里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

アカカタバミ(赤片喰)

2016年04月29日 | 4月の花

庭の片隅に咲いてたアカカタバミの花。

葉が茶色っぽく赤いのは勿論の事ながら・・・花の色も通常見かけるカタバミよりも黄色が濃い。

 

 よく見ると中心部は赤っぽく花弁に筋が何本も入っている。

撮影2016.4.25

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カタバミ科カタバミ属:多年草

カタバミの1品種、日本各地の道端などの乾燥した場所に生え、茎はよく枝分かれし、下部は地面をはい、上部は立ち上がる。

葉は3小葉で赤紫色を帯び、葉の脇から散形花序を出し、径8mmぐらいの黄色の花をつける。

中心部が赤くなることが多く、果実はさく果、長さ約2cmの円柱形で熟すと多数の種子をはじきとばす。

種子は淡褐色、長さ約1.5mmの広卵形で、表面に横みぞが7本ある。

花期は5~9月


コウゾリナ(顔剃菜、剃刀菜)

2016年04月27日 | 4月の花

なぜこの花を今までUPせずに済ませてきたのだろう??

今の時期木津川堤のあちこちに黄色い花を付けている・・・

 印象的な名前だけはもう3~4年前から知っていて、この花にも既に何度も出逢ってる筈なのにこれが最初のコウゾリナ

それは恐らく僕の散歩の時間が早すぎいつも花開かない時ばかりに出逢って居たのかもしれない。

今日も10時半頃に撮影してもまだ花を開けてないものも多かった。

花だけ見てると優しいのだが・・・他はどこもかしこも刺々しい。

撮影2016.4.24

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キク科コウゾリナ属:越年草
北海道~九州の山野の草地や道端などにごくふつうに生え、高さ0.3~1m、根生葉は花期には枯れる。

下部の葉は6~15cmの倒披針形で、基部はしだいに細まって翼のある柄となる。

なかほどの葉は長さ4~12cmの披針形で基部は茎を抱き、茎や葉に剛毛がある。

枝先に直径2~2.5cmの黄色の頭花をつけ、総苞はやや黒っぽい緑色、内片は線状披針形で剛毛がある。

外片は短く、そう果は赤褐色で、冠毛は羽毛状。

花期は5~10月。


チュウコバンソウ(中小判草)

2016年04月25日 | 4月の花

以前から不思議には思っていたが、どう考えてもこれは別種のコバンソウ・・・

っ通常のコバンソウとヒメコバンソウは良く知ってる・・・しかしこの中くらいのコバンソウはまだ成長過程のものだろうとタカをくくって居た。

しかし、さにあらずこの手の小判草の群落はどの個体を見ても皆同じ大きさ

ところがネット検索ではほとんど写真も少なくアヤフヤな記事ばかり、アカデミックなものは皆無

それでもこれが所謂チュウコバンソウだと自信を持って言える。

草丈姿はコバンソウにほとんど変わらず・・・垂れ下がる小穂はコバンソウ15~20mmに対しチュウコバンソウは10mm弱

なんと言ってもあの鎧の様な鱗片の数も、凡そ半分以下だし。

撮影2016.4.24


ハハコグサ・2016春

2016年04月16日 | 4月の花

 野面散歩道、果樹園の下草にびっしりとハハコグサが群生していた。

 

 まるでフワフワに見える萌黄のビロード葉を敷き詰め、頭頂の黄色いボンボンを一塊づつ付けている。

 

年柄見てるような気もするけど、この種にも多くの仲間がいて咲分けて居る様です。

撮影2016.4.13

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キク科ハハコグサ属

日本全土の道端や畑などに普通に見られ、高さ15~40cm、古代に朝鮮半島を経て入ってきたと考えられている。

全体に綿毛におおわれ白っぽく見え、根生葉は花のころは枯れる。

茎葉は長さ2~6cm、幅0.4~1.2cmのへら形または倒披針形、茎の先は短く枝分かれし、枝先に黄色の小さな頭花を多数つける。

両性花のまわりに細い雌花があり、花柱は花冠より短い。

総苞は長さ約3mmの球状鐘形、総苞片は乾膜質で淡黄色。

そう果は長さ約0.5mmの長楕円形、冠毛は長さ約2mm、花期は4~6月。

 


