これも二順目・・過去最悪のレヴューを消し去るべく書き直します。(涙)
いやね、ほんと自分でも不思議なくらい、この作品に対する評価が一変しております。
何でしょう・・慣れなのか?
ま、どうでも良いですね、そんな事は。
ご周知のように、この作品はUKを離れたブルフォード&ホールズワースらが、ブルフォードのソロ作で起用した面子を再び召還し、今度はバンドとしての活動を目論み制作された作品です。
データ上は'79年2~3月にTrident Studio(Soho,London)で収録し4月にリリースという、驚異的な速さで制作されたことになってます。
でも、おそらくこれにはカラクリがありそうです・・後で書きますが。
ソロ作と違い、全曲インストで纏められているのも、大きな特徴かもですね。
personnel:
Bill Bruford(d,cymbals)
Allan Holdsworth(g)
Dave Stewart(kb)
Jeff Berlin(b,vo)
guest:
Eddie Jobson(violin on#8)
a regal member on bonus track:
John Clark(g:* not AH)
この作品も“Feels Good To Me”同様リイシューされ、その際にクレジットにも若干の補足がなされています。
従来よりバーリンにヴォーカルのクレジットがありますが、これはどうも間違いだったようですね。
#5“Fainting In Coils”の冒頭に台詞がありますが、これは“不思議の国のアリス”の劇か何かの引用で、この中のカメの部分を実はブルフォードが演じて(?)いたようです。この辺の関係が曖昧になってたのかも。
また、#8“Forever Until Sunday”の冒頭でのヴァイオリンはホールズワース先生ではなく、なんとエディ・ジョブソンが弾いていたとのこと。
これって変ですよね・・UK分裂は喧嘩別れだったんじゃないの?もしかして愛ある別れだったの?
察するに、この曲は例の“Feels Good To Me”制作時のストックの一つだったんじゃないでしょうか。
UKの話が来たついでにエディに“ちょっと弾いてみない?”とか唆して、あわよくばUKでも使えるかな、みたいな。
実際、'78年8月フィラデルフィア等でのUKライヴでも、この曲は演奏されてます。
で、当時そのまま未完だったモノに最終手を加えたとか、そう考える方が理屈に合うんじゃないでしょうかネ。
ソロ制作時のプリプロに充分な時間が割けたことを思えば、この手のストックは沢山あって、もしかしたらこの作品の全てがストックだったのかもしれません。
そんな穿った考えも興してしまうほど、クオリティと完成度が高すぎる作品なんですね、これが。
あ、あと、先生脱退後のライヴ音源がボーナスとして1曲のみ収録されてますね。
音は悪いけど、意外に聴き応えがあります。
tracks:
1.Hell's Bells
2.One Of A Kind-Part One
3.One Of A Kind-Part Two
4.Travels With Myself-And Someone Else
5.Fainting In Coils
6.Five G
7.The Abington Chasp
8.Forever Until Sunday
9.The Sahara Of Snow-Part One
10.The Sahara Of Snow-Part Two
bonus track for reissue:
11.Manacles('79 live at Providence RI,USA)
てな感じで音の方ですが、Brufordを語る方は、口を揃えたように“インプロビゼーションに重きを置いた形態”と仰います。
しかも、“UKとは違う”と。
果たしてそうなんでしょうか?
