里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ムラサキハナナ(紫花菜)+画像追加

2016年04月06日 | 3月の花

ついこの間3月31日、加茂町で目に付いたムラサキハナナ

白花が有ると言うのは知っていたけど・・・これはどうした、1株に白花と紫花が同居している。

やっぱりどう見ても1株に混咲している。

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木津川河川敷雑草地に頼りなさげに咲いていたムラサキハナナ

まだ成長し始めて間もなさそうで、10株程度の小群落花をポツポツ付けだしたばかり・・・読んで字の如く紫色の菜の花です

 

花は花径2Cm程のアブラナ科花・・・僕らの子供の頃には全く見かけなかったが、最近はいたる処で見かけるようになって来た

ショカツサイ(諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの伝説から)・オオアラセイトウ (大紫羅欄花)・ハナダイコン(花大根)と、別名も多い

撮影2016.3.13

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アブラナ科オオアラセイトウ属

江戸時代に渡来し、昭和10年代に栽培が盛んになった外来種で、現在は各地で半野生化しています。 

草丈30~50cmほどになる越年草です。畑の縁、明るい林縁や路傍の草地などに生育します。 

茎は直立して茎を分け、早春から春に茎頂に房状(総状花序)に比較的多くの花をつけます。花はやや大きく径3cm前後で赤紫色の4弁花(十字花)です。


ヤエムグラ(八重葎)の花

2016年04月01日 | 3月の花

 木津川河川敷、枯れ草荒野にいち早く緑を見せていたヤエムグラの枝先に早くも小さな小さな白い花を咲かせて居た。

 

 時を読み違えたあえあ展望はどこにでも居る様で遅霜でも降りたらペチャンコ・・・

そんな茎に早くも夏虫のbabyが取り付いていた。

以前の八重葎はこちらから

撮影2016.3.30


タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)

2016年03月30日 | 3月の花

まだ朝が早く、冬の名残を残した3月28日、完全に花開いたものは少なかったが・・・

木津川河川敷散歩道脇、草丈約10cm足らず頂部辺りに3~4輪の花を付けている。

 日当たりも鈍くまだ花を完全に開かせているものは少なかったが・・・・

 

 花はオオイヌノフグリをより小さくして、目いっぱい開いたとしても花径3~4mm。

もう10日もすれば咲き乱れるだろうが・・・

撮影2016.3.28

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オオバコ科クワガタソウ属/越年草

ユーラシア、アフリカ原産。明治のなかごろに気づかれ、現在では各地に広がっている。

茎は直立して高さ10~30cmになる。葉は対生し、長さ0.6~2cm、幅0.4~1.8cmの広卵形でやや大きな鋸歯がある。

上部の葉はしだいに小さくなって苞となる。上部の葉腋に青色の小さな花を1個つける。

花は直径4mm、花柄はほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲く。

萼には腺毛と短毛があり、さく果は長さ約3mm、幅4mmで平たく、ふちに腺毛がある。

なかには扁平な楕円形の種子が入っている。

花期は4~6月

 


ウマゴヤシ(馬肥し)の花

2016年03月28日 | 3月の花

 

 何故か名前だけは聞いていたが今までに出逢ったことのない「ウマゴヤシ」の花に昨日朝出会った。

 

 いつもの野面散歩道から少し足を伸ばした田圃畦道、地を這うクロバーに良く似た草に「ミヤコグサ」を小さくしたような黄色い花。

あっ、これはウマゴヤシに違いないと、ちょっと畦に座り込んで撮影してきた。 

 朝もまだ早くおまけに寒かったので、花開いたものが少なくちょっと残念だったが・・・家に帰って検索、思い通りウマゴヤシ

の花だとか確認出来ました。

撮影2016.3.27

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マメ科ウマゴヤシ属

ヨーロッパ原産、江戸時代に牧草として渡来し、各地に帰化している。
 
茎の基部は地をはい、高さ10~60cmになる。小葉は3個で、長さ1~2cm、幅0.5~1.5cmの広倒卵形。
 
托葉はクシの歯のように深く切れ込む。花は葉腋に数個ずつつき、黄色で長さ4~5mm。旗弁はまるくて大きい。
 
豆果は2~3回らせん状に巻き、直径5~6mm。ふちに先がカギ状に曲がった刺がある。花期は3~5月。(野に咲く花)

マメカミツレ(豆加密列)

2016年03月24日 | 3月の花

木津川河川敷で見たこともない花?を見つけた。

 

 河川敷竹林縁の下草に紛れ小群落を造っていたが全く目立たない小さな小さな雑草

 一目見たときはゼニゴケの胞子嚢と見まごうほどの小いささ・・・

 

