開業医の妻のたわごと

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@妄想女なり

@人間万事塞翁が馬

今日、嬉しい事がありました

2008年10月20日 22時48分26秒 | Weblog
今日の午後、

市役所(家から約1・5km)に用事があったので、

チャリンコに乗って玄関から飛び出した。


と、後方から、勤務が15時終了のスタッフA子の声が。

(A子は36歳←12人居るうちのスタッフの最年少。うちは全員ババア・笑)


「おくさ~~~ん!」

って、大声で呼ぶものだから、50m程こいだ地点で止まり、

職員出入り口に立つ彼女の元へ戻った。


私が「なあに?」と言うと

A子は

「イエ、何にもないんです。姿を見つけて嬉しかったんで呼んでみたんです。」

とニコニコして答えた。

(エッ?私の事、好き?笑)


次に「奥さん、どこへ行くんですか?」って訊いてきたので、

アヤシイ場所に行くのではない私は、胸をはって

「市役所ですよ~。」って答えたんです。


すると、彼女から次のような優しい言葉が。

「え?自転車で?遠いから行ってあげますよ。乗って行って下さい。」

(実は少し前から私は時々めまいがするので最近は車の運転を止めている)


いつもの私なら

「人には決して甘えない」

まして、「スタッフを私用につきあわせてはいけない」と思っているので、

即、断るところなのだが、


今日はチト風邪気味で、

しかも、そのスタッフが私の大好きな子だったので

(へへ、えこひいきは絶対あきまへん。これは学校の先生でも経営者でも。
 心の中で贔屓してるだけどす・笑)

断りつつも、つい彼女の車のほうへ近づいてしまった。


助手席に乗った時、何だか、涙がこぼれそうになった。


最近の私、体が弱っている為か(若いのに?チト更年期障害で)、

涙もろいんだよなあ。

嬉しかった、心から。



それで、以前の車送迎関係の出来事をふたつ思い出した。

私は乳ガンの疑いで数年前に近くの公立病院で日帰り手術をしたことを

前にこのブログに書いたが、

その時は自分で運転して行って、運転して帰った。


後日、親友のB子にその話をすると、

彼女は目にいっぱい涙を溜めて私に言った

「言ってくれたら、送迎したのに・・・。

言ってくれなかった事が悲しい・・・。」


そうだったの・・・ごめんね。そして、ありがとう。


人に頼ってばかりの人生を送ってきた私は、

40歳過ぎてからは、強く生きようって決心して、

ほんのちょっとだけ強くなっていたんだけど、

甘えられる時は甘るべきだったのだ・・・と、

その時悟ったんだ。


嬉しかった、友の涙。



もうひとつは1年ほど前のある日のこと。

近くのスーパー(徒歩15分)で、

別の友人C子に会った時、

C子も

「そんなに荷物いっぱいで歩けないでしょ。乗せて行ってあげるわ。」

と言ってくれた。


その時も私は

「人に甘えちゃいかんと思うの。あなたの時間も割いて迷惑をかけるから。

だからいいわ。」とC子に向かって、そう言い放った。


すると、姉御肌のC子が私に説教してきた。

「あんたね、こっちが乗せてあげようって言うてんねんから、

気持ち良く乗ればいいのよ。あんたが、『乗せてぇ~!』って

おねだりしてるのじゃないのだから。」と言ってくれた。


で、乗せてもらったの。

その時も人の優しさが身にしみて涙がこぼれそうになった。



へへ、私って、結構、強がり言ってるけど、

実は人の優しさにメッチャ弱いねん・・・・・。
コメント (4)
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