どちらも、基本はスクエアなフォームの中に、如何に違和感なくインプロをねじ込み自由度を高められるか、って感じですよね。
そこを踏まえて、BrufordとUKの大きな違いは、まず、エディのような専制君主が居るか否か、じゃないでしょうか。
・・つまり、独りだけ長時間スポットが当たるような演出を良しとするかどうかってことじゃないのかな。
そして、ヴォーカルについても“スポット浴びすぎ”みたいな捉え方で、いらねえよって考えてたんじゃないでしょうかね。
音楽的なクオリティの高さと同様に、面子の平等な存在意義をも重視してただけの違いじゃないかと、個人的には感じてます。
現に、そんな偏りのない音楽が、いっぱい詰まってる訳ですからね。
・・考え過ぎかな。
で、お気に入りをいくつか紹介。
まず、今では非常に心地よく感じられる#1“Hell's Bells”。
このイントロがたまりません・・ほんと、成長したな、俺。(笑)
実際、これ以外の音は、ここに収まらないと思います。
Bruford Hell's Bells
で、次点が#6“Five G”。
あの“Rock Goes To Collage”の冒頭でも演奏されてた曲で、バーリンのチョッパーがカッチョ良すぎ。
でね、アーミングを駆使したホールズワース節も冴えてて、ダイブなんかも効果的で痺れますネ。
Bruford Five G
そして、一押しが、やはり#8“Forever Until Sunday”。
このトラック後半での先生のソロは鳥肌モノですね。
Bruford - Forever Until Sunday
先述したUKバージョンもあったので、聴き比べてみてください。
U.K. Forever Until Sunday
いやね、ほんと自分でも不思議なくらい、この作品に対する評価が一変しております。
何でしょう・・慣れなのか?
ま、どうでも良いですね、そんな事は。
ご周知のように、この作品はUKを離れたブルフォード&ホールズワースらが、ブルフォードのソロ作で起用した面子を再び召還し、今度はバンドとしての活動を目論み制作された作品です。
データ上は'79年2~3月にTrident Studio(Soho,London)で収録し4月にリリースという、驚異的な速さで制作されたことになってます。
でも、おそらくこれにはカラクリがありそうです・・後で書きますが。
ソロ作と違い、全曲インストで纏められているのも、大きな特徴かもですね。
personnel:
Bill Bruford(d,cymbals)
Allan Holdsworth(g)
Dave Stewart(kb)
Jeff Berlin(b,vo)
guest:
Eddie Jobson(violin on#8)
a regal member on bonus track:
John Clark(g:* not AH)
この作品も“Feels Good To Me”同様リイシューされ、その際にクレジットにも若干の補足がなされています。
従来よりバーリンにヴォーカルのクレジットがありますが、これはどうも間違いだったようですね。
#5“Fainting In Coils”の冒頭に台詞がありますが、これは“不思議の国のアリス”の劇か何かの引用で、この中のカメの部分を実はブルフォードが演じて(?)いたようです。この辺の関係が曖昧になってたのかも。
また、#8“Forever Until Sunday”の冒頭でのヴァイオリンはホールズワース先生ではなく、なんとエディ・ジョブソンが弾いていたとのこと。
これって変ですよね・・UK分裂は喧嘩別れだったんじゃないの?もしかして愛ある別れだったの?
察するに、この曲は例の“Feels Good To Me”制作時のストックの一つだったんじゃないでしょうか。
UKの話が来たついでにエディに“ちょっと弾いてみない?”とか唆して、あわよくばUKでも使えるかな、みたいな。
実際、'78年8月フィラデルフィア等でのUKライヴでも、この曲は演奏されてます。
で、当時そのまま未完だったモノに最終手を加えたとか、そう考える方が理屈に合うんじゃないでしょうかネ。
ソロ制作時のプリプロに充分な時間が割けたことを思えば、この手のストックは沢山あって、もしかしたらこの作品の全てがストックだったのかもしれません。
そんな穿った考えも興してしまうほど、クオリティと完成度が高すぎる作品なんですね、これが。
あ、あと、先生脱退後のライヴ音源がボーナスとして1曲のみ収録されてますね。
音は悪いけど、意外に聴き応えがあります。
tracks:
1.Hell's Bells
2.One Of A Kind-Part One
3.One Of A Kind-Part Two
4.Travels With Myself-And Someone Else
5.Fainting In Coils
6.Five G
7.The Abington Chasp
8.Forever Until Sunday
9.The Sahara Of Snow-Part One
10.The Sahara Of Snow-Part Two
bonus track for reissue:
11.Manacles('79 live at Providence RI,USA)
てな感じで音の方ですが、Brufordを語る方は、口を揃えたように“インプロビゼーションに重きを置いた形態”と仰います。
しかも、“UKとは違う”と。
果たしてそうなんでしょうか?
