里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ナンキンハゼの花

2015年07月31日 | 7月の花

ナンキンハゼの花は何度か撮影してみるが絵に成らない・・・絵に成らない物ならそれなりにUPしておこう

最近では街路樹と言わず野面の自家菜園で見かけたりする・・・あの弾けた白意味が愛らしくドライフラワーとして利用価値があるのだろうか??

枝先に長さ10cmぐらいの総状花序を出し小さい花を無数に付けるが、どうもこれは雄花の様です。

撮影2015.7.20

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トウダイグサ科ナンキンハゼ属*落葉高木

中国原産、各地に植栽され野生化、高さ15m、直径35cmほどになる。

枝先に長さ6~18cmの総状花序をだし、黄色の小さな花を多数つける。

花序の上部に多数の雄花、基部に0~数個の雌花がつく。

雄花は長さ2~3mmの柄があり、萼は皿状で3浅裂し、雄しべは2個。

雌花は3mmほどの柄があり、萼は3裂する。子房は長さ約2mm、花柱は3個。


クサギ(臭木)の花

2015年07月30日 | 7月の花

自分のページを検索すると、このクサギの花がまだ未UPだったのでここにUPしておきます 。

 この時期山裾散歩道にはノリウツギの白とリョウブの白・・・そしてこのクサギの紅白混じりの花が目立つ

花は白色五裂の合弁花・・花弁の倍ほども有る細長い蕊が目を惹く。

葉を揉みほぐすと悪臭がある事からこの名がある。

撮影2015.7.20

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シソ科クサギ属 落葉小高木


北海道~沖縄の日当たりのよい山野の林縁や沿海地に生え、高さ4~8mになる。

枝先や上部の葉腋から集散花序をだし、芳香のある花を多数つける。

花冠は5裂し、裂片は平開、裂片は白色で長さ1.1~1.3cmの広線形。

花筒は紅紫色で細く、長さ2~2.5cm、雄しべ4個と花柱は花冠から2.5~3.5cmつきでる。

萼は紅紫色を帯び、5浅裂する。花のあと萼は濃紅色になり、深裂して星状に開き、中央に果実をのせる。


ハマボウ(浜朴)

2015年07月28日 | 7月の花

 

花だけ見てると全くオクラの花と見分けが付かない。

 本来海岸近くに生える小木なので勿論この山城では野生じゃなく、木津川堤の散策道に植栽されていた。

花は花径約6~10センチくらいの黄色い5弁花、あのハイビスカスの花にも良く似、 5枚の花びらは螺旋状に並ぶ。

花を見てると確かに夏の強い陽射しが似合いそうだが、朝開いて夕方には咲き終わる一日花らしい・・・

本来海岸線に咲く在来種だそうです・・・・

撮影2014.7.10

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アオイ科フヨウ属

ハマボウは関東以西の本州・四国・九州に分布し、韓国にも分布する落葉低木、内湾や河口の塩性湿地に生育する。

幹は枝分かれし樹高は3mほど、葉は落葉樹にしては厚く、両面に星状毛があるが、特に裏面には密生するので、灰白色に見える。縁には細かい鋸歯があり、葉の先端は急に細くなって突出する。

7月から8月にかけ、オクラやケナフに似た黄色の美しい花を咲かせ、中心部は暗赤色であり、中心の雌しべに多数の雄しべが合着している点は、この科の特徴である。 


ウツギ(空木)の花

2015年07月27日 | 6月の花

自分のページを検索したところウツギの花が何故だか未UPに成っているので遅ればせながらのUPです。

季節外れの感は否めませんが・・・・・山裾散歩道をいち早く白く染めるウツギの花

山裾斜面から垂れ下がる枝から円錐花序を多数だし、白色の花を多数下向きにつけ、花弁は5個

円錐花序一杯に花を付け花塊のように成る・・・茎は中空なので空木の名が充てられた。

撮影2013.6.2

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アジサイ科ウツギ属:落葉低木
北海道~九州の日当たりのよい山野の川沿いや林縁に生え、株立ちで、高さ1~3mになる。

