里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ノゲシの花後

2014年12月31日 | 草の実-秋冬

花後のドライフラワーがいかにも手作りアートのようで楽しめる。

完封に吹かれても未だに咲いてる個体も有れば、このように冬枯れた姿で立ち尽くすものも有る

まだ緑は残すが、そろそろ先の見えた個体が傍にあり、ノゲシだと確信。

冬のののドライフラワーも悪くは無いけど・・・冬の陽はコントラストが強過ぎ、おまけにカメラを持つ手が震えるので写真は概して良くない。

花は前のページから・・・

撮影2014.12.26


アメリカヒイラギ??

2014年12月30日 | 木の実-秋冬
 
 
 散歩道、家庭菜園の片隅に見つけた赤い実のなる木。
 
 
 
モチの実よりはうんと大きく、アオキの実よりは1回り小さい。
 
 
 
検索してみると「アメリカヒイラギ」と言う事だったが・・・どうも葉の縁にギザギザがないので、合ってるかどうかは自信が無い。
 
撮影2014.12.21
 
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モチノキ科モチノキ属:常緑高木
 
アメリカの東部から中南部、メイン州からフロリダ州、テキサス州に分布しています。
 
沿岸近くの砂地や湿潤な林内に生え、高さは15メートルほどになり、樹皮は灰色で平滑、葉は楕円形で互生し、縁には粗く棘状の鋸歯があります。
 
雌雄異株で、春の終わりに小さな白い花を咲かせます。

ヤブコウジの実

2014年12月29日 | 木の実-秋冬

 

子供の頃は山裾のどこでも見られたヤブコウジの真っ赤な実

 

それが今ではすっかり少なくなり、探さなければ見つからない様に成ってしまった。

背丈10cm程、これでも小低木だと言うが・・・木と言われても戸惑ってしまう。

直径5mmばかしの真っ赤な実を付けている

子供の頃は、正月前になると、この赤い実の生ったヤブコウジを採ってきて、見よう見まねで正月用の鉢飾りを作ったりしていた事を思い出す。

因みに花はこのページのここにUPしてます

撮影2014.12.21

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正月の縁起物ともされ、センリョウ(千両、センリョウ科)や、マンリョウ(万両)、カラタチバナ(百両)と並べて「十両」とも呼ばれる。

縁起物として扱われた経緯から、落語『寿限無』の中の「やぶらこうじのぶらこうじ」とは本種のことと推測される。


ノダケ(野竹)の実

2014年12月28日 | 草の実-秋冬

山裾散歩道、枯れ色斜面に見慣れぬ草の実を発見。 

これはセリ科植物の実だと云う事は直ぐに判るけど・・・・・ウドにしては少し小さすぎる。

検索するとノダケの実・・・・・この場所なら花の時期にも何度か通って居るのにすっかり見逃し情けない。

 茎を持って引き抜くと意外と簡単にスッポリ抜け、ごぼうの様な根が付いて居た。

撮影2014.12.17

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セリ科シシウド属:一稔性多年草

本州~九州の山野に生え、開花するのに数年かかり、開花すると枯れる。

茎は上部で枝をわけ、高さは1~1.5mとなり、茎は暗紫色を帯びる。

葉は互生し、普通3出羽状複葉で鋸歯があり、葉裏は白っぽく葉柄の基部は袋状の鞘になる。

小葉の基部が葉軸に沿って流れ、翼状となり、枝先から複散形花序をだし、暗紫色ときに白色の小さい花が多数開く。

花弁と雄しべは5個、雌しべの柱頭は2裂、花序の基部に袋状の鞘がある。

小花序の基部に少総苞片、果実は扁平な広楕円形、花期は9~11月。


カンボケ(寒木瓜)

2014年12月27日 | 12月の花

朝の散歩道、河川敷畑脇に真っ赤な木瓜の花が何輪か咲きだした。 

 