月桂樹の花

2016年04月14日 | 4月の花

河川敷家庭菜園脇に植えられた月桂樹に花が咲いていた。

例年この時期にもこの道は散歩道として歩いているのだが今まで気付かなかった

淡黄色で花径約5mm、花房状に5~6花づつ塊になって咲いている。

 撮影2016.4.12

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楠(くすのき)科ゲッケイジュ属

ゲッケイジュ(月桂樹)は、クスノキ科の常緑高木、地中海沿岸原産、雌雄異株、葉に芳香があり古代から用いられた。

ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視された樹木。

開花時期は、 4/10 ~4/末頃 ・別名 「ローリエ」「ローレル」、黄色い花をびっしりつける。

カレーやシチュー等に使われる ハーブの一種、乾燥させた葉を香料として使う。


ノエンドウ(野豌豆)三種

2016年04月11日 | 4月の花

前回カマスグサをUPしましたが今回はそのカマスグサを含めて野に咲くエンドウを3種並べ、大きさの違いが判るように撮影してみました。

赤く一番大きいのがカラスノエンドウ、真ん中の小さいのがスズメノエンドウ、そして向かって左のカラスとスズメの間の大きさがカスマグサ・・・

こうして三種並べば大きさと形状がひと目でわかる。

 三種一緒に撮るのはピンセットでも使わないと上手くいかない。

上の二種の写真はお遊び・・・スズメとカスマグサ

撮影2016.4.09


カスマグサ:2016

2016年04月08日 | 4月の花

 

同じ野豌豆でカラスノエンドウとスズメノエンドウの間の大きさだからカスマグサ・・・なんと言うエエ加減な名前の付け方。

木津川堤にここ4~5日で急に花を開き始めた・・・間の大きさとは言え、どちらかと言うとスズメの方に近い

まあしかし、スズメノエンドウと違ってひと目でピンクぽい色なので見紛う事はない。

花弁にも紫色の縦長網目模様が入っているので間違わない。

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撮影2016.4.6


ムラサキハナナ(紫花菜)+画像追加

2016年04月06日 | 3月の花

ついこの間3月31日、加茂町で目に付いたムラサキハナナ

白花が有ると言うのは知っていたけど・・・これはどうした、1株に白花と紫花が同居している。

やっぱりどう見ても1株に混咲している。

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木津川河川敷雑草地に頼りなさげに咲いていたムラサキハナナ

まだ成長し始めて間もなさそうで、10株程度の小群落花をポツポツ付けだしたばかり・・・読んで字の如く紫色の菜の花です

 

花は花径2Cm程のアブラナ科花・・・僕らの子供の頃には全く見かけなかったが、最近はいたる処で見かけるようになって来た

ショカツサイ(諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの伝説から)・オオアラセイトウ (大紫羅欄花)・ハナダイコン(花大根)と、別名も多い

撮影2016.3.13

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アブラナ科オオアラセイトウ属

江戸時代に渡来し、昭和10年代に栽培が盛んになった外来種で、現在は各地で半野生化しています。 

草丈30~50cmほどになる越年草です。畑の縁、明るい林縁や路傍の草地などに生育します。 

茎は直立して茎を分け、早春から春に茎頂に房状(総状花序)に比較的多くの花をつけます。花はやや大きく径3cm前後で赤紫色の4弁花(十字花)です。


背割堤の桜(京都・八幡市)

2016年04月04日 | 4月の花

 

 4月2日、雨が降らなければ木津川下流、宇治川と合流する八幡背割堤に出かけようと決めていた。

 八幡には、ひと月に一度くらいのペースで散がてらのサイクリングに出かけるが・・・

背割堤がこれほど賑わっているのは、一年を通じて桜の咲くこの時期の土日だけ。

 重いほどに咲き誇る青空の下のソメイヨシノ

 確かの日本の春ここに極まれりの感が有ります。

早朝より、木津川と宇治川を分ける約1.4km背割堤はすっかりサクラトンネルと化し・・・

老いも若きも待ち焦がれていた春を満喫している様でした。

撮影2016.4.02


ヤエムグラ(八重葎)の花

2016年04月01日 | 3月の花

 木津川河川敷、枯れ草荒野にいち早く緑を見せていたヤエムグラの枝先に早くも小さな小さな白い花を咲かせて居た。

 

 時を読み違えたあえあ展望はどこにでも居る様で遅霜でも降りたらペチャンコ・・・

そんな茎に早くも夏虫のbabyが取り付いていた。

以前の八重葎はこちらから

撮影2016.3.30