枝先に円錐花序を多数だし、白色の花を多数下向きにつける。

花弁は5個、長さ1~1.2cmの長楕円形~倒披針形、外側には星状毛が密生する。

雄しべは10個花弁よりやや短く、花糸の両側には狭い翼があり、上部は広がって、先端は歯牙状に鋭く突出する。

花柱は3~4個、花弁とほぼ同長。


モッコク(木斛)の花

2015年07月26日 | 7月の花

この手の木の花にしては意外と目立つモッコクの花が咲いてた。

山城では野生のモッコクは見かけず専ら神社や民家の植栽ものばかり・・・・当然これも神社境内に咲いていたもの。

花径約1.5cm、白く分厚い五弁花で存在感が有る

蝋細工のようにも見えてなかなか美しい。

撮影2015.7.21

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モッコク科モッコク属:常緑高木

高さ10~15m、幹は直立し、枝は密生して楕円形の整った樹形をつくる。

葉身は長さ4~6cm、幅1.5~2.5cmの楕円状卵形~狭倒卵形、先は鈍いかまるく、基部はくさび形で葉柄に流れる。

厚い革質で、表面はやや光沢、主脈は裏面に隆起するが、側脈は不明瞭、葉柄は長さ3~6mm、しばしば赤味を帯びる。

両性花の株と雄花だけの株があり、葉腋に直径1.5cmほどの花が下向きにつく。

花は白色で、のちに黄色を帯びる。花弁は5個、長さ8~10mmの狭長楕円形で平開する。

花期は6~7月


ミョウガの花

2015年07月24日 | 7月の花

 

毎年同じように我が庭にミョウガの花が咲く 。

多分女房が近所から譲り受け薬味にと植えたものだろうが??

ちょっと奇妙な花だが透き通る様はクリーム色の花弁がか弱そうで美しい。

 花後赤い妙な形の実を付けるそうだが、今年は是非とも見てみたい 

撮影2015.7.22

前回のはここにあります・・・


フウセンカズラ(風船葛)

2015年07月22日 | 7月の花

手っ取り早く、家の庭に咲いてるフウセンカズラの花。 

この時期になると、ろくに世話もしないのに毎年のように同じ場所に蔓を伸ばして、同じように花を付けている。

花は小さな花径約5mm程の白い四弁花

風船のように膨らむその実は花の何十倍にも膨らみ、専らそれが園芸の楽しみに成っているようです 

撮影2015.7.

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ムクロジ科フウセンカズラ属

花を観賞するためよりむしろ、風船状の果実を観て楽しむために栽培される。

北米原産、つる性の植物で一年草、葉は三出複葉、小葉は草質で柔らかく、あらい鋸歯がある。

7月~9月頃に白い5mmくらいの花を咲かせ、花は葉腋からでる長い柄の先に数個付き、巻きヒゲを共につける。

果実は風船状に大きく膨らみ緑色、後に茶色く枯れる。

種子は球形で大粒、なめらかな黒でハート形の白い部分がある。ちょうど栃の実を小さくした姿に見える。

よく茂ったときは非常に涼しげで、家庭の壁面緑化にも使われ、種子は、白っぽいハート形の部分をサルの顔に見立てて遊ぶ。


オリヅルラン(折鶴蘭)

2015年07月20日 | 7月の花

 

家の庭先に半野生状態で放ったらかされている「折鶴蘭」に花が付いた。

 

 株元から長いランナーをを伸ばし、そ先端部近くに白い六弁花を付けている。

 花径約1cm程、斑入りの葉と相まって清々しい姿です。

ランナ-の先端部に付ける子株の様子が折り鶴に似てて「折鶴蘭」名で呼ばれて居る。

撮影2015.7.12

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細長い花茎を伸ばして、白い花を疎らにつける。

花びら(花被片)は6枚、根際から生える葉は線形、色は濃い緑色で葉の真ん中に白い斑が入る。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。


