おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

【元日】東京~金沢 13時間30分の記録

2010年01月02日 00時59分59秒 | 旅路
まさか、年のはじめからこんなことになるとは思いませんでした。

東京の自宅を出たのが午前10時。
金沢駅に到着したのが夜11時30分頃。
妻の実家に到着できたのは日付が変わる直前でした。

今思えば、飛行機で小松空港に向かっていればこんなことには…。

朝、快晴の空の下、自宅から東京駅に向かいました。
意気揚々と上越新幹線「とき」に乗り込んで、「越後湯沢」へ。



順調だったのはここまででした。
越後湯沢近く、トンネルを抜けるとそこは雪・雪・雪。
降りる間際になって、車内アナウンスでこのあと乗る「はくたか」が雪のため動かないとの知らせ。

さらに、越後湯沢駅員の対応の悪いこと悪いこと…。
何がどうなって、どう手続きすればいいのか全くわからない。
そりゃ乗客もそろって苛立つよな…と思いました。
細かく書き出すと枚挙にいとまがないので省略。
でも駅の施設は綺麗だし、立派だし、気に入りました。

さて、しばらく越後湯沢駅で復旧を待ちましたが、
除雪がいつ終わるのかまったく見込みがたたないとのこと。
かつ、新潟の「長岡」まで行けば違う「はくたか」で金沢に行けると…(疑)。


本当に金沢から敢えて遠ざからなければならないのか疑問を抱きつつも、
仕方がないので同じ境遇の人達でラッシュアワー状態になった新幹線に乗り込み、
デッキに立ちっぱなしで「長岡」へ。

当然ながら「長岡」には越後湯沢で行き止まりをくらった人たちが続々集結。
しかも、乗り換える目論見の「はくたか」も雪のため「長岡」に来ない!
延々と復旧を待つ選択肢もありましたが、その後も順調に進むとは考えられなかったので、
今回は東京に戻ろうということにしました。
もちろん、このファイナルアンサーを金沢のご両親に電話で伝えたところ、
電話口のお義父さんからは落胆の声が…。

よっぽど楽しみにしていてくれたんだな…と感じ、
東京に向かうMAXの車内で妻と相談。


せっかくここまで頑張ったのだから、後悔しないように意地でも行ってやろう!
ということに決定。

東京駅では一旦、越後湯沢経由の東京~金沢間の料金を払戻してもらい、
(目的地にたどり着けなかったので全額返ってくるんですね)
今度は米原経由の金沢行きの切符を購入。




同時刻、金沢から逆に東京に戻ってくるmfさんのブログで、
米原も結構雪の影響を受けていると知ったので、乗り継ぎに余裕がでるようにしました。

まずは、「のぞみ」で名古屋へ。
そこから「こだま」に乗り換えて米原へ。
この名古屋~米原間が30分位遅れました。



そして、米原からは「しらさぎ」で金沢へ。
乗り継ぎ待ちをした関係で、定刻から25分遅れての金沢到着。

「ようやく着けた~」という思いで一杯でした。
ちなみに、ほぼ同じ時刻に長岡で乗ろうとしていた「はくたか」も金沢に到着。
いったいどれだけ遅れたことか…。
ずうっと座ってこれただけ、一度東京に戻って正解だったなぁと思いました。


あと、もう二度と冬の“日本海回り”は使うまいと心に決めました。


ま、記憶にも残ったし、金沢のご両親が喜んでくれたのは良かったかな。
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1 コメント

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わ~ (mf)
2010-01-08 22:28:21
こうして読み返すとやはり大変な道程でしたね。
長岡まで出られたんですね。本当にお疲れさまでした。
例年は正月にここまで雪は降らないんですが
今年は大みそかに随分降りましたからねぇ。

にしても越後湯沢の職員め!
うまく誘導すれば皆もっと快適に移動できたかもしれないのに。
というかそもそも新幹線に乗る時点で「はくたか」の運行状況について
予測ができてもよさそうなものを。
でもお義父さんが喜んでくださったから
頑張って帰ってよかったですね
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