里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

クロッカス(春サフラン、花サフラン)

2014年02月28日 | 2月の花

近くの低山散歩、道端の自家用菜園脇に咲いていたクロッカス。

まるで松葉を平たくしたような葉に不似合いなほど大きな蕾・・・

朝8時過ぎ、登りがけに見かけた時は、こりゃまだ花開くのはもう少し先だと思っていたのに・・・・・。

山から降りてきた11時頃には・・・もうこの通り黄色い花を目いっぱい開いていた。

撮影2014.2.23

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アヤメ科クロッカス属 花期:春

耐寒性秋植え球根植物。原産地は地中海沿岸から小アジアである。

クロッカスは早春に咲き、観賞用のみに栽培されるため、春サフラン、花サフランなどと呼ばれる。

球根は直径4cmくらいの球茎で、根生葉は革質のさやに覆われているが、細長く、花の終わった後によく伸びる。

花はほとんど地上すれすれのところに咲き、黄色・白・薄紫・紅紫色・白に藤色の絞りなどがある。


ソヨゴの虫こぶ(ソヨゴメタマフシ)

2014年02月27日 | その他

 

ソヨゴの枝先に椿の実を小さくしたような歪な丸い実のようなものが付いている。

赤いソヨゴの実がまだ沢山残って居るのでいるので間違いなくソヨゴの木・・・・・・

 

固有名詞を「ソヨゴメタマフシ」と言い、「ソヨゴタマバエ」が寄生してできる虫こぶらしいが・・・・こう言うのも樹種毎に違う種の寄生虫が居るらしいから不思議なもんです。

撮影2014.2.21

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ソヨゴタマバエが寄生することによってできる。

虫えい(虫こぶ)とは虫などによる刺激によって、植物の一部が縮小したり肥大したりして、異常な形状になったものをいうようです。

虫えいは主に新芽や新葉、蕾、花など、その年の新しくできたところへ虫などが産卵して作られるようです。


ハラン(葉蘭)の実

2014年02月26日 | 草の実-秋冬

我が家の裏庭にも、寿司の間仕切り用にと植えられ、子供の頃から見慣れ居たバラン(山城ではこう呼んでいた)に花や実を付けるとは?この歳になるまで気付かなかった。

つい最近に成って植物に興味が出だし、ひょんな事からその事実を知り、早速散歩道で見かけるバランの根元を掻き分けその事実を確認。

根元を掻き分けると・・・出て来ました。

直径2cm程の薄緑の玉の様な実と、これから花を咲かせようとする小さな花芽・・・・

 実は手に取って見るとこんな感じ、汚い手袋がちょっと邪魔ですが・・・・。

春先には花を咲かせる様なので、また散歩の楽しみが一つ増えました。

撮影2014.2.19

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スズラン亜科ハラン属の常緑多年草

葉は、根茎(こんけい)から出る根生葉で、長い柄に、大きい広皮針形で先端は尖り、180度回転して逆に向き、主脈が明瞭、葉身は左右違います。

花は、早春、根茎から柄を出して、暗紫色の8花被、8雄ずい、ある花をつけます。

花粉は、蝸牛媒花(かぎゅうばいか)で、カタツムリやナメクジによって媒介されます。

果実は、槳果(しょうか)で1個の種子があります。

蝸牛媒花(かぎゅうばいか)には、カンアオイやオモトがあります。


イイギリの実

2014年02月25日 | 木の実-秋冬

イイギリはこんな時期まで真っ赤な実をたわわに付けている。

2月下旬、冬枯れの雑木林、葉を全て落とした枝一杯に真っ赤な実を付け一際目を惹く。 

こんな遅くまでこれほど大量に実を残しているのは野鳥から嫌われているのだろうか?? 

 そう言えば、この木から飛び立つ野鳥の姿は見なかった。

撮影2014.2.21

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イイギリ科イイギリ属: 別 名 イヌギリ、ナンテンギリ、ヤマナンテン

原産地 : 日本中南部、すなわち本州の温暖な地域から、四国、九州、南西諸島、台湾、中国中南部まで分布する

用 途 : 庭木に使われることがあるが、大きくなるため剪定が必要、材は箱や下駄に使われた。


アカバナマンサクの花(2014)

2014年02月24日 | 2月の花

今年もいつもの里山在所道、裏庭植え込みのアカバナマンサクに花が開いた。 

去年のページを見ると撮影日は3月3日

今年は寒さが厳しいと思ってたけど・・・・マンサクの開花状況で比べると大差は無さそう。

撮影2014.2.19

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葉の展開に先立って花を咲かせ花弁は4枚、萼片も4枚である。

 雄しべは4本、雌しべは1本である。

葉の特徴葉は円形ないし倒卵形で、互い違いに生え(互生)、上半分にぎざぎざ(鋸歯)がある。


栴檀(せんだん)の実:厳寒期

2014年02月23日 | 木の実-秋冬

立春を過ぎ、未だ白く蝋細工の様な実をいっぱい残している。

この木にカラスがいっぱい停まって、姦しく啄む姿をよく目にする。

しかし、もうそろそろこの実も、しわくちゃになって果肉が無くなる。

撮影2014.2.6


紅梅(八重)更新

2014年02月22日 | 2月の花

やっと見頃に花開いたので追加UPしておきます

2月18日・・・まだ東風吹かず、北風ばかりが嫌に寒い日でした。

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昨日に引き続き梅の花・・・・、しかし今日のは八重の紅梅。 

栽培種、特に観賞用の植物は人間の、神の手と言うか?魔の手と言うか?に依って観る側の都合の良い様に造り変えられる。

 