草姿自身も小さくまるでスギゴケを少し大きくした感じ・・・・葉は少し多肉質

間違いなく野草だと思うのですが科名も見当がつかない。

 やっぱりこれはどう見ても野草だと思うのですが検索ではヒットしません。

ちなみに上部にあるのは別の花が寄りかかった状態で、萼の部分が見えてます。

3/24夜マメカミツレ(豆加密列)だと判明しました

撮影2016.3.23

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australis キク科タカサゴトキンソウ属

オーストラリア原産。1940年ごろ見つかり、現在では暖地を中心に帰化している。

茎の下部は地を這い、上部は斜上して高さ5~25cmになる。

葉は2回羽状に深裂し、終裂片は線形~線状披針形。

頭花は直径は5~8mmで、中心部に黄白色の筒状花が多数あり、まわりに雌花が並ぶ。

雌花には花冠がなく、雌しべだけになっている。総苞片は緑色で1列に並び、花より大きくて目立つ。

花期は通年。

 


タチヤナギ(立柳)

2016年03月22日 | 3月の花

 

 木津川河川敷、流れの直ぐ傍に根を張り春一番に芽吹きを迎えたヤナギ

 流れに近い砂浜に元気に育つ木はヤナギくらいだが・・・よく見ると柳にもいろいろ有って花穂の大きさや形も随分違う。

 

まだ若葉も開いて無いのにこんな花穂付けて、 シベを突き出している。

 

いろいろ検索した結果「タチヤナギ 」だと思うのですが全く自信がありません。

この河川敷では初夏には綿毛を飛び散らしているが多分このヤナギだと思う・・・もうすでにこの時期から産毛を吹き出している。

撮影2016.3.18

 


イヌナズナの花

2016年03月20日 | 3月の花

木津川堤散歩道脇に例年通り小さな小さなイヌナズナの花が今年も花を開き始めた。

例年と全く同じ、株数も極端に増えることもなく減ることもない・・今年も殆ど去年と変わりなし。

花の色は黄色だが大きさや花姿はほとんどナズナと変わりなし。

しかし僕が知る限りそれ程生命力は強くなく、例年木津川提の同じ場所でしか見かけない。

詳細や、以前のUPはここから・・・

撮影2016.3.19


イワナシ(岩梨)

2016年03月18日 | 3月の花

 

今年も同じ山の同じ崖に同じようにイワナシが花を付けた。

これより約10日前の3月5日に見たときは高い崖の・・・・

高い所に固い朱鷺色の固い蕾を付けていた。

 

 それが昨日朝、再度確認確認してみると・・・この通りかわいい小さな花を開けていた。

去年のUP分と詳細はここから・・・ 

撮影2016.3.5./3.17

 


オオバタネツケバナ

2016年03月12日 | 3月の花

我が家の脇を流れる小さな小さな小川にオオバタネツケバナが自生して花を咲かせている。

山裾、谷川沿いでは良く見かけるのだが・・・こんなドブ川紛いの小川にまで蔓延凝り群生している。

草姿と相俟って花も結構大きく花の無い時期に先駆け咲きだしている。

前回UPしたものはここから・・・

撮影2016.3.6


セリバオウレン(芹葉黄連)

2016年03月10日 | 3月の花

昨日、南丹市美山の神社境内に群生しているのに出遭った。

 掲示板に寄せられる画像や検索画像から見てみたいなと思ってたセリバオウレンの花・・・まさかついでに寄った小さな神社で出遭えるとは思いもしなかった。

 境内隅の枯れ葉土からニョッキっと赤紫の花序を10㎝程も立ち上げ、花径1㎝程の白花を2~3輪づつ咲かせている。

 

 萼片は5~7個、花弁は8~10個、雌雄異株らしい。

撮影2016.3.8

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 キンポウゲ科オウレン属

多年草 本州、四国の山地に生え、葉は2回3出複葉で、小葉がセリの葉のように切れ込む。

花は直径1cmほど、萼片は5~7個、花弁は8~10個。雌雄異株。雄花は花弁状の萼片が5個、雄しべが多い。

葯は白色、雌花は紫色を帯び、花弁状の萼片5個、へら状の花弁と雌しべはともに10個ほど。

花柄などが紫褐色を帯びる。花期は3~4月。


イズセンリョウ(伊豆千両)の花

2016年03月07日 | 3月の花

つい4日前の3月4日、この木の有る山道散歩で花が開いているのを見つけた。

未だ花季には早いので、さきがけに花開いた何輪かだが・・・

花は淡黄色、筒形で先は浅く5裂し、雄しべは5個、雌しべは1個・・・花径約5mm弱、晩秋 球形の液果で乳白色に熟す。

以前UPした液果はこちら・・・

撮影2016.3.4


アカバナネコヤナギ(赤花猫柳)

