不動産賃貸会社に入社して2年後くらいだったと思います(^^;;
私は本社で家賃回収業務をしておりましたが営業店は賃貸仲介営業が主な仕事です。
部屋を借りるお客様は様々な方がおられます。
そんな、ある日。
とある営業店の店長から電話をたまたま受けたのですが。
『Y係長、少し伺いますが、 ○○市の△町って校区は大丈夫ですかね?』と。
私はピンと来ましたが『大丈夫って何の事ですか?』と、惚けてみたのです。
惚けると電話を切ってくれるかな?と思いましてね(^^;;でも切ってくれなかったんです。
これが後々、大ごとになるとは。
この時点では想像もしていませんでした。
『校区ですよ。わかるでしょ?』店長は突っ込んできたので『その市は貴方の管轄店舗じゃないですか?私に聞かなくても分かるでしょ!』と返すと『私は地元じゃないし、ここは滅多に賃貸で借りるお客様はいないんです!』
確かに市内といっても外れの方なのです。
周りは住宅地で戸建住宅が整然と立ち並ぶエリアで賃貸アパートやマンションが非常に少ない地域でした。
大手不動産会社が、その昔、切り開き開発した街ですが少し入ると昔ながらの家屋もあったり。
でも川を挟んで東側は被差別なのです。
小学校は周辺に三校ありまして。
その内の2校は住宅地の子供と被差別の子供が通学する学校です。
『校区などお客様にリサーチさせたらええやん。』と言ったのですが店長はお客様に回答すると言ったと言うのです。
私は渋々、『ほかの物件を、それとなく勧めてみたら?』と遠回しに伝えたのですが。店長は鈍いのか『あ、ってことは大丈夫じゃないんですね。』と。
デリケートなことなので。『どう判断するかは店長やから。』と言って電話を切りました。
そして数日後。
臨時店長会議が開かれました。
専務はカンカンに怒ったそうです。
臨時店長会議は、その店長がお客様から校区を尋ねられ、そこの校区が、どのような校区が伝えたとのこと。
聞いたお客様が、その事を友達に話され、その友達から周り回って、営業店に、その関係者の方々から苦情が入ったのでした。
当然、店長では事態を治める事が出来なくなり営業部長、専務が、その関係者との対応をしたのです。
やっとの事で治ったのですが関係者から行政へ連絡が行き、行政から会社は全管理職への教育をするよう指示が下りたのです。
会社は2日に渡り、行政から人を招いて全管理職に被差別についてのレクチャーを受けたのです。
この店長の軽はずみな一言が事の発端でしたが
事の詳しい顛末は私達管理職には知らされてはいません。
しかしながら臨時店長会議の席で専務は店長全員に対し厳しく注意喚起があったとは聞いていました。
大変、デリケートな事なのは知っていながらも、この問題については。
もっと真摯に受け止め、
差別や偏見を1日でも早くなくしていかなければならないと。
勉強会を終えて、つくづく思ったのでした。
私は本社で家賃回収業務をしておりましたが営業店は賃貸仲介営業が主な仕事です。
部屋を借りるお客様は様々な方がおられます。
そんな、ある日。
とある営業店の店長から電話をたまたま受けたのですが。
『Y係長、少し伺いますが、 ○○市の△町って校区は大丈夫ですかね?』と。
私はピンと来ましたが『大丈夫って何の事ですか?』と、惚けてみたのです。
惚けると電話を切ってくれるかな?と思いましてね(^^;;でも切ってくれなかったんです。
これが後々、大ごとになるとは。
この時点では想像もしていませんでした。
『校区ですよ。わかるでしょ?』店長は突っ込んできたので『その市は貴方の管轄店舗じゃないですか?私に聞かなくても分かるでしょ!』と返すと『私は地元じゃないし、ここは滅多に賃貸で借りるお客様はいないんです!』
確かに市内といっても外れの方なのです。
周りは住宅地で戸建住宅が整然と立ち並ぶエリアで賃貸アパートやマンションが非常に少ない地域でした。
大手不動産会社が、その昔、切り開き開発した街ですが少し入ると昔ながらの家屋もあったり。
でも川を挟んで東側は被差別なのです。
小学校は周辺に三校ありまして。
その内の2校は住宅地の子供と被差別の子供が通学する学校です。
『校区などお客様にリサーチさせたらええやん。』と言ったのですが店長はお客様に回答すると言ったと言うのです。
私は渋々、『ほかの物件を、それとなく勧めてみたら?』と遠回しに伝えたのですが。店長は鈍いのか『あ、ってことは大丈夫じゃないんですね。』と。
デリケートなことなので。『どう判断するかは店長やから。』と言って電話を切りました。
そして数日後。
臨時店長会議が開かれました。
専務はカンカンに怒ったそうです。
臨時店長会議は、その店長がお客様から校区を尋ねられ、そこの校区が、どのような校区が伝えたとのこと。
聞いたお客様が、その事を友達に話され、その友達から周り回って、営業店に、その関係者の方々から苦情が入ったのでした。
当然、店長では事態を治める事が出来なくなり営業部長、専務が、その関係者との対応をしたのです。
やっとの事で治ったのですが関係者から行政へ連絡が行き、行政から会社は全管理職への教育をするよう指示が下りたのです。
会社は2日に渡り、行政から人を招いて全管理職に被差別についてのレクチャーを受けたのです。
この店長の軽はずみな一言が事の発端でしたが
事の詳しい顛末は私達管理職には知らされてはいません。
しかしながら臨時店長会議の席で専務は店長全員に対し厳しく注意喚起があったとは聞いていました。
大変、デリケートな事なのは知っていながらも、この問題については。
もっと真摯に受け止め、
差別や偏見を1日でも早くなくしていかなければならないと。
勉強会を終えて、つくづく思ったのでした。