シャシャンボ(小々坊)の花

2015年07月18日 | 7月の花
 
ネジキに良く似てるがどうも葉の様子が違うとバシャして来た。
 
 
まるで榊の木に馬酔木の花を付けたようでイカンとも不思議な感じが否めない。
 
 
早速ネットで検索するもなかなかヒットせず・・・・何とか探し当てたのが「シャシャンボ(小々坊)」という名前。
 
 
不思議な名前だから帰化種だと確認するとどうも在来種らしい・・・・
 
因みにこれは鎮守の杜で見つけたのだが・・・野生なのだろうか??まさかこんな雑木を植栽するとは思えない。
 
しかし妙な名前をつけたものだ・・
 
撮影2015.7.1
 
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ツツジ科スノキ属:常緑小高木

千葉県以西、石川県以西~沖縄の沿海地のやせた尾根、乾いた林内や林縁、湿った谷筋などに生え、よく分枝して高さは1~5mになる。葉は互生。

葉身は長さ2.5~6.5cm、幅1~2.5cmの卵状楕円形または楕円形、先は鋭く尖り、基部はややくさび形、ふちには浅い鈍鋸歯がある。

厚い革質で表面は光沢があり、前年枝の葉腋から長さ3~8cmの総状花序を出し、白色または赤みを帯びた花を下向きに多数つける。

花冠は長さ5~7mmの筒状の壷形で、上部は5裂し、裂片はそり返る。


セイヨウニンジンボク(西洋人参木)

2015年07月16日 | 7月の花

近頃はとんでもないものを野山で見かけることも多く戸惑ってしまうが・・・これも園芸品種が飛び出したものだろう??

以前にUPした、タイワンニンジンボクにそっくりだが花色や大きさが全然違うような気がする

検索すると「セイヨウニンジンボク」だと思われるが全く自信なし

撮影2014.7.

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クマツヅラ科ハマゴウ属・落葉低木

夏、枝先や葉腋から円錐花序を伸ばし薄青紫色(or 白)の小花を多数付けます。

花はシソ科特有の唇形で、下唇は3裂しその中央の裂片が大きい。 花にはかすかな芳香があり、香料とされます。

また、女性ホルモンを整える薬効があるとされ、 原産地が欧州である。


アオギリ(青桐)の花

2015年07月13日 | 7月の花
 
 
春先からいつ花が咲くのかと楽しみにしていたアオギリの木に、花が咲いてるのを発見 。
 
 
 
 木津川河川敷内竹藪から大きく枝を伸ばした青桐の木・・・・その枝先に花序を伸ばして花らしきものを付けている。
 
しかし枝は高く、とても近くで撮影できないと「奥の手」で手元に引き寄せ何とか撮影。
 
 
 
奇妙奇天烈、リボンが巻つくよに見えているのは萼片で長く五裂して居る。
 
雄花と雌花は混在してるそうだが??どれがどれやら区別がつかない・・・
 
 
中央に一本スクッと立っているのはオシベだとか??
 
撮影2015.7.12
 
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 アオギリ科 アオギリ属 
  
 アオギリの花や果実は特徴あるもので、似た植物は無い。
 
花は7月頃に咲き始める、花期は長く、つぼみあり、花が終わって落ちるものありである。
 
花弁は発達せず、リボンのように見えるのは顎で5枚。1つの花序に雌花と雄花が混在し、雄しべは合着して1本になっている。 
 

ノラニンジン(野良人参)

