
以前、誤解されがちなSteve Vai(スティーヴ・ヴァイ)師のパンピー懐柔策と称し、シリーズモノで記事を書いたことがあります。
今思うと、変態は変態らしく(笑)己の道を突き進んで行ってもらうのが一番かな?なんて思ったりもしてます。
色々聴いてきた中で、私自身に最もしっくりくるおかしさ(?)は、このヴァイ師がダントツかもしれません。(笑)

例によって、パーソナル・データのおさらいです。
'60年6月6日ニューヨーク州カール・プレイス生まれの現在46歳・・意外と若いんですね。(笑)
・・て、ことは、このソロデヴュー作は24歳でリリースしたんかい!?
Joe Satriani(ジョー・サトリアニ)は彼のギターの師匠ですが、同時に6歳上の友人でもあったようで、その彼にギターを教えてもらいながら、バークリー音楽院に飛級で入学したようですね。
在学中にFrank Zappa(フランク・ザッパ)に採譜能力を売り込み認められ、バンドに招かれて筋金入りの変態に成長した訳ですね。(笑)
そして'82年にバンドを脱退を脱退し制作したのがこの作品‘Steve Vai's Flexable’となります。
ちなみに、Alcatrazz(アルカトラス)への参加はこの作品リリースと同年の'84年で、その翌年にはDave Lee Roth(デイヴ・リー・ロス)と合流することになります。
そんな意味でも重要な作品なんですが、先に申し上げておきますと、これは一般にお勧めできる類のモノではないかもしれません。
多分に趣味色が濃すぎるんですよね・・やっぱ、Dave Lee Rothの‘Eat'em And Smile’あたりをお聞きになってから体験されることをお勧めします。
そんなこの作品はかなりZappa色が濃く、やはりというべきか、バックはほとんどZappa Familyで固めてますネ。
【Flex・・多分A面って意味】
1.Little Green Men
Steve Vai(g,vo,b,sub-kb,d-prog) Scott Collard(kb) Paul Lemcke(kb) Stuart Hamm(vo,cho) Irney Rantin&Uasula Rayven(Bob&Suzannah Harris)(vo) Bob Harris(trumpet) Greg Degler(flute) Larry Crane(p-xylophone,vibes)
倍回しでエイリアン・・2+3+4拍=9拍のはずなのにリズムがとれないのはなぜ?
後半はあの‘未知との遭遇’のテーマで遊んでます・・この辺からかなりキツい状況が垣間見える訳ですネ。
2.Viv Woman (dedicated to Vivian Carley)
S.V.(g,b) S.Hamm(b) Chris Frazier(d) Pia Maiocco(vo) B.Harris(trumpet)
ポップでヘヴィーでキャッチーなギターインスト曲・・唯一普通っぽい曲かもしれません。
意外とTVで使われており、聞けばどこかで聞いたなあって感じもするハズですよ。
途中の‘Just Go For It!’というヴォイスは結婚前の奥様Piaのサンプリング・ヴォイスで、後日The Ultra Zone('99) #5‘Jibboom’でも再登場します。
3.Lovers Are Crazy
S.V.(g,vo,b,kb,d-prog,per) Rantin&Rayven(bg-vo) B.Harris(trumpet) G.Degler(sax)
まるでZappaみたいなバラード・・自ら歌ってます・・妙に心地よいのは私が変だから?
4.Salamanders In The Sun
S.V.(g,c-sitar,kb,d-prog) Peggy Foster(fretless-b) G.Degler(flute,Clarinet) L.Crane(per)
若干変態的ですが、シンフォニックな匂いもするかわいいワルツです。
5.The Boy/Girl Song
S.V.(g,b) Rantin&Rayven(vo) C.Frazier(d) B.Harris(trumpet) G.Degler(sax)
ランティン&レイヴィンによる男女の掛け合いとなるポップな唄モノ・・何かのパロディか?
