里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

タカサゴユリ(高砂百合)

2016年08月28日 | 8月の花

花はテッポウユリそっくりだけど葉がより細く鋭い

 これは岩清水八幡裏山の散策道脇の竹薮縁に群生していた。

テッポウユリは6月頃に先、タカサゴユリは、いま8月に咲き出す

草丈150cm 、花径約6~7cm大きく、清く美しい

撮影2016.8.18

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ユリ科ユリ属:多年草

台湾原産、1924年に導入され、庭園や切り花用に栽培されてきたが、種子の発芽から6ヶ月で開花するため、近年各地で野生化して道ばたや堤防法面などで繁殖している。

地下の黄色味を帯びた百合根状の鱗茎から1.5mほどに達する直立茎を出し、幅約1cm、長さ15cmほどの線形の葉をやや密につける。

茎の頂部に長さ15cm、直径13cmほどのラッパ状の花被片6弁の花を総状につける。

花の内部は乳白色、外側はしばしば紫褐色を帯びる。花期は夏~秋。

コオニユリやオニユリは実生から数年経たないと開花しないが、タカサゴユリは1年目に開花する。


ノシラン(熨斗蘭)・画像追加UP

2016年08月24日 | 8月の花

 

 つい最近8月18日、石清水八幡宮の参道で花開いたノシランを見つけたので追加のUPです。

 

白い五弁花、花は意外と大きく花径約1cm

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 もう一ケ月以上も前になるが、岩清水八幡宮参道脇斜面に群生しているのを見つけた。

 家に帰って調べてみるとノシランだと確認できたが植栽される事も多いらしい。

蕾はいっぱい付けているのに、開花している花が全く見つからない。

朝が早い上、薄暗い日陰斜面に群生していたからかも・・・

来年はなんとか花を見たいものだ。

撮影2015.9.20

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ユリ科ジャノヒゲ属

自生地(原産地):本州(東海地方以西)、四国、九州、沖縄、海岸近くの林内に群生

草丈:40cm内外/葉の長さ:60cm内外 開花期と結実期 花:7~9月/実:12~1月

特 性 :極めて丈夫/半日陰地を好むが、陽陰地に関係なく生育/株張り増殖は遅い/乾湿地を問わず生育/潮風に耐える/寒さに弱い/腐食質のある土壌では生育が早い。


ゲッカコウ(月下香)

2016年08月21日 | 8月の花
 
2年ほど前からこの土地にこの花が咲くのは知っていたが名前が解らずUPしないでいた。
 
 
しょうがにもよく似ているのでその辺を頼りに検索してみたがヒットせず、もう諦めていた。
 
 
ところが、例年一畝だけだったのが今年は四畝にも作付けが増えてちょうど花を咲かせていた。
 
再度検索してやっとヒットしたのがこのゲッカコウという名前
 
 
通常6片花だそうですがこれは八重咲き・・・白く清楚な感じがします。
 
僕が撮影した午前八時ころには気づかなかったけど、夜には強い芳香がして中国では「夜来香(イエライシャン)」と呼ばれているらしい。
 
アロマオイルの原料となるらしいがこの栽培主はないに使うのだろうか??
 
撮影2016.8.8
 
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キジカクシ科・ゲッカコウ属
 
別名をチューベローズと言い

79月に白い花を咲かせる球根植物で、草丈は7080cmに生長し、すっと伸びた茎の先に、スイセンに似た白い花を2つ咲かせます。

夜になると、花が強い香りを放つことが特徴です。

メキシコが原産とされていますが、野生種が見つかっていないことから、その原産地ははっきりとしていません。日本へはヨーロッパからジャワを経由して江戸時代に渡来しました。

花は甘いフローラル系の香りで、エキゾチックな印象を与えます。ハワイや熱帯アジアでの栽培が盛んで、レイや宗教行事に用いられています。また、ジャスミンとの相性がよく、香水やエッセンシャルオイルの原料となっています。

 
 

ツルニガクサ(蔓苦草)

