先日のWhite SnakeのDVDを観ながら、John Sykesのバージョンと何がどう違うのか気になり、改めてこのライブと聞き比べてみました。
John SykesがWSを去ったのは、David Coverdaleの弁によれば協調性の無さということになってますが、本当のところはどうなのか分かりません。
現在まで、別々に同じ曲を必ず採り上げ、俺が正しい!と意地を張り合ってますが、実際のところ、そんな彼らのコラボレーションとして生まれた'87年の名作‘Sarpens Albus’を越える演奏にはいまだに出会えません。
やはり、あのアルバムは2人のケミストリーが生み出した「奇跡」だったんだと思うんです。
だから袂を分かち、それぞれが乗り越えようと躍起になっても、どこか足りない部分というのが埋まらない。
この‘Bad Boy Live!’(Boysではなかったですね)は、ギターだけ聞けば‘Serpens Albus’とほとんど同じで、「ちゃんと弾いてるやんか、スゲー・・」と思うくらい彼の手の内がよく分かるものとなってます。
・・でも、そこまでなんですね。
他のメンバーの演奏もそれぞれ確かに上手いんですが、全然別のベクトルが働き、それが結果として2人のパフォーマンスの差となって現れるのではないでしょうか・・当然のことなのでしょうが・・。
そんなこんなで、このLiveは契約の関係上Blue Murder名義で'04年4月に行われたJapan Tourでのベストテイクが納められたものです。
メンバーはJohn Sykes(g,vo)、Marco Mendoza(b.vo)、Tommy Aldridge(d)、Derek Sherinian(keys,vo)らがクレジットされてます・・リズム隊が先日のWhite Snakeと同じなのがミソです。
#1.Bad Boys:
ギターだけに関してはソロ含めほぼオリジナルと同じです。
歌も上手くなりましたね・・しかもハードに歌いながらこれだけハードに弾いてるんだからすごい。
Marcoのベースラインはかなり遊んでます・・オブリガード入れまくり・・全般的にこんな傾向が強いです。
#2.We All Fall Down:
歌メロがまるでPhil Lynottみたいです。
Blue Murderの曲らしいですが・・元ネタがLizzyなのかな。
#3.Cold Sweat:
Thin Lizzy在籍中参加した‘Thunder And Lightning’からの曲です。
実はオリジナル未聴ですが、Philが歌ってこのバックならさぞかしかっこいいんでしょうね・・一度は聞かなきゃね。
タッピングみたいなGソロですが、そんな小技を彼はやってたかな?
#4.Crying In The Rain:
これも#1同様、まんまです。
・・ピッキングハーモニクスやミュートしながらのシークエンスノートなど、実際やってるとこの映像をぜひみてみたいです。
WSのライブでもDoug Aldrichが難なくやってますけど、Johnのはニュアンスがちょっと違うような気がするんですよね・・気のせいかもしれないけど。
#5.Jerry Roll:
Blue Murderの1stから・・ギターテックがアコギで参加してます。
圧巻なのがMarcoのフレットレスベースによるTony Franklinバリのプレイでしょう・・かっこよくてたまんないです。
Johnのドラマティックな歌とGソロもすばらしい・・何しろ曲がいいと思います。
#6.Is This Love:
先の#1,4に続き、この曲もやってます。
Derekのキーボードがもう一本のギターのバッキングラインを完璧にフォローしており、オリジナルにかなり近い雰囲気がグッドです。
バッキングでのハーモニクスの使い方が良く分かって面白いな・・オリジナルではなんだか良く分からないもんで・・。
#7.Look In His Eyes:
これもLizzyぽいけどSykesの‘20th Century’からのセレクトです・・ちょっとパンクの匂いもしてますね。
#8.I Don't Wanna Live My Life Like You:
Sykesの‘Out Of My Tree’からのセレクトでモロパンク!