【Able・・B面なんでしょうネ】
6.The Attitude Song
S.V.(g) S.Hamm(b) C.Frazier(d)
ソロライヴでもいまだによく演ってる曲ですね。
元は‘The Night Before’ってタイトルだったようです。
・・一押しかな、やっぱ。
7.Call It Sleep(dedicated to the beautiful memory of Lory Goode & Mary Savage)
S.V.(g) Scott Collard(rhodes) S.Hamm(b) Pete Zeldman(d)
この作品からすでにThe 7th Songはバラードが鉄則となってます。
凄く大人びてセクシーな曲ですが、既に高校生の頃に書かれていた曲だそうです。
8.Junkie
S.V.(g) B.Harris(vo) Rantin&Rayven(bg-vo) S.Hamm(bg-vo) L.Crane(bells,vibes) S.Collard(kb) Chad Wackerman(d)
タイトルどおりの歌詞内容です。
この曲には、後日Holdsworth先生と合流することになるChad Wackerman(チャド・ワッカーマン:d)が参加してます。
Vaiが書いたスコア通りに叩いてるハズなんでイマイチ地味ですが、彼の持ち味は充分生かされてますね。
9.Bill's Private Parts
Billy James(d,per)
タイコ遊び・・意味不明。
10.Next Stop Earth
S.V.(aliens)
ギター2本でおしゃべりしてます・・後年炸裂するギター・トーキングの原型がこれなんですネ!
Alien Love Storyってスペース・オペラ用に書いた曲の一部だそうです・・多分冗談だとは思いますがネ。
・・ん~、次点!って曲になってないけど凄い技です、ホント。
11.There's Something Dead In Here
S.V.(g.kb.d-prog)
まさにZappa的・・かなりキツいエンディングですが・・。
【Bonus Tracks】
12.So Happy
13.Bledsoe Bluvd
14.Burnin' Down The Mountain
15.Chronic Insomnia
以上のボートラはあまりにキツいんで、後日機会があれば‘Left Overs’でまた紹介しましょう。
・・とりあえず、今回パス!

この作品のリリース元は、Akashic Recordsとなっており、先日のサトちゃんの1stと同じです。
・・つまりサトちゃんのソロ・デヴューをヴァイ師が導いた訳ですね。
また、その後の2nd作のリリース元はRerativity Recordsに移り、サトちゃんも同様のディールを得ることになります。
この辺のレーヴェル同士の関係も調べてみれば面白いかもしれませんね。
・・ネタが尽きたらまた考えてみます。(笑)
今思うと、変態は変態らしく(笑)己の道を突き進んで行ってもらうのが一番かな?なんて思ったりもしてます。
色々聴いてきた中で、私自身に最もしっくりくるおかしさ(?)は、このヴァイ師がダントツかもしれません。(笑)

例によって、パーソナル・データのおさらいです。
'60年6月6日ニューヨーク州カール・プレイス生まれの現在46歳・・意外と若いんですね。(笑)
・・て、ことは、このソロデヴュー作は24歳でリリースしたんかい!?
Joe Satriani(ジョー・サトリアニ)は彼のギターの師匠ですが、同時に6歳上の友人でもあったようで、その彼にギターを教えてもらいながら、バークリー音楽院に飛級で入学したようですね。
在学中にFrank Zappa(フランク・ザッパ)に採譜能力を売り込み認められ、バンドに招かれて筋金入りの変態に成長した訳ですね。(笑)
そして'82年にバンドを脱退を脱退し制作したのがこの作品‘Steve Vai's Flexable’となります。
ちなみに、Alcatrazz(アルカトラス)への参加はこの作品リリースと同年の'84年で、その翌年にはDave Lee Roth(デイヴ・リー・ロス)と合流することになります。
そんな意味でも重要な作品なんですが、先に申し上げておきますと、これは一般にお勧めできる類のモノではないかもしれません。
多分に趣味色が濃すぎるんですよね・・やっぱ、Dave Lee Rothの‘Eat'em And Smile’あたりをお聞きになってから体験されることをお勧めします。
そんなこの作品はかなりZappa色が濃く、やはりというべきか、バックはほとんどZappa Familyで固めてますネ。
【Flex・・多分A面って意味】
1.Little Green Men
Steve Vai(g,vo,b,sub-kb,d-prog) Scott Collard(kb) Paul Lemcke(kb) Stuart Hamm(vo,cho) Irney Rantin&Uasula Rayven(Bob&Suzannah Harris)(vo) Bob Harris(trumpet) Greg Degler(flute) Larry Crane(p-xylophone,vibes)
倍回しでエイリアン・・2+3+4拍=9拍のはずなのにリズムがとれないのはなぜ?