 それも、この年の瀬の寒くなった頃を見計らって咲きだした。

 花径2~3cm、真っ赤な五弁花、横から見ると桜花の様に花柄が長い。

通常の木瓜は3~4月頃に薄いピンクの花を開くが、この寒い時期に花開くのを「カンボケ」と呼ぶらしい。

この花のない時期に真っ赤な花が見られるのは嬉しい。

撮影2014.12.19

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バラ科ボケ属

バラ科の落葉低木、高さ1~2m、中国原産で、日本には 享保年間に渡来したと云われています。

もっぱら観賞用として庭園や盆栽に栽培され、種類によっては早春から、トゲのある枝にウメに似た 5弁花がかたまって咲きます。

初春から早春に咲くのは「カンボケ」「サラサボケ」 花の緋色なのは「緋木瓜」白いのは「白木瓜」赤に白が 混じったのが「カイドウボケ」と云うぐらいです。

 江戸時代から、お祝い事には生けてはならない花とされて いて、オニユリやヒガンバナも同じだそうです。


エノコログサ(狗尾草)

2014年12月26日 | 草の実-秋冬

散歩道、枯れ草色の野面で寒そうに頭を揺らしている。

木津川堤を見上げる放棄田、背の高い冬枯れたエノコログサが群生している。

栴檀の実を啄みに来たカラスの群れはエノコログサになど見向きもしない。

初秋の頃には朝日を浴びて光って居たのに・・・・・。

撮影2014.12.20

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イネ科エノコログサ属

北海道~沖縄の路傍や畑地、空き地などに生育し、群生する。

茎は高さ20~70cm、分けつ・叢生する。葉は長さ5~20cm、幅5~15mm、線状披針形、薄く無毛。葉舌は毛状。葉鞘は無毛。

花序は穂状、淡黄緑色、直立または一方にやや傾き、長さ3~7cm、小穂は卵形、長さ2mm。第1包穎は長さ0.8mm。

第2苞穎と第1小花の護穎とは広卵形、長さ2mm、第2小花の護穎と内穎は革質、光沢がある。

果実はやや卵形、乳灰色、長さ1.2~1.3mm。花期は8~9月。(日本イネ科植物図譜)


ビワの花  

2014年12月25日 | 12月の花

時期はちょっと過ぎた様だが竹藪小径脇の枇杷の木に花が付いている。 

 

田舎では畑の片隅や竹藪縁で野生化した枇杷の木があちこちにある。

萼に茶色いビロードの様な毛を一杯付け、枝先にクリーム色の五片花を密集させている。

サクラ科の花らしく五弁で蜜が甘いのか?メジロが蜜を吸っているの良く見かける。

撮影2014.12.7

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バラ科ビワ属

ビワは西日本の石灰岩地帯に自生するとの意見があったが、中国から渡来したものであるとの見解が正しいであろう。

 ビワの花は11月の終わり頃から咲き始め、12月に盛りとなる。果実は6月頃に稔り、初夏の果物である。

ビワの花はゴワゴワとした質感があり、サクラの花とは違いが大きいように思われるが、じっくりと眺めると5弁の花びらや中心部に多くの雄しべがある点など、サクラの花との共通点がある。

果樹としては品種改良があまり進んでおらず、中に大きな種が入っていて見かけほどは食べる部分がない。


スズメウリの実 

2014年12月24日 | 草の実-秋冬

 山裾野面道では何処にでも巻きついて銀杏の様な白い実をぶら下げている。

これは畑道、すっかり廃棄されたお茶の木に取り付き、白い実をズラズラ付けていた。

まだ花の付いた青い実の頃には、小さなウリがぶら下がっている様に見えたものだが・・・・こうして白く丸く成ってしまうとやっぱり銀杏の様な・・・・・

因みに僕の撮った花はここから

撮影2014.12.5


スズカケの実(冬)

2014年12月23日 | 木の実-秋冬

 

木津川堤で唯一見られるスズカケの木に今年っも鈴成りの実が付いた。

殆ど葉を落とした枝に、イガイガの鈴が北風に弄ばれて揺れている。

北風に抗うサッカー練習のグランド脇に植栽され・・・・相当時間も経つのか、かなりなビッグサイズになっている。

春の花の頃と殆ど変わり榮えの無い姿です。

撮影2014.12.10


ハナウド(冬)