まるでLaughin' Nose?みたい・・決してMaidenみたいではないのがポイントです。
Marcoの変幻自在なベースがいいですね。チープな雰囲気が結構かっこいいです。
#9.Please Don't Leave Me:
‘Loveland’収録のPhil Lynottとの共作曲だそうです・・‘捨てないで’って必ずあるタイトルって気がしますね。
#10.Still Of The Night:
お約束の勝負曲ですね・・因縁のこもった名曲・・私大好きです。
これは映像を是非みてみたい・・かっこよすぎます。
Marcoもフレットレスベースで好きなことやりまくってます・・こんなプレイ、WSでは絶対ムリだよな、多分。
#11.Thunder And Lightning:
最期はLizzyの曲で〆!でもThin Lizzyらしくない曲ですね。
Derekのソロが唯一聞ける曲でした。
Johnがメインで使ってる黒のLesPaulはたぶんTygers Of PangTangの頃からの愛器なんでしょうが、トップが擦り切れて艶消しになってるのが意外にきれいに見えますね。
Dougがメインの今のWSもいいですが、出来ればDavidとjohnの共演を再び観て見たいものです。
John SykesがWSを去ったのは、David Coverdaleの弁によれば協調性の無さということになってますが、本当のところはどうなのか分かりません。
現在まで、別々に同じ曲を必ず採り上げ、俺が正しい!と意地を張り合ってますが、実際のところ、そんな彼らのコラボレーションとして生まれた'87年の名作‘Sarpens Albus’を越える演奏にはいまだに出会えません。
やはり、あのアルバムは2人のケミストリーが生み出した「奇跡」だったんだと思うんです。
だから袂を分かち、それぞれが乗り越えようと躍起になっても、どこか足りない部分というのが埋まらない。
この‘Bad Boy Live!’(Boysではなかったですね)は、ギターだけ聞けば‘Serpens Albus’とほとんど同じで、「ちゃんと弾いてるやんか、スゲー・・」と思うくらい彼の手の内がよく分かるものとなってます。
・・でも、そこまでなんですね。
他のメンバーの演奏もそれぞれ確かに上手いんですが、全然別のベクトルが働き、それが結果として2人のパフォーマンスの差となって現れるのではないでしょうか・・当然のことなのでしょうが・・。
そんなこんなで、このLiveは契約の関係上Blue Murder名義で'04年4月に行われたJapan Tourでのベストテイクが納められたものです。
メンバーはJohn Sykes(g,vo)、Marco Mendoza(b.vo)、Tommy Aldridge(d)、Derek Sherinian(keys,vo)らがクレジットされてます・・リズム隊が先日のWhite Snakeと同じなのがミソです。
#1.Bad Boys:
ギターだけに関してはソロ含めほぼオリジナルと同じです。
歌も上手くなりましたね・・しかもハードに歌いながらこれだけハードに弾いてるんだからすごい。
Marcoのベースラインはかなり遊んでます・・オブリガード入れまくり・・全般的にこんな傾向が強いです。
#2.We All Fall Down:
歌メロがまるでPhil Lynottみたいです。
Blue Murderの曲らしいですが・・元ネタがLizzyなのかな。
#3.Cold Sweat:
Thin Lizzy在籍中参加した‘Thunder And Lightning’からの曲です。
実はオリジナル未聴ですが、Philが歌ってこのバックならさぞかしかっこいいんでしょうね・・一度は聞かなきゃね。
タッピングみたいなGソロですが、そんな小技を彼はやってたかな?
#4.Crying In The Rain:
これも#1同様、まんまです。
・・ピッキングハーモニクスやミュートしながらのシークエンスノートなど、実際やってるとこの映像をぜひみてみたいです。
WSのライブでもDoug Aldrichが難なくやってますけど、Johnのはニュアンスがちょっと違うような気がするんですよね・・気のせいかもしれないけど。
#5.Jerry Roll:
Blue Murderの1stから・・ギターテックがアコギで参加してます。
圧巻なのがMarcoのフレットレスベースによるTony Franklinバリのプレイでしょう・・かっこよくてたまんないです。
Johnのドラマティックな歌とGソロもすばらしい・・何しろ曲がいいと思います。
#6.Is This Love:
先の#1,4に続き、この曲もやってます。
Derekのキーボードがもう一本のギターのバッキングラインを完璧にフォローしており、オリジナルにかなり近い雰囲気がグッドです。
バッキングでのハーモニクスの使い方が良く分かって面白いな・・オリジナルではなんだか良く分からないもんで・・。
#7.Look In His Eyes:
これもLizzyぽいけどSykesの‘20th Century’からのセレクトです・・ちょっとパンクの匂いもしてますね。
#8.I Don't Wanna Live My Life Like You:
Sykesの‘Out Of My Tree’からのセレクトでモロパンク!
まるでLaughin' Nose?みたい・・決してMaidenみたいではないのがポイントです。
Marcoの変幻自在なベースがいいですね。チープな雰囲気が結構かっこいいです。
#9.Please Don't Leave Me:
‘Loveland’収録のPhil Lynottとの共作曲だそうです・・‘捨てないで’って必ずあるタイトルって気がしますね。
#10.Still Of The Night:
お約束の勝負曲ですね・・因縁のこもった名曲・・私大好きです。
これは映像を是非みてみたい・・かっこよすぎます。
Marcoもフレットレスベースで好きなことやりまくってます・・こんなプレイ、WSでは絶対ムリだよな、多分。
#11.Thunder And Lightning:
最期はLizzyの曲で〆!でもThin Lizzyらしくない曲ですね。
Derekのソロが唯一聞ける曲でした。
Johnがメインで使ってる黒のLesPaulはたぶんTygers Of PangTangの頃からの愛器なんでしょうが、トップが擦り切れて艶消しになってるのが意外にきれいに見えますね。
Dougがメインの今のWSもいいですが、出来ればDavidとjohnの共演を再び観て見たいものです。
「サーペンス・アルバス」出した翌年の来日公演も観ました。
この「BAD BOY LIVE!」はデビカバとは二度と手を組むことないであろうジョン・サイクスなりのバージョンで、これはこれで良いライブアルバムですね。
いいなあ・・何回もご覧になってるんですね。
やっぱ生でみたいです。(涙)