里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ヤブムラサキの実

2013年11月23日 | 11月の花

山裾散歩道、斜面に見えた濃い紫色の実がいっぱい。

家の庭先で同じような実を付けて居るのは、園芸種のコムラサキシキブ・・・・。

それより樹丈は大きいけれど・・・・・実付きはまばら。

野生でも、こんなに色鮮やかな実を付ける。

撮影2013.11.8

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クマツヅラ科 ムラサキシキブ属

ヤブムラサキは宮城県以南の暖地に生育する落葉低木、ムラサキシキブに似ているが、温暖な地方では優勢なのであろう。

全体に星状毛が多く、さわるとビロード状の手触りがあり、ムラサキシキブとは簡単に区別できる。 

初夏に星状毛に覆われた目立たない花を咲かせ、秋には萼の中から紫色の美しい果実が出てくるが、葉の裏に隠れて目立ちにくい。

このような点からムラサキシキブに比べて劣る意味のヤブムラサキという名前を頂戴したものであろう。

しかし、葉が落ちた後の果実は秋空に映えて美しい。