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書評『一流の人をつくる 整える習慣』(小林弘幸著)

2020-01-16 08:36:02 | 書評


年末年始から年初にかけて、仕事と勉強と家庭でやることいっぱい。気ばかりあせるのをなんとかしたくて、手にした本ですが、結果として、とても役に立つ、すぐに役立った、自己管理の本です。

自律神経とは、
交感神経は「体を活動的にするための神経」
副交感神経は「体を落ち着かせて、休めるための神経」

この本では、この交感神経と副交感神経がともに高い状態にすることにより、仕事や生活を改善することを目指しています。

自律神経を整えるための方法が1から80まで書かれています。それぞれの方法を、いつでも好きな箇所から読めるので、とても読みやすい本です。

この中から、特に、私が自分の自律神経を整えるために気をつけたいと思ったことを、5つ挙げます。

12 「帰る前の片付け」を儀式にする
明日仕事を始めやすくするだけでなく、体をオンモードからオフモードに切り替えるのにも役立ちます。

会社を変えるときは、バタバタと机の上のものを片付けてPCを切って走るように帰る事が多いですが、帰る前の片付けを丁寧にやりたいと感じました。

32 人と会うときは相手の「バックボーン」を考える
訪問客と会うとき、会社の同僚と打ち合わせをするとき、相手はどのように考えて私に会いに来ているか?
それを考えるだけで、自律神経が整い始めます。

「この人は今、どんな気持ちなのかな」一瞬、それを考えるだけで、心が安らぐことを実感しました。意識していきたいと思います。

37 一杯の水が体調を取り戻す
体全体に水分が行き渡るようなイメージをしつつ、意識して水を飲むと、さらに良いとのことです。

私は仕事をするときは、ペットボトルの水を手元においていますが、会社を出るときに、水を飲みきったときは、調子が良いということに気づきました。
特に寒い季節は、そんなに喉が渇くわけではありませんが、意識して水を飲みたいと思います。

40 座っている時間が長いほど早く死ぬ
1時間に1回は席を立って休憩するのが大事です。

この言葉は衝撃的です。私の仕事は、まさに一日中座っている「座っている時間が長い」仕事。
早く死なないよう、意識して体を動かしたいと思います。
トイレに行ったときにストレッチする、階段を上り下りする、そんな簡単なことを、意識して取り入れたいと思います。

64 イライラした時は「日光のサル」になりきる
イライラした時は、まずは黙る。見ざる、言わざる、聞かざるにつとめる。

私も30年の社会人経験を経て身につけたこの方法を、うまく表現しているな、と思いました。
イライラし始めたら、日光のサルを思い出したいと思います。

仕事や勉強のパフォーマンスが落ちてきたら、改善するためのアクションを取る前に、まずは「整えてみる」!

整えることの大切さを学び、再確認できました。
良い時期に良い本に出会えたことに感謝です。