るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

N.Y.先生の講座とピアノランド

2006-05-09 | ピアノランド
母の介護で取り紛れているけど、今日はお勉強デイ。
思い切って行ってよかったです。

お題はブルクミュラー。
拍の感じ方、手の使い方、和声分析とその感じ方・・・etc
ネタを惜しげもなく披露してくださる。
テンポも速くついていくのは大変だけど、そこは大阪人で笑いのツボも押さえていて
とても楽しい講座でした。

ピアノランドとの共通点も多々あって
「それはぶらりんこのホイをしながら弾くという事ね」
「ハンドタッチで歌わせるということね」
「和声が変わったらエネルギーを感じて弾くという事ね」
と勉強会で教わったことと繋がってきます。

もちろんN.Y.先生独特のコメントもたくさんありますが
レスナーでありピアニストとして体得されている内容が
ピアノランドのメソッドの中ではわかりやすい言葉で子どもに伝えられ、
しかも楽しんで子どもたちが取り組めるように考えられているというところが
ピアノランドのすごさだと再認識しました。


一昨日書いたピアノランドの事について、誤解を招きやすい表現があったので
もう一度書き直します。

========引用=========================
その簡単そうに見える曲を弾かせるために、傍らでどんな弾く為の準備を子どもにしつけていくか、
それをせずに「音を弾けてマル」だけで進めると大きな壁にぶつかってしまう。
特に3巻からがピアノランドらしいリズミカルでノリのいい、
本領発揮の曲が出てくるので、3巻をスムーズに進めるか、もたもたするかは
それまでの指導がきちんと出来ていたかどうかの大きな目安になります。
========引用ここまで==================


    ↑
これについて もう少しきちんと書きます。

ピアノランドは単なる曲集ではなく、メソッドになっていて、
ランドと併用していく「テクニック」のテキストがあり、
併用してレッスンすることで3巻以降にスムーズに進める力がつくように
考えられています。
初心者のための 「プレ・ピアノランド」で二段階導入法をやれば、
はじめから悪い癖もつかないので、先生がメソッドとして使えるような勉強をしたら、
本当に実力がついていくのに、と残念に思います。
3巻からは、いろんなジャンルや曲想があって、おもしろくなるところですから、
伴奏パートも練習して生徒と連弾してさらに楽しくレッスンが出来るといいですね。

ということなんです。
言葉足らずですが、また質問等ありましたらお尋ねくださいね。