後半はあの‘未知との遭遇’のテーマで遊んでます・・この辺からかなりキツい状況が垣間見える訳ですネ。
2.Viv Woman (dedicated to Vivian Carley)
S.V.(g,b) S.Hamm(b) Chris Frazier(d) Pia Maiocco(vo) B.Harris(trumpet)
ポップでヘヴィーでキャッチーなギターインスト曲・・唯一普通っぽい曲かもしれません。
意外とTVで使われており、聞けばどこかで聞いたなあって感じもするハズですよ。
途中の‘Just Go For It!’というヴォイスは結婚前の奥様Piaのサンプリング・ヴォイスで、後日The Ultra Zone('99) #5‘Jibboom’でも再登場します。
3.Lovers Are Crazy
S.V.(g,vo,b,kb,d-prog,per) Rantin&Rayven(bg-vo) B.Harris(trumpet) G.Degler(sax)
まるでZappaみたいなバラード・・自ら歌ってます・・妙に心地よいのは私が変だから?
4.Salamanders In The Sun
S.V.(g,c-sitar,kb,d-prog) Peggy Foster(fretless-b) G.Degler(flute,Clarinet) L.Crane(per)
若干変態的ですが、シンフォニックな匂いもするかわいいワルツです。
5.The Boy/Girl Song
S.V.(g,b) Rantin&Rayven(vo) C.Frazier(d) B.Harris(trumpet) G.Degler(sax)
ランティン&レイヴィンによる男女の掛け合いとなるポップな唄モノ・・何かのパロディか?
【Able・・B面なんでしょうネ】
6.The Attitude Song
S.V.(g) S.Hamm(b) C.Frazier(d)
ソロライヴでもいまだによく演ってる曲ですね。
元は‘The Night Before’ってタイトルだったようです。
・・一押しかな、やっぱ。
7.Call It Sleep(dedicated to the beautiful memory of Lory Goode & Mary Savage)
S.V.(g) Scott Collard(rhodes) S.Hamm(b) Pete Zeldman(d)
この作品からすでにThe 7th Songはバラードが鉄則となってます。
凄く大人びてセクシーな曲ですが、既に高校生の頃に書かれていた曲だそうです。
8.Junkie
S.V.(g) B.Harris(vo) Rantin&Rayven(bg-vo) S.Hamm(bg-vo) L.Crane(bells,vibes) S.Collard(kb) Chad Wackerman(d)
タイトルどおりの歌詞内容です。
この曲には、後日Holdsworth先生と合流することになるChad Wackerman(チャド・ワッカーマン:d)が参加してます。
Vaiが書いたスコア通りに叩いてるハズなんでイマイチ地味ですが、彼の持ち味は充分生かされてますね。
9.Bill's Private Parts
Billy James(d,per)
タイコ遊び・・意味不明。
10.Next Stop Earth
S.V.(aliens)
ギター2本でおしゃべりしてます・・後年炸裂するギター・トーキングの原型がこれなんですネ!
Alien Love Storyってスペース・オペラ用に書いた曲の一部だそうです・・多分冗談だとは思いますがネ。
・・ん~、次点!って曲になってないけど凄い技です、ホント。
11.There's Something Dead In Here
S.V.(g.kb.d-prog)
まさにZappa的・・かなりキツいエンディングですが・・。
【Bonus Tracks】
12.So Happy
13.Bledsoe Bluvd
14.Burnin' Down The Mountain
15.Chronic Insomnia
以上のボートラはあまりにキツいんで、後日機会があれば‘Left Overs’でまた紹介しましょう。
・・とりあえず、今回パス!

この作品のリリース元は、Akashic Recordsとなっており、先日のサトちゃんの1stと同じです。
・・つまりサトちゃんのソロ・デヴューをヴァイ師が導いた訳ですね。
また、その後の2nd作のリリース元はRerativity Recordsに移り、サトちゃんも同様のディールを得ることになります。
この辺のレーヴェル同士の関係も調べてみれば面白いかもしれませんね。
・・ネタが尽きたらまた考えてみます。(笑)
さすが、分ってらっしゃいますね(笑)
この作品には、ヴァイ師の基本がすべてぶち込まれていますよね。
他人の評価なんてどうでもええわいって感じかもしれません。
入手当時はまったく見えなかったことも、今なら何となく見えてきたりする1枚でもあります。
・・相変わらずキツイ内容ですがネ。(爆)