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TOEIC 長文読解(Part7)攻略の7つの秘訣 ②テスト付きの問題で演習する

2020-01-24 08:14:31 | TOEIC
長文読解の苦手な人は、Part7に苦手意識があり、TOEICのテストの中でも、一番つらい問題群かもしれません。

しかし、200問中54問を占めるもっとも大きなパートであるPart7対策をせずに、大幅な得点アップは難しいです。

7回シリーズで「TOEIC 長文読解(Part7)攻略の7つの秘訣」として、TOEIC Part7攻略するための7つの考え方、勉強法について書きます。TOEICの勉強の参考にしていただければ、嬉しいです。

第1の秘訣は、「正解率を高めるために精読する」でした。

続いて今回紹介する第2の秘訣、それは、「テスト付きの問題で演習する」です。

TOEIC長文読解対策は、「とにかくたくさんの英文に触れること」。これは、いろんな先生が書かれていることであり、私も異論はありません。

とにかくたくさんの英文に触れるために、

英文雑誌を読む
英字新聞を読む
ペーパーバック(もちろん英語の)を読む

というのは、定番の勉強法ですね。

大量の英文を読むことにより、英語を読むスピードも上がります。しかし、長文読解問題で得点アップを目指す際に気をつけなければならないことがあります、それは、「TOEIC読解問題では、正確に英文および文脈を理解していることが問われる」ことです。

英文雑誌を読んで、あるいは、英字新聞を読んで、

・細かいレベルまで理解して読んでいますか?
・誤解なく読めていると断言できますか?
・文章から示唆されていること(implyされていること、most likelyなこと)まで考えて読んでいますか?

上記の3つの質問にすべて「YES」と答えられるなら、英文雑誌や英字新聞の勉強だけで、十分TOEIC長文対策になるでしょう。でもそんな人は、ほんのひと握り、おそらく英語学習者の中の3%以下ではないでしょうか。

テストのついていない教材をよんでいたら、英文を正確に理解していないリスク、誤解しているリスク、示唆していることまで考えていないリスクという3つのリスクを伴います。

読んでも、完全に理解しているかどうか、自己判定が難しいのです。

では英文リーディングの3つのリスクを回避するにはどうしたらいいか? ここまで読んでいただいたらわかっていただけると思います。

テスト付きの長文を読むのです。

TOEICのPart7長文問題、英検の長文問題、大学入試の長文問題、クイズ付きの英文記事(英語教材などにあります)。テスト付きの教材は、いろいろあります。

その中でも、圧倒的におすすめなのが、TOEICのPart7の問題。

TOEICで出題されるような種類の文章を読むことができます。
TOEICで問われるレベルのテストがついています。
TOEICで問われるパターンのテストがついています。


同じテスト付きの英語長文の中でも、TOEICの勉強をする上では、圧倒的に得点アップのために効率の良い教材なのです。

では、Part7の問題として、何を使えばいいか?

一番のおすすめは、TOEIC公式問題集です。TOEIC公式問題集は、TOEICの運営会社が作っている問題集です。

通常の資格試験であれば、過去問が公開されていますが、TOEICは過去問が公開されていません。そこで、TOEIC公式問題集が、一番、本番に使い試験になるのです。

長文読解を攻略するには、テスト付きの問題をする。

テスト付きの問題の中でも、特にTOEIC公式問題集のPart7がおすすめ。

それが、今回紹介したかった、2つめの秘訣になります。

TOEIC公式問題集のPart7を精読演習して、TOEIC Part7の得点を大幅アップしましょう!




TOEIC 長文読解(Part7)攻略の7つの秘訣 ①正解率を高めるために精読する

2020-01-24 07:44:04 | TOEIC
TOEIC L&Rテストはリスニング(L)45分、リーディング(R)75分、2時間のテストです。

リーディングの大半である、後半54問は、Part7長文読解問題。 長文読解については、得意な人と不得意の人で大きく分かれるのではないでしょうか。

全然時間がない。
量が多すぎて圧倒される。
何の話かまったくわからない文章がある。
内容が頭に入らない。
単語がわからなかったので、理解できない。

長文読解の苦手な人は、Part7に苦手意識があり、TOEICのテストの中でも、一番つらい問題群かもしれません。

しかし、200問中54問を占めるもっとも大きなパートであるPart7対策をせずに、大幅な得点アップは難しいです。

そこで、7回シリーズで「TOEIC 長文読解(Part7)攻略の7つの秘訣」として、TOEIC Part7攻略するための7つの考え方、勉強法について書きます。TOEICの勉強の参考にしていただければ、嬉しいです。

7つの秘訣の1つめは、「正解率を高めるために精読する」

「時間があったら長文問題は解けるんだけど、時間がないから点数が上がらない。」とおっしゃっている方がいらっしゃいます。この長文問題は「解けるんだけど」っておっしゃっていますが、正解率何%のことを言っているのでしょうか?

もし時間をかけて解いたときの正解率が90%以下であれば、私はこう言いたい。「それって、時間が無いのが問題じゃないのでは?」

文法や語彙の問題の知識を問うPart5,Part6と違って、Part7は読解力、英文理解力を主に問います。中には、語彙力が必要な言い換えの問題もありますが、ほとんどは英文理解力を問う問題。暗記の要素よりも、理解力、情報処理力が求められます。

したがって、単語暗記をあまりできていなかったから、文法の細かい知識に穴があったから、といった理由で、長文読解の問題では不正解になりません。

細かい正確な知識を必要としない、ということは、すなわち、暗記や英語基礎力にダイレクトには引きずられず、満点を狙えるパートなのです。

まずは正解率90%を目指す。

これが大切です。それには、問題演習をしたあとの、精読が欠かせません。
精読とはどのレベルを言うか、
1)文章を読んで、文法や語彙がわからない部分がまったくない。
2)音読できる。
3)内容の要旨を説明できる。
4)何をしたくてこの文章が書かれたのかがわかる。

そういうレベルでの、読みを私はここで、「精読」と読んでいます。

1.そのためには、文章を読んでいてわからない単語は、チェックする。
2.文法がわからないところについても、日本語訳を参考にしながら、検討する。(文法的にわからない箇所があったら、質問できる人がいたた、質問できればなお良いです。)
3.音読する。
4.文章の要約をつぶやく、あるいは3行で書く。


少なくとも、上記の4つは実行したい。

数をこなすよりも、精読して文章を完全に理解する。それが、1つめの秘訣であり、最大の秘訣なのです。