2016年03月04日 | 3月の花

いつもの野面散歩道、家庭菜園脇に植栽されて居た。

花芽の芯が妙に赤いので良く調べてみると「アカバナネコヤナギ」として別種らしい。

ネコヤナギとヤマネコヤナギの交配種で,新芽が赤いので「アカバナ」の名前がついたと言う事です。

花が開くと赤さは失せてしまう様です。

撮影2016.3.3


イワナシ(岩梨):(実の更新)

2015年05月06日 | 3月の花
 
このほど、花を見付けた同じ場所で実を撮影してきた
 
 
食べられるという事だったから齧って見たがただただ酸っぱいだけ・・・直ぐに吐き出したけど・・・・
 
 
多分まだ熟して無いんだろうな??再度熟れた頃に齧って見よう・・・
 
 
 
朝の山裾散歩道で見付けたイワナシ(岩梨)の花
 
 
山の春は遅く、それでも何か変わった様子は無いかとキョロキョロ見回してると岩崖に濃いピンクに見える花を発見。
 
 
早速少し崖をよじ登りバシャ・・・・しかし残念ながら開いている花はなかった。
 
 
周りを見渡しても、群生してる訳でもなく他に一株あっただけ・・・
 
 
 
花後の姿は萼の真ん中から雌蕊?が飛び出してる。
 
 
 
その後2~3日経って別の山道散歩でまたも発見・・
 
 
 
今度はしっかり花が咲いて居ました。
 
しかし子供の頃には山を遊び場にしていたが、この花の記憶が無いのはどういう訳だろう・・・・・
 
撮影2015.3.28/3.30/5.5
 
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ツツジ科イワナシ属 常緑小低木

イワナシ(岩梨)は、日本固有種で、春~初夏、薄紅色の花を咲かせる常緑小低木です。

北海道~本州日本海側で山地の林内の岩場などに生え、茎は赤褐色をしており荒毛があり、花は可愛らしい釣鐘形をしています。

花後に成る小さな果実は梨の味に似ており食べられます。 

 


アオキの花

2015年04月01日 | 3月の花

結構うまく撮影出来たので画像の再UPです。

花弁??のエンジ色部はビロードの様な感じですがそれが上手く出てないですが・・・

昨日の日曜日朝、八幡の石清水八幡参道でアオキに花が咲いてるのに出逢った。

少し前から河川敷竹藪から顔を覗かせるアオキに花芽が吹き出しているのは何度も見て・・・

そろそろ花時なのだなあと思って気を付けていたのだが

 今年初の青木の花は竹やぶのに囲まれた薄暗い参道・・・・思わず光量不足のスローシャッターでブレブレ・・

撮影2015.3.15/3:22/3.25

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アオキ科アオキ属

上部でよく枝分かれし、高さ2~3m、直径6cmほど、樹皮は緑色で灰褐色の細い溝があり、横長の皮目がある。老木は灰褐色で、縦に細かく裂ける。

葉身は長さ8~25cm、幅2~12cmの卵状長楕円形、先端はとがり、基部は広いくさび形、縁の上半部に粗い鋸歯がある。

質は厚く、表面は深緑色で光沢、両面無毛、乾くと黒くなり、葉柄は長さ1~6cmで無毛。

雌雄別株、前年枝の枝先に円錐花序をだし、紫褐色の小さな花を多数つけ、雌雄とも花は直径約1cm、花弁は4個、長卵形で先端は鋭くとがる。

雄花には雄しべが4個あり、葯は淡黄色、雌花は中央に花柱があり、雄しべはない。


ジャヤナギ??の花

2015年03月29日 | 3月の花

たぶんカワヤナギで良いと思うのですが??柳も種類が多すぎて確定は難しい。

ここ一週間ほど前から急に春の兆しが濃くなり、我が木津川にも春の気配・・・・・

河原の木々たちも芽吹きの時を迎え、輝くばかりに新芽を吹き出し、花を咲かせて居る

 広い河原のあちこちで、今黄色く輝いて居るのは小指の先ほどの花序から、出ている無数の蕊の花粉。

 いま、木津川の春を告げるかのように黄色く染めている

撮影2015.3.24

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ヤナギ科ヤナギ属:落葉高木

本州~九州の湿地に生える、高さ5~10m、直径25~30cmになる。

樹皮は灰褐色で縦に深い割れ目、裸材に隆起条はなく、新枝は灰緑色で、無毛。

小枝の分岐点から折れやすく、葉は互生。葉身は長さ10~16cm、幅1~2.5cmの狭楕円形。

ふちには先端が腺になる鋭い鋸歯、新葉のふちは巻かない。雌雄別株、雌株だけが知られている。

葉の展開と同時に開花、花序は長さ約1.5cmの楕円形、花期は3月