日本映画専門チャンネルではゴジラシリーズの東宝チャンピオンまつ
りver.(短縮版)の放映がされたが、次はゴジラシリーズ以外の東宝
特撮作品のチャンピオンまつりver.も放映。キンクコングの逆襲の東
宝チャンピオンまつりver.(1973年)を録画しディスク化した際には
1時間という上映時間の短さに驚いた。もともとはゴジラとの対決映
画のために東宝はアメリカの映画会社からキンクコングの使用権を5
年の約束で借り受けてたのだが、せっかくの使用権なのでゴジラが絡
まないキングコング主役の映画も作っていたのだ。なんと東宝映画ら
しく、メカニコングというロボット怪獣も登場している。その上映時
間は東宝チャンピオンまつり(1973年)ではなんと正確には59分。併
映のアニメのために45分もカットされていたのだ。全長版は放映され
なかったのか見落したのかは分からないが、全長版を観たくなるのが
心情。オフィシャル配信かレンタルにするか迷ったが、結局は韓国の
パ〇〇ラという無許可サイトで発見しダウンロードできた。これは合
法ではないので内緒だが、このサイトでのダウンロードの際は、プレ
イヤーで再生と同時にダウンロードソフトを起動すると失敗する事が
多い。データを吸い込む力に供給する力が追い付かないからだろう。
ストーリーの終りの方までマウスポインター(指マークか矢印マーク)
で引っ張ってプレイヤーにデータを多めに入れてからダウンローソフ
トを動かせば失敗しないと思う。映画の内容はアメリカのオリジナル
よろしくコングとヒロインの恋愛?が主軸だが、後に死神博士を演じ
る天本英世氏(えいせいと読む)の怪演する科学者も見所だ。筆者は
1973年の東宝チャンピオンまつりを知っている世代だが映画館には行
っていない。その映画の直後の、国連や自衛隊のメカゴジラでなく侵
略者のメカゴジラ(初代)が登場するゴジラ対メカゴジラ(1974年)
やメカゴジラの逆襲(1975年)と同様にキングコングの逆襲も東宝チ
ャンピオンまつり用の上映時間短めの新作と思っていた。しかしメカ
ゴジラ2作が80分以上の上映時間に対してキンクコングが59分では短
すぎる。調べたら全長版が存在し1967年公開作品の短縮版と先日知っ
たのだ。筆者は1967年には物心はついておらず1973-5年には怪獣とは
離れており、メカゴジラのアイデアを元にメカニコングが誕生したと
ずっと思い込んでいたが、実はメカニコングの方が全長版と東宝チャ
ンピオンver.短縮版を含めて先だったのだ。知らなくても普段の生活
に問題ないけど…(負け惜しみ)。
~PS~
実は12月半ばに書いて出す機会をうかがっていた記事。現在、
夏のジオウの映画のレポート前後編2本を熱筆中!