D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

TheBestOfAllanHoldsworth - AgainstTheClock('05)

2006-10-13 00:44:51 | allan holdsworth
いよいよAllan Holdsworth先生のラインナップも大詰めを迎えました・・パチパチ!
実はミレニアム以降も客演等で数作に参加されているのですが、本日は都合により無理やり?当シリーズの区切りということで採り上げてみます。

これは'05年にようやくリリースされた、先生自身のチョイスによるソロ作中心の
ベスト・テイクを集めたものです。
ギター編とシンタックス編の2枚に分けられていますが、‘Metal Fatigue’以降から各盤より2~3曲づつ実にバランスよく選定されてます。

【VolumeOne/Guitar】

1.Tokyo Dream [WardenclyffeTower-JapanVersion('93)]
2.Sphere of Innocence [WardenclyffeTower('92)]
3.Rukukha [Hard Hat Area('94)]
4.Low Levels High Stakes [Hard Hat Area('94)]
5.How Deep Is The Ocean [None Too Soon('96)]
6.Nuages [None Too Soon('96)]
7.Devil Take The Hindmost [Metal Fatigue('85)]
8.Home [Metal Fatigue('85)]
9.Peril Premonition [Secrets('89)]
10.The Sixteen Men of Tain [The Sixteen Men of Tain('00)]
11.Mr.Berwell [Atavachron('86)]
12.Looking Glass [Atavachron('86)]
13.Pud Wud [Sand('87)]

【VolumeTwo/Synthaxe】

1.Spokes [Secrets('89)]
2.Distance vs. Desire [Sand('87)]
3.Mac Man [Sand('87)]
4.Against The Clock [WardenclyffeTower('92)]
5.Eeny Meeny [Flat Tire('01)]
6.Secrets [Secrets('89)]
7.Bo Peep [Flat Tire('01)]
8.Postlude [Hard Hat Area('94)]
9.All Our Yesterdays [Atavachron('86)]
10.Eidolon [The Sixteen Men of Tain('00)]
11.Sundays [With A Heart In My Song('92)]
12.Let's Throw Shrimp [BonusTruck/NewTune]
13.Shenandoah [BonusTruck/NewTune]

ざっとこんなリストになってますが、こんなセットを組めたのも‘Velvet Darkness’や‘Road Games’で体験した契約上での苦い経験のたまものかも知れませんね。
この企画はフランスのCream Recordsというレーベルが組んだものなんですが、Metal Fatigue以降の全作品の版権を自身で抑えるオプションを得られたおかげで実現できたわけです。
個人的には‘i.o.u’からのチョイスが皆無なのが納得できません・・あれほどこだわってた‘The Things You See’が入ってないし・・まあ、言い出せばキリがありませんが。
・・とりあえず、今回新曲が2曲ボートラで加えられてます。

Vol.2 #12.Let's Throw Shrimp
多分モード的な考え方で組み立てたと思われる曲です。
先生的にはスケール=コードらしいのですが、ワンコードでいろんなスケールを試してるような感じがします。
バックはJimmy Johnson(b)、Chad Wackerman(d)の二人です。

Vol.2 #3.Shenandoah
ベタベタのメロフレーズをシングルノートのギターで紡いでいます。
Synthaxeによる雲のような緩い空間を気持ちよさげに漂う感じ・・なんか‘赤とんぼ’みたいな雰囲気のメロディです。
昔、James Stewart主演の同名の西部劇がありましたが・・そのテーマかな?



・・改めて・・。

本日当ブログ開設1周年を迎えることが出来ました。
これもひとえに皆様のおかげだと思っております。

開設当初から、なんとか1年でHoldsworth先生関連の作品を古いものから最新のものまで持ってるだけ全部レヴューしてやろうと思ってました。
まだ若干引っ張れるネタを残してますが、一応オフィシャルの最新盤まで追いつくことが出来たので、とりあえずは一区切りついたと思ってます。
今後もAllan Holdsworth先生にこだわりながらできる限り続けて行きたいとは思いますが、なるべく対象を広げながら自分なりにいいと思ったモノを採り上げていこうと思います。

こんなサイトですが、引き続きご贔屓によろしくお願いします。(笑)


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (FUSION)
2006-10-14 08:42:50
お邪魔します。



一周年おめでとう御座います。

貴兄のブログは私が今まで知り得なかった情報を沢山頂ける貴重な存在です。それとアラン先生に対する並々ならぬ熱意と研究心、本当に感服するばかりです。何時も楽しみにしている大好きなブログです。

これからも宜しく御付き合い下さい。
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おめでとうございます! (gw)
2006-10-14 13:56:02
一周年おめでとうございます。

慕うミュージシャンこそ違え、その思いに通じるものを感じます。先日うちのブログも三年目に突入しました。これからもお互い好きな音楽を中心に楽しくやっていけたらいいですね!
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FUSION様 (elmar35)
2006-10-14 19:05:05
コメントありがとうございます。

最高の評価に心より感謝致します。

・・感涙にむせんでおります。(笑)

しかしながら、貴殿の凄い分析力が常に羨ましく思うというのが正直なところですよ。

常に刺激を頂き感謝するばかりです。

こちらこそ、よろしくお付き合い下さい。(笑)

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gw様 (elmar35)
2006-10-14 19:17:08
コメントありがとうございます。

いつも暖かい言葉を頂き本当に感謝しております。

なんと開設がほぼ私の1年前だったんですね。

改めておめでとうございます、お互い無理しないで続けていきましょうね。(笑)

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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おぉ (sorapapa)
2006-10-14 21:15:59
1周年おめでとうございます。

怒涛のアランホー先生の記事に毎回勉強させてもらっています。

これからもギター三昧、期待していますね。

今後ともよろしくです。
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sorapapa様 (elmar35)
2006-10-15 17:31:32
コメントありがとうございます。

こちらこそ、空パパさんが幅広くカバーされてるいいギタリスト達の記事で教えられてばかりいます。

また、いい企画期待してますよ。(笑)

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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