縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

驚きと衝撃の国、ギリシャ

2006-04-10 22:50:55 | もう一度行きたい
 昨日のソクラテス繋がりで、今日はアテネの話。ギリシャの第1回(注:第2回があるかどうかは不明)ということで、まずはギリシャで驚いたこと、衝撃を受けたことを紹介したい。

 まず一つ目、バスでの出来事。空港からアテネ市内へと向かうバスでの話。バスは空いていた。乗客は10人くらいだっただろうか。僕は一人で一番後ろの広い席に座っていた。そこに、僕の横の方に、男性の二人連れがやって来た。だけどどこか様子がおかしい。そう、二人でお互いの体を撫でたり、しまいにはキスをしたりしている。すごい、公衆の面前なのに、やっぱり外国は違う。
 本人たちは楽しいのだろうが、傍で見ている、それも幸か不幸かその趣味のない僕にとっては、あまり気持ちの良いものではない。もっとも、古代ギリシャの時代から美しい少年をはべらすといった伝統(?)があるので、これもギリシャでは問題ないのだろうか。
 これがまさにギリシャの旅のスタート、驚きの始まりだった。

 二つ目、ギリシャ人の習慣について。ギリシャ人は外で食事をするのが好きだ。確かに緑の中とか、海辺やプール・サイドとかいうのなら話はわかる。しかし、彼らは道端、それも自動車がすぐ横を通り埃や排気ガスのひどい中で食事している。まるで我慢比べでもしているかのようだ。
 もう一つは全く違うギリシャ人の側面である。僕はタクシーに乗っていた。陽気な運転手さんで水を飲まないかとPETボトルを勧めてきたり、ギリシャ語や片言の英語で引っ切り無しに話している。で、突然、彼が静かになったと思えば、うつむいてハンドルから手を離した。おい、ちょっと待ってくれ、危ないぞ。なんと、彼は十字を切っていた。道路の横には教会。遠くビザンチン帝国の流れを汲むギリシャ人、信仰に篤い。でも安全にも気を遣って欲しい。

 三つ目は犬。正直これは恐かった。犬といっても野良犬である。パルテノン神殿へと向かうアクロポリスの辺りには大きな野良犬が群がっていた。あんな犬、1匹だけでも十分恐いのに、集団でいるなんて反則である。ただ行ったのはオリンピックの前なので、今は野良犬達はもういないかもしれない。

 最後は日差し。ギリシャの日差しは強烈だ。僕は船に乗っていた。で、誤ってデッキで寝てしまったのである。気が付くと両足は真っ赤。軽いやけどのようだ。ホテルに戻って水風呂に入ったものの腫れはなかなか引かない。擦れるととても痛い。その翌日は大変だった。なるべく日陰を探しては歩き、博物館など室内で時間をつぶすなど、燦々と輝く太陽の下、僕は日陰者の生活を送った。
 ところで、その日、デッキの僕の隣でアメリカ人がやっぱり寝ていたのだが、彼は日焼けは大丈夫だったのだろうか。黒人は日焼けしない? それとも、肌が黒いと光をよく吸収し、更に日焼けする? でも日焼けに苦しむアフリカ人の話など聞いたことがないし。本当のところ、どうなのだろう。

 えっ、これだとギリシャの観光のことが何もわからない、って。そう思われたあなた、ガイドブックをご覧下さい。この“もう一度行きたい”はガイドブックには書いてないことを書くブログなのです。あしからず。
(というか、本当は行ったの結構前だし、観光名所の話とか詳しく書けないので、個人的な経験を書いたのです。申し訳ありません。)

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