棚田最上段、林縁に近い畦道にニョッキり頭をもたげていた。
春先に頭をもたげるワラビにも似ているが茎先が胞子葉が火焔の様に見えなくもない。
周りの草丈の低いことが生育条件であり、夏草の刈り取られる人里に育つ「人里植物」
しかし農業の荒廃が進む中、見つけ難く成って来た
撮影2013.11.17
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ハナヤスリ科 ハナワラビ属
日当たり良い土手、畦、草地などに生育する小型の冬緑性シダ、根茎は短く、直立し、葉を年に1枚出す。
葉は高さ10~55cm、担葉体は短く、長さ2~4cm、径約2mm、栄養葉と胞子葉が相接して出るように見える。
栄養葉の柄は長さ3~8cmあるいはそれ以上、無毛、葉身は3出状に3~4回羽状に深裂し、ほぼ5角形、鋭頭、長さ5~10cm、 幅8~12cm、暗緑色で、やや厚い革質