2016年08月17日 | 8月の花

シソ科ニガクサに違い無いけど・・・よく見ると葉の大きさやその形態が違う。

もう花の盛りを過ぎたのか・・・それとも朝が早過ぎたのか花数が随分少ない。

月いちペースで出掛ける木津川対岸の低山散策道、その沢沿いに群生していた。

花は通常のニガクサそっくりなのだが、草丈も少々低い。

撮影2016.8.12

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シソ科ニガクサ属

日本全土の山地の木陰に生え、茎は高さ20~40cm、地下に細長い走出枝を出す。

葉は長さ1~2cmの葉柄があり、長楕円形で長さ4~10cm、全面に腺毛がある。

花序は長さ3~5cm、密に淡紅色の唇形花をつけ、花冠は長さ8~10mm、下唇は長くつきでる。

上唇はごく小さい。雄しべは4個。萼は全面に腺毛があり、5裂する。

花期は7~9月。


ハッカ(薄荷)

2016年08月13日 | 8月の花

 

もう4~5年も前、木津川河川敷に咲いていて撮影したことの有るハッカの花・・・その年の秋口に大増水があり、その歳以来その場所には一株も生えているのを見たことがない。

今回、図らずもたまたま出かけた一山越えた山里の小川の堤防に群生してるのに出逢った。

 

 木津川で出逢った群落よりも大きく、花もちょうど盛り時で見事に咲き誇っていた。

 

 今や、野面散歩道端で見かけるのは横文字のアップルミントばかりに成って居るけど・・・ 

撮影2016.8.7

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ソ科ハッカ属多年草

北海道~九州のやや湿った場所に生える。高さ20~60cm、長い地下茎を多数のばしてふえる。

茎や葉、萼に軟毛があり、葉は対生し、長さ2~8cm、幅1~2.5cmの長楕円形で先はとがり、縁に鋭い鋸歯がある。裏面には腺点がある。

上部の葉腋に長さ4~5mmの淡紫色の花を輪生する。

萼は5裂し、裂片の先はとがり、花期は8~10月。


ヌマガヤツリ(沼蚊帳釣)

2016年08月09日 | 7月の花

 

ブラシの様な花穂を茎頂に数本立てているヌマガヤツリ 

木津川堤精華町管内に群生していた

 シベが密生している様に見えるのが花と言うことだろうか???

撮影2016.7.28

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カヤツリグサ科カヤツリグサ属

束生して太いひげ根を出し、茎は分けつして株になり、高さ50~100cm、太い3稜形、葉は線形で下部は鞘となって茎を抱き、茎と同じ高さで質が厚く幅約3~10mm、葉鞘は濃い褐色です。

茎の先に長い苞葉を3~4個つけ、その間から3~5個の長短の枝を出して多数の小穂を密生します。

小穂は花穂の中軸に斜上またはやや平行 し、線形で長さ5~10mm、10~20個の小花をつけます。


ヒンジガヤツリ(品字蚊帳吊)

2016年08月07日 | 8月の花
 
 
散歩道の畦道で見慣れぬカヤツリグサの中間を発見!!

 

ヒメクグやタマガヤツリに少しづつ似てるけどやっぱり違う・・・花穂が漢字の「品」の字のように見えることからこの名が付けられたとか??

 

 草丈約15cm程、花穂は長径約5mm程の卵型

撮影2016.8.5

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カヤツリグサ科ヒンジガヤツリ属

本州~九州の水田や川岸、湿地に生え、植物全体は無毛で緑白色、小型。

稈は細く直立し、やや硬く、高さ5~30cm、平滑、稜ははなはだ鈍い。

葉は線形で1~2枚、幅1~2mm、基部の鞘は褐色を帯びる。

花穂は広卵形で無柄、長さ3~5mm、多数の小穂が密に集まり、小穂は1小花からなる。

花期は8~10月。


虫えい(ガマズミミケフシ)

2016年08月03日 | その他
 
いつもの山裾散歩道で奇妙なものを発見
 
 
間違いなくガマズミの実なのだが・・・何個かの青い実を残してその殆どが白い綿帽子を被った様に成っている。
 
 
 
早速帰ってググって見ると「ガマズミミケフシ」というガマズミの実に寄生する「虫瘤」のようです。
 
成虫は「ガマズミミケフシタマバエ」と言うそうですが・・・これほど見事に虫瘤が付いているのも珍しいそうです。

撮影2016.7.18