読書と資格試験挑戦で夢をかなえるブログ

資格試験・読書で夢をかなえる人を応援するブログ

書評『英語力はメンタルで決まる 自分が変わる英語学習のコツ』(西田大著)

2020-01-13 10:21:00 | 書評


英語学習の厳しさと、英語力を上げるための方法を書いた本。

著者は、英検1級、TOEIC990点、通訳案内士の英語資格三冠王で、高校の英語教師の西田大さん。

音読は最低でも30回はやろう。

TOEICは年間10回受けよう。

TEDトークは、同じものを50回聞こう

いずれも、TOEIC800点くらいまでの人には、なかなか難しいです。
そもそも、西田さんの考え方は、
「質より量で努力しよう」に結集されています。

できるだけ、楽に英語力をあげたいという人には、あまりに厳しい英語学習法かもしれません。

しかし、音読30回は厳しくても、基本的な学習方法と勉強法については、効率的に学習するための参考になることがいっぱいです。

その中でも、特に参考になるのは、

リスニングは、「スクリプト」「日本語訳」「内容一致問題」がそろった教材で勉強する。

リーディングは、TOEIC公式問題集で勉強する。

生の英語を聴きたかったら、TEDトークを聴く。

です。

洋画や海外ドラマをたくさん観る、いろいろ聞くことを勧める本は多くあります。西田さんは、あくまでも日本語訳や問題が揃ったもので勉強するのが、効率的だと言っているのです。

たしかに、聞いてもわからないものを聞き流していても勉強になりません。

英語学習初心者の方には、勉強法のエッセンスを学ぶために、

英語学習上級者の人には、自分の学習に喝をいれるために、

どんなレベルの学習者に人にもおすすめの本です。



映画評『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

2020-01-13 09:01:00 | 映画評
これほどクレイジーでおバカな映画は見たことがありません。今回見るのが、3回目。

めちゃくちゃ下品な内容なのに、ストーリー構成が緻密で、いろんな伏線をはりめぐらせ、すべての伏線が回収されていきます。1つの映画としても、とても楽しめます。

はめを外した翌日にしらふに戻って、謎を解きながらも、さらにトラブルに巻き込まれていきます。その時の、おバカな仲間たちの反応、言葉が、またクレイジーで笑えます。

シリーズは3作ありますが、いずれも、エンドロールで、記憶をなくしていた時間に起こっっていたときの写真を観ます。これが、本当に笑えます。

主演の1人であるブラッドリー・クーパーはアリー/スター誕生では監督兼主演男優もやっていますが、どうもハングオーバーの印象が強すぎるんですおね。

それほど、印象の強い映画です。



書評『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』(上岡正明著)

2020-01-13 08:43:00 | 書評


読書の本の中でも、アクションを重視したシンプルな読書法を力強い言葉で綴った本です。

著者は、高速読書で知識を身につけ、コンサルティング会社を創業したコンサルタントです。

この本のすごいことは、曖昧な部分をなくして、シンプルに、実践しやすい読書法を展開しているところです。

読書をする前に、目的意識と課題意識を明確に持つ

高速読書をはじめる前に、まずは、自分の人生の目的、願望、課題、手に入れたいスキルやポジションを明確にする。

そして、そういった自分の目的・課題にあった本だけを読む。

これは、この読書法の前提になる、とても重要な点ですね。「ベストセラーだから」「なんとなく面白そう」というのではなく、自分の目的にあったものを読む、という基本的な姿勢が大切です。

高速読書では、場所と時間を変えて3回、合計30分で読む

高速読書の具体的な読書法は、言ってしまえば、これだけなんです。

だけど、その中には、たくさんの重要なノウハウ、エッセンスがつまっています。

・1回目は15分で読む ータイムプレッシャーを活用する。
・2回目は青ペンで書きなぐりながら読む ーエピソード記憶
・3回目は、行動計画を書く。 ーアクション=アウトプット最重視

3回目の読書では、アウツプットノートを書く

書くことは、以下の4つのみ。
・本を読む目的
・読んだ本、著者について
・エッセンス 箇条書き
・行動計画 箇条書き

アウトプットノートと名付けていますが、ブログやSNSで発信するためのノートではなく、行動を起こすためのノートです。

読書法の中では、とてもシンプルで実践的な読書法の本です。

大学生の方、若手ビジネスマン(35歳くらいまで)の方には、特におすすめですが、40代、50代の方にも、自分の読書に「喝を入れる」ためにも、おすすめです!