2015年07月10日 | 6月の花

先週の土曜日、湖北に出掛けた時、道の両側に辺り構わず咲いてたセリ科の花。

今の時期、我が山城では少しイメージを異にするヤブジラミの花が咲き誇ってる。

ヤブジラミとは違うしヤマウド等ともやっぱり違うようだし・・・取り敢えず何枚かバシャして来た。

花はウド類と全く見分けが付き難いけど・・・・葉をみると全く別物。

検索結果、場所も場所だけにイブキボウフウが一番近いと判断・・・ここにUPしておきます。

花後の姿が少し気に掛かるけど・・・

野良人参ではないかと言う助言を戴き検索するとこれがピッタリ・・・再度ここに投稿し直します。

ありがとうございます。

撮影2015.6.27

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セリ科ニンジン属

夏にレースのような白い小花を集合させて咲かせるセリ科ニンジン属一年草で、 ヨーロッパ原産の帰化植物です。

葉は緑色、 人参の原種ですが、食用とはなりません。


タイワンニンジンボク

2015年07月09日 | 7月の花

近頃、野辺の家庭菜園片隅で青い花を咲かせて居る樹木。

しばらく以前には見たことも無かった花・・・木は結構大きくなって居るが育ちが早いのだろうか??

細い枝先に白っぽく見える蕾と青い唇状花を付けている。

よくみると唇状花ではなく、下部は筒状、上部は5裂して状にに見えている。

明らかに帰化種と言う雰囲気の花です。

撮影2014.7.5

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クマツヅラ科ハマゴウ属

葉は掌状複葉で対生、小葉は3-5枚で楕円状卵形または披針形で、先端はとがり基部はくさび形。

ふちは全縁かわずかに鋸歯、葉裏には灰白色の短い伏毛が密生する。

7-8月、枝先に10-30cmの円錐花序をだし、淡紫色の小さな花を多数つける。

花冠は有毛で下部は筒状、上部は5裂してくちびる状になる、果実は球形で黒く熟す。


ハマクマツヅラ(浜熊葛)??

2015年07月07日 | 7月の花

今朝の野面散歩道で久しぶりに出逢った見慣れぬ花・・・・・ハナガサ類に似てるけどどうも花付きや、大きさも違う様な???

放棄田、雑草ビッシリの湿地に一株だけがすくっと立っていた・・・・草丈1m足らず、細い柳鋸葉が対生、茎頂に多数の穂状花序を伸ばしている。

 

 花は薄紫の五弁花・・・花径はハナガサより大きく約7mm程・・・・・検索してみるとハマクマツヅラ(浜熊葛)が一番近いけど自信は無い。

撮影2015.7.6

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クマツヅラ科クマツヅラ属:多年草
北アメリカ原産、第2時世界大戦後に沖縄に帰化した。

現在では本州中部以西で河川敷や道ばたに見られる。

茎は断面が四角形で直立し、よく分岐して高さ2mほどになる。葉は先の尖った楕円形でざらつき、縁には鋭鋸歯があり、基部は通常くさび形に細まって対生する。

茎の上部で多数分岐し、長さ3cmほどの穂状の花序を多数つける。

花は直径3mmほどの5裂した筒状で淡青色。 別名ヒメクマツヅラ、花期は夏~秋。


シロヤマブキの実

2015年07月04日 | 木の実-春夏

散歩山道、切り通し斜面で見掛けた茶色い実。

この実は何度も何度も検索序に見てるのでシロヤマブキの実だとすぐに判る

4つ玉が1組で仲良く付いている。

花弁が4枚、実が4個・・・・何やら見事な気がする。

撮影2015.7.1

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バラ科シロヤマブキ属の落葉低木

高さは1-2m。葉は茎に対生し、2-5mmの葉柄をもち、単葉。

葉の形は卵形で先が尖り、基部は円形または心形、縁には鋭い重鋸歯(じゅうきょし)があり、葉脈のしわが目立つ。長さ5-10cm、幅2-5cm。

花期は4-5月で、径3-4cmの両性花を側枝の先端に一つずつ咲かせる。

花弁は4枚で白色、果実は痩果で、1花に光沢がある黒色の実を4個ずつつけ、翌春まで残る場合がある。