里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ウシハコベ 

2013年11月20日 | 11月の花

山裾散歩道、林縁で近頃見かける白い小さな花。

 

とは言え春先に見かける普通のハコベより一回りも二回りも大きい葉を付け大きい花を咲かす。

史前帰化植物だと言われて居るが、僕の子供の頃にもあったのだろうか??余り定かな記憶はない 。

小さなはハコベは鶏の餌としてよく採らされたけど・・。

撮影2013.11.8

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ナデシコ科 ウシハコベ属

ウシハコベは路傍や林縁、畑のあぜ道、空き地などに普通に見られる一年生草本、あるいは多年生草本。

麦の栽培とともに伝来した史前帰化植物の1つとされ、暖地では年中生育しており、花も見られる。

発芽も通年であるとされるが、やはり秋に多く、小さな個体では全体に小さく、葉に長い柄があって他のハコベの仲間と区別しにくいが、やがて葉は大きくなって葉柄がなくなり、大型であることを意味するウシハコベの名にふさわしくなる。

花は春に多いものの年中見られ、5枚の花弁が深く2つに分かれているので、10枚のように見える。

このような花はハコベ属に共通したもので、この点からハコベ属に分類する意見もあるが、ハコベ属は雌しべの柱頭が3本に分かれており、5本に分かれている点を重視する意見では、ウシハコベ属にとする見解となる。