川敷林のサネカズラにも真っ赤な実が一杯ぶら下がっていた。
野鳥がキイキイ狂喜の声を張り上げ実から実へと羽をバタつかせ、この実を啄んでいる。
サネカズラの実は人間様が収穫するでも無いので、それこそ野鳥の独壇場・・・。
それこそ直ぐに丸裸に成ってしまいそう・・・・
因みに花はこちらから
撮影2015.11.13
メナモミの追加画像です。
いつもの山裾散歩道
花弁に見える黄色の舌状花が3裂、中央に黄色の筒状花が10数個あるのがよく見える。
撮影2015.10.10
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山裾の放棄畑に群生していた。
一見遠目にはセンダングサにしか見えなかったが、近づいてみると全く初めての別種。
花柄(萼)はプロペラのような形をし、腺毛が密生していて強い粘り気がある。
まるでモウセンゴケの様だがこれは昆虫を捕まえる為のものではなく、人の衣服などに付き、種を運んでもらう手段。
中央に黄色の筒状花が十数個着いている
撮影2013.10.5
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キク科メナモミ属
温帯から亜熱帯に生育、日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山野の路傍や荒れ地、ごみために生育、アジアでは中国、朝鮮に分布する。
茎は直立し、高さは60-120cmになり、上部には葉、茎ともに白い開出毛が密生する。
葉は翼がある葉柄をもって対生し、形は卵形、3角状卵形で、長さ7.5-19cm、幅6.5-18cmになり、縁にはあらい鋸歯がある。
花期は9-10月、枝分かれした茎の上部に円錐花序に多数の頭花をつけ、総苞片は5個で長さ10-12mmになり、柄がある腺が多数つく。
山畑、散歩道脇にたわわに付いていたヤブランの実
まだ青いものや、黒紫に色付いた実が重いほど実り、とっても立って居られないのか寝転がっている。
種穂を手で持ってみるとしっかり重さを感じる。
撮影2015.11.13
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キジカクシ科ヤブラン属:多年草
林縁に生え、葉は根生し、線形で長さ30~60cm、幅0.8~1.2cm、鈍頭、縁に小さな鋸歯がある。
花茎の高さは30~50cm、淡紫色の小さな花を総状に多数つけ、花被片は6枚、長さ約4mmで数個ずつ束生する。
種子は球形、黒色で光沢があり直径6~7mm、果実のように見える。
ヤブラン属の果実はさく果だが、果皮が薄くて脱落し、種子がむきだしになって成熟する。
山沿い散歩道、民家の裏山斜面にクチナシの実がたわわに生っていた。
僕の背丈のより高く伸びた枝という枝一杯にタコを逆さにしたような奇妙な形の朱い実を付けている。
この実は熟れても弾けて割れることが無いので「口無し」と名付けられたとか・・・・
撮影2015.11.13
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アカネ科クチナシ属
10-11月ごろに赤黄色の果実をつけ、この果実は熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説もある。
他にはクチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実のなる木、つまりヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味)からクチナシに変化したという説もある。
果実にはカロチノイドの一種・クロシンが含まれ、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられ、サツマイモや栗、和菓子、たくあんなどを黄色に染めるのに用いられる。
まだ咲いて居るのか?もう咲きだしたのか??野面のあちこちで小さな白い花を付けている。
この時期、冷え込みの強い朝の早い時間に野面に咲く花は、只咲いてるだけで愛おしくさえ有る
花は茎頂だけに数花咲かせ、下部には豆軍配をそれこそ無数に付けている
去年UPしたのはここから・・・
撮影2015.11.09
晩秋の栴檀の実を撮影してきたので今年冬にUPしたものに継ぎ足しのUPです。
今はまだ、枝という枝いっぱいに褐色の実を付け、野鳥の訪問をまって居る。
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今年は早い時期に野鳥に啄まれ、実を見る時期を失っていた栴檀の蝋色の実。
散歩道の距離を延ばした木津川堤脇、緑の竹藪を背に・・・まだいっぱい残ってた。
場所により、環境により、野鳥が寄りついたり、寄り付かなかったりするのだろう・・・・・。
もう、その内しわくちゃに成り果て落果するだけ。
撮影1015.1.4:1015.11.10
こんなに寒くなってもまだ元気に咲き続けているタカサブロウの花。
アメリカタカサブロウなのか、従来のタカサブロウなのか見分けが付かない・・・
一番見分けやすいのは種だそうだが??、そこまでは気がつかなかったので見ても居なかったけど・・・
まあ大差無い様です。
撮影2015.11.2
去年、たった二株だけ確認した「シロバナホトケノザ」
今年は木津川対岸の河川敷に小群生してるのに出逢った。
希少種だと思うのですが、結構他でも見つかりそうな気がする。
撮影2015.11.1
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シソ科オドリコソウ属
ホトケノザの白花種で純白の花を付けます。
普通のホトケノザとほぼ同じなのですが茎は明るい緑色で花弁には模様がありません。
木津川堤のクスの実が随分黒く色付いて来た。
未だ20日程前にはこの通り青い実の方が大部分を占めていたのに・・・
つい先日10月の最終日には見違える程黒い実が多くなり、野鳥が嬉々として枝を揺らし、この実を啄んでいる。
直径7~8mm程度の球形
枝の葉柄?伸びた花序に10個ぐらいの黒紫っぽい実が付いている。
野鳥に随分好かれる様だが人間様の食用には適さない・・・
撮影2015.10.5/2015.10.31
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クスノキ科ニッケイ属
葉はつやがあり、革質で、先の尖った楕円形で長さ5-10cm、主脈の根本近くから左右に一対のやや太い側脈が出る三行脈である。
4月末から5月上旬にかけて大量に落葉する。
5月から6月にかけて、白く淡い黄緑色の小さな花が咲き、10月から11月にかけて、直径7-8mm程度の青緑色で球形の果実が紫黒色に熟す。
鳥が食べて種子散布に与るが、人間の食用には適さない。
中には直径5-6mm程度の種子が一つ入っている。
寒さが日増しに強まる晩秋、木津川堤にまで顔を覗かせていたフユノハナワラビ
野面と言わず山裾でも度々見かける火焔状に胞子を一杯付けた奇妙な姿
地中から茎だちして頭を擡げる様子が春の蕨に似ている・・・・
仁丹を少し大きくしたほどの茶色い胞子嚢は中央で裂開してる白い胞子がモヤモヤ見えている。
シダ類のことは良くわからない・・・
撮影2015.10.25
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ハナヤスリ科ハナワラビ属:冬緑性シダ植物
本州~九州の向陽の山野に生え、栄養葉の柄は長く基部近くで胞子葉を分岐する。
栄養葉は葉軸が三岐、小羽片は広卵形で鈍頭、辺縁は鈍鋸歯。葉柄や羽軸は無毛。
胞子葉は栄養葉より長く、上部につく胞子嚢穂は2回~3回羽状に分岐し、円錐状に丸い胞子嚢をつけ、秋に熟した後に枯れる。
中国原産、各地で栽培されるがアブラギリほど多くはなく野生化している。
高さ10~12m、樹皮は灰褐色でなめらか、枝は太くて無毛、はじめ緑色でのちに暗褐色になる。
葉は互生、葉身は長さ20cmほどの卵形~広卵形、先はとがり、基部はハート形、ふちは全縁、上部が浅く3裂するものもある。
果実は堅果、直径3~4.5cmの球形で溝はなく、先端が急にとがり10~11月に熟すが、裂開しない。
中には種子が4~5個入り種子は長さ約2.5cm。