● 左からシャイニングのスーパーモード・ゴッドの明鏡止水・ゴッドガンダム ●
本来はリアルな戦争描写が売りだったガンダムだが、Gガンダムは格闘
ヒーロー路線に変更された。本来のガンダムの続編に当たらないのでタ
イトル前半の機動戦士は機動武闘伝に変更。本来のガンダムとは別の歴
史観のガンダムは機動戦士を名乗らないアナザーガンダムとされた…た
だし、毎日放送がメインの局になった21世紀作品から別の歴史観のガン
ダムも機動戦士を名乗って良い事になった。結局は受け入れてくれた毎
日放送の顔を立てて富野監督が折れたのだ。Gガンダムに話を戻そう。
画風も大胆な新基軸がとられた。ガンダムというより仮面ライダーマニ
アで知られる炎の転校生の島本和彦氏にキャラクター原案を依頼。格闘
ヒーロー物へと舵を切るのに相応しい画風が採用された。で…反応は、
予想通り「ガンダムの名前だけ使って勝手な商売をするな!」という苦
情の嵐!しかし、玩具やプラモの売れ行きは好調ゆえに、後半は更に路
線変更が行われる。ガンダムファイトの設定自体がかなりあやふやだっ
たのだ。地球上でガンダムファイトして建物や人命に被害が出ても不問
という恐ろしい設定なのに、ガンダムファイトに勝ってもポイントが貯
まる気配はない。これでは破壊者とののしられるより隠れていた方がい
い。事実、風車に擬態して敵が減るのを待ってたズルいガンダムもいた
のだ。ここは週に2回以上ファイトをしない者は失格にする設定を作る
べきだった考える。後半は主役ガンダムをシャイニングガンダムからゴ
ッドガンダムに交代し、舞台は香港の大会会場を移し戦争物の雰囲気は
完全になくなっていった。以下は、その3で!
~長いPS~
ラストはフィギュアの解説。左から、前半主役のシャイニングガンダム
のスーパーモード時の食玩のコンバージ。金色なのはゴッドガンダムが
明鏡止水に入った姿。食玩のスタンダート。この食玩は価格が高いので
売りにくかったのか?箱が大きくなったが中身の大きさはご覧の通りガ
シャポンと大差なく、塗装も雑なので罵詈雑言だったと記憶する。ラス
トはゴッドガンダムの食玩のコンバージ。残念ながら羽根?の片方は紛
失…でも気付かれないかな?(撮影から数日後に見つかる)その3以外
でも2つGガンの玩具記事を準備中だ。