里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ミゾカクシ(アゼムシロ)

2007年09月30日 | 9月の花

9月の後半の日曜日ぶら~っと出かけた、奈良天理市内の小さな古寺の境内に咲いていました。

小さな小さな、花で、花弁が面白い形をしていた。

帰って野草好きのNET友に尋ねて見るとミゾカクシの花だと言う。

そういわれれば子供の頃稲の刈り取り画終わった畦道一面にこの小さな花が咲き乱れている光景が記憶の奥からよみがえってきた。

田の畔や水路など湿地を好むキキョウ科の多年草。   和名は溝のふちなどにまとまって生えるところから、別名は田の土手などに筵をひいたように群がるところからつけられたもの。

この仲間の園芸種が多数、ロベリアとして販売されているらしい。

撮影2007.9.23

 


落下生

2007年09月30日 | 7月の花

 

落下生は妙な植物です。

南京豆と呼ばれたり単にピーナツと呼ばれたりしています。

僕はつい最近まで、読んで字のごとく花が受粉して地上に落下、それが地中に潜って結実、あの南京豆になるのだと信じていた。

しかし調べて見ると以外にも事実は違って花後の茎から丙?のようなものが地中に向かって伸びだし、地中にもぐりこんでその先にあの南京豆を鈴なりにつける。

今はまだここまでの写真しか撮れていませんが後1月もすれば土を堀返して豆の一杯付いた写真をお見せできると思います。

9月9日土を掘り返してみると丙の先に、南京豆が少し付いていた。

また掘り返してみようと思います。

 


ヘクソカヅラ

2007年09月24日 | 9月の花

 


僕の工場の垣根に蔓がからまっていて、小さな花が咲いている。

誰が名付けたのか?「ヘクソカズラ」とは・・・・・




花だけ見ていると小さくて可愛く屁や糞のイメージなどありえないのに。

この葉 を擦り合わせたり、手でもんだりすると、えもいわれぬ 匂いを放つという。

直径、1cmにも満たない、目立たない花だが、よく見るととてもかわいくて美しい。




またの名は、さおとめかづら・やいとばな。


しかし今年は花数も多く、花期も夏が長い分だけ永いような気がする。


 


撮影2007.9.21


 


 


 


 


ガガイモの花

2007年09月17日 | 9月の花

通勤道の道端、荒れ地に咲いていたガガイモの花

ヒトデのような花弁に細かい毛が密生していて面白い。

 

ガガイモとは変わった名前だが葉がスッポン(ガガという)の甲羅に似ているということが由来のようです。

撮影2007.9.8


ツルボの花

2007年09月09日 | 9月の花

 

近所の木津川提に今年もツルボの花が咲き出した。

ここは、毎年堤防一面に薄紫の絨毯を引き詰めたようにツルボの花が咲き乱れるのだが今年は堤防の下草刈りが遅れているのか、背丈の高い夏草の間に隠れるように咲いている。

そのうち夏草の刈り取りで草刈り機のえじきになってしまうかもしれない。

今年は薄紫の絨毯は望めそうにない

この画像は2006年撮影

 ツルボ(蔓穂)は日当たりのよい草地や明るい林の下などに生育するユリ科の多年草。春に根元から出す葉は、長さ15~25cmの先がふくらんだ線形。やや厚く柔らかい。この葉は、夏にはいったん枯れるが、秋の彼岸のころ 高さ20~40cmの茎がたち、その上部に淡紅紫色の花穂がつく。

 

撮影 2007.9. 8