2014年12月22日 | 12月の花

この寒い花のない時期 、北風を遮る木津川堤防下にポツポツ咲いた白い花。

これは紛れもないセリ科の花、夏には背の高さほどにも成って群生している。

冬に花を咲かせて居るのでかなりの矮性・・・・・花頂まで草丈約50cm程。

頑張って咲いてるものの、やっぱり何処か弱々しく、まるで造花の様な感じもします。

 こちらは花後の姿です。

撮影2014.12.15


セイタカアワダチソウの冬姿

2014年12月21日 | 12月の花

 

あの嫌われ者が泡を吹いた冬姿。 

最近はこの花粉が張本人じゃなくもっと悪いのは「ブタクサ」の方だとされ、このセイタカアワダチソウは濡れ衣だったよう・・・・

綿毛を一杯付けて泡の様に見えなくもない。

撮影2014.12.7


冬のクサフジ??

2014年12月20日 | 12月の花

この前の強烈爆弾寒波が来るまでは、まだ咲いてたクサフジの花 。

 本来夏の初めに咲き出す花だろうに・・・・一旦夏場には消え果、毎年冬の初めにまた花を付けているのだが・・・・

 この寒い環境にでも負けずに咲いているのは帰化系のナヨクサフジかも知れない。

在来種ならこんな寒さに咲くほど強くは無いだろうから・・

撮影2014.12.7


カラスウリの実

2014年12月19日 | 草の実-秋冬

すっかり葉を落とした梅の木にビッシリ絡みつき赤い実を一杯付けていた。

近頃の散歩道ではすっかり被写体になる野草も無く、手当たり次第に撮影してる感が強い。

カラスウりの花は夕方以降に花開くので中々おいそれとは撮影できないが・・・赤い実のほうはいつでも気軽に撮影出来る。

撮影2014.12.7


ニホンズイセン(日本水仙)

2014年12月18日 | 12月の花

寒さが日増しに強くなるこの頃、河川敷竹藪端のスイセンに花が咲きだした。

田舎では昔、どこの庭先にでも水仙の花は咲いていたものだが・・・、最近ではすっかり洋花がそれにとって変わって居る。

花の少ないこの時期、白と黄色の清楚な花は見る人の目を楽しませて呉れる。

白い六花弁に副花弁と呼ばれる黄色い筒状花が愛らしい。

地中海地方原産、  平安時代に遣唐使などによって持ち込まれたものが野生化して日本水仙になったとか・・・・。

撮影2014.12.9

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ヒガンバナ科/属名:スイセン属

この花について 属名の Narcissus は、泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出したと言うギリシャ神話の青年の名からきている。

スイセンは、多年草の球根植物で鱗茎(りんけい)から長さが20~30センチの数枚の扁平(へんぺい)な線形葉を出す。 

早春に叢生(そうせい)する葉の中央部から花茎(かけい)を長く出し、その花茎(かけい)の先に苞(ほう)がつき、中に直径3センチくらいの白色の芳香(ほうこう)のある花を横向きに数個つける。 

花には2~3センチの柄があり横方に伸びた長い花冠(かかん)筒部に続き、筒部の先に6花被片(かひへん)があり、中央には黄色のさかずき状の副花冠(ふくかかん)があり、雄しべ6、雌しべ1 。

この花には、種子が出来ないので、増殖は鱗茎(りんけい)による。


イヌガラシ

2014年12月17日 | 12月の花

昨日のスカシタゴボウにそっくりなイヌガラシの花。

葉も確かに裂け目がなく違うのだけど、殆ど同じ場所に混在してたりするので同種だと勘違いしたり

でもよく見ると花を開けて居るのはイヌガラシばかりでスカシタゴボウは蕾ばかりで殆ど花を開けて居ない。 

 実は確かにスカシタゴボウとは大違い。

細くて長くて、やっぱり尺取り虫の様・・・・。

撮影2014.12.6