どちらも、基本はスクエアなフォームの中に、如何に違和感なくインプロをねじ込み自由度を高められるか、って感じですよね。
そこを踏まえて、BrufordとUKの大きな違いは、まず、エディのような専制君主が居るか否か、じゃないでしょうか。
・・つまり、独りだけ長時間スポットが当たるような演出を良しとするかどうかってことじゃないのかな。
そして、ヴォーカルについても“スポット浴びすぎ”みたいな捉え方で、いらねえよって考えてたんじゃないでしょうかね。
音楽的なクオリティの高さと同様に、面子の平等な存在意義をも重視してただけの違いじゃないかと、個人的には感じてます。
現に、そんな偏りのない音楽が、いっぱい詰まってる訳ですからね。
・・考え過ぎかな。
で、お気に入りをいくつか紹介。
まず、今では非常に心地よく感じられる#1“Hell's Bells”。
このイントロがたまりません・・ほんと、成長したな、俺。(笑)
実際、これ以外の音は、ここに収まらないと思います。
Bruford Hell's Bells
で、次点が#6“Five G”。
あの“Rock Goes To Collage”の冒頭でも演奏されてた曲で、バーリンのチョッパーがカッチョ良すぎ。
でね、アーミングを駆使したホールズワース節も冴えてて、ダイブなんかも効果的で痺れますネ。
Bruford Five G
そして、一押しが、やはり#8“Forever Until Sunday”。
このトラック後半での先生のソロは鳥肌モノですね。
Bruford - Forever Until Sunday
先述したUKバージョンもあったので、聴き比べてみてください。
U.K. Forever Until Sunday
さして脱退。その後ビルが抜けたそうですよ。
>“Forever Until Sunday”の冒頭でのヴァイオリンはホールズワース先生ではなく、なんとエディ・ジョブソンが弾いていたとのこと。
これって変ですよね・・UK分裂は喧嘩別れだったんじゃないの?もしかして愛ある別れだったの?
元々、DANGER MONEYやF・U・Sは1978年に
完成していて、1978年の夏には2枚目の録音に
入る予定だったのに。。。アル・ディメオラを
観ずにUKの演奏が終わると帰ってしまうお客が
続出した為、急遽、2NDアンコール・ツアーが
組まれたそうです。
また、サハラとフォーエバーはビルからBROFORDで
使わせてもらえないかとEddieに連絡があったと。
DANGER MONEYの純粋な新曲はNothing To Loseと
Rendezvouz6:02だけだったとも語っています。
さらに日本のライブのための新曲NANの歌詞は
EddieとJohnの音楽的争いを歌ったものだと
ジョンがユーロロックプレス誌のインタビュー
で(~_~;)
EddieとJhonの関係は数年前迄、修復不可能な
ぐらい壊れ、今年のUK日本公演は二人
の関係を修復するための参加だっと。。。
お元気でしたか?
さすがにこの辺詳しいっすね。
おや、"サハラ"もですか。
そうすると、UKとBrufordは双子バンドと考えても良いのかもしれませんね。
情報感謝!(笑)
もう20年も前、丁度Eddieが表舞台から
テレビやCMの世界にシフトしてしまった頃。。。
ファンへの最後のサービスだったのでしょうが。。。
この頃の音源、SB流出は全て揃えていますから
欲しいショーが有れば仰って下さい
(でもelmar35さんなら殆ど持っていますよね?)
アランはブート大嫌いだけど(爆)
(Eddieはブートを紹介してるけれど(~_~;))
・・感服致しました。(低頭)
ブートの件ありがとう御座います。
気持ちだけ有り難く頂戴致します。
ちなみにUKは最近の来日公演分を含め、3セットしか持ってません。
・・根気も金も無いもんでね。(涙)