恰も、それが当然で有る様な感じさえ受けるほど当たり前になって居るのは・・・人間様の勝手な道理。

撮影2014.2.6


ホトケノザ

2014年02月21日 | 2月の花

立春を過ぎてもこの時期「春は名のみ・・・」吹きすさぶ風はまだまだ真冬の北風ばかり・・・「東風吹かば・・・」とは中々行かない

この寒い中、葉を半分黄色く染め、紅い茎にピンクの花をいっぱいに咲かすホトケノザ。

今の時期、枯れ田には、この花とオオイヌノフグリの花ぐらいしか見れないのが残念。

撮影2014.2.18


アオキの実

2014年02月20日 | 木の実-秋冬

遅ればせながら、真っ赤に熟れたアオキの実を見つけた。

木津川河川敷、竹藪縁に風入り青いの木が自生、赤い実をたわわに付けていた。

そういえば、アオキの花も見てるのだろうが???あまり意識の中には残って居ない。

いま検索して確認したらよく知ってる花だった。

撮影2014.2.18

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アオキ科アオキ属:常緑低木

高さは2mほど、花は3~5月に咲き、褐色または緑色で、花弁を4枚有し、子房下位、単性花で雌雄異株。

果実は卵形の液果で、種子を1個含み、秋頃から赤く(種類によっては白色、黄色に)熟す。

楕円形で、大きさは2cmほど、11月~翌年5月頃まで付いている。


タガラシ(田辛子)

2014年02月19日 | 2月の花

山城には珍しい積雪が溶け出した朝の散歩、北風の吹き抜ける田圃の畦に一株だけ見つけた。

通常4~5月頃、田の縁や畦にに自生、黄色い小さな花を付ける。

何を勘違いしたのか?この個体は立春が過ぎたばかりの寒空にもう花を咲かせていた。

撮影2014.2.16

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キンポウゲ科キンポウゲ属:越年草

北海道~九州の水田や溝などに生え、茎は高さ30~60cm、よく分枝し、上部は毛を散生する。

根出葉はやや肉質、やや無毛で光沢があり、腎形、掌状に3~5中~深裂し、裂片はさらに3~5浅裂して先は円く、幅3~7cm。

茎葉は互生し、上部のものほど葉柄が短く、3深裂スし、裂片の幅は狭く、時に2深裂、毛を散生する。花柄は1~2.5cm。

萼片は5個、楕円形、舟形、長さ3.5~4mm、背部に毛があり、そり返る。花は直径8~10mm、花弁は5個、楕円形、黄色で光沢があり、長さ33.5~4mm、基部に蜜腺がある。

雄しべは多数、花糸は1.8mm、無毛、葯は1mm。花床は花後に伸びて長楕円形、無毛または白毛を散在。

果実は集合果、そう果は多数、広倒卵形、無毛、長さ1~1.2mmで、レンズ状に膨らむ。

花期は4~5月。


ナバナ(菜花)

2014年02月18日 | 2月の花

通常な花はアブラナの花の事をそう呼ぶらしいが、たぶんこれはアブラナでは無い様な気がする。

散歩道冬田の島畑、家庭菜園に何本か植えられた葉野菜が花を咲かせて居た。

野菜の固有名詞までは解からないけど・・・・・大きく分けるとこれも菜葉の花・・・・・

まあ、春先この手の菜葉には、よく似た黄色い花を付けるものが多い。

撮影2014.2.1


ミモザの蕾

2014年02月17日 | 2月の花

陽当りが良く、北風の当たらないミモザの木に枝一杯の蕾が膨らみだした。

個体差も生育環境差も大きく影響するのだろうが・・・まだこの厳寒期、ちょっと気が早過ぎはしないだろうか??

もう今にも咲きだしそうな勢いだが・・・この先どうなることやら暫くは目が離せません。

撮影2014.2.13


ワタの実(コットンボール)

2014年02月16日 | 草の実-秋冬

冬空の寒さの中、北風に弄ばれるように立つ綿の実。・・・・・頭が重すぎて枯れた茎が今にも折れそう。

 

散歩道、自家菜園の片隅ですっかりドライフラワー。

まだ、花を見たことがないので今年の秋には見れるかな?? 

撮影2014.2.11

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葵(あおい)科:ワタ属

紀元前2500年頃から、 古代インダス地方(インド)で 繊維作物として栽培されていた。

開花後5週間くらいすると実が熟し(卵形)、はじけて綿毛に包まれた種子を外に吹き出す。


ナワシログミ(苗代茱萸)冬の実

2014年02月15日 | 木の実-秋冬

春先、新緑の萌え出す苗代時、赤く熟して食べ頃を迎える。

枝と言う枝いっぱいに細卵形の幼果をぶら下げている。

僕らが子供の頃には、ちょっと渋いこのナワシログミの実をよく食べたが近頃の子供は食べない。

食べ物が豊富に出回っているせいか??野生のものを直に食べるのは不衛生だと教えられて居るのか??・・・と言うよりも食べ物が野にタダ(無料)で有るなんて事は思いもつかないだろう。 

撮影2014.2.6


オナモミ(冬姿)の実

2014年02月15日 | 草の実-秋冬

春は名のみの風の寒さや・・・・、やっぱりまだ枯野に緑は見えず、この前に引き続きヒッツキムシの代表格のオナモミの実。

この寒空、枯野にポツポツと立ち尽くすオナモミの枯れ姿・・・

近づいて良く見るとピーナツ豆に亀の子束子のヒゲを付け、その頭を釣り針宜しく曲げたよう・・・・

確かにこうして見ると、どんな角度からもも引っ付くのが理解出来る。 

撮影2014.2.10