今日は、東北での未曾有の地震が発生してちょうど1年。
私の住む地区は海が近く、南海大地震が来たら地区全体が水没する可能性が高い…と以前から言われており、
震災から1年の今日、地区全体の避難訓練が実施されました。
避難訓練のサイレンが鳴り、地区が指定している避難場所まで移動したのですが、
道が不通になっているという想定で、山の中に作られた避難道を通って行くように指示されました。
そんなに長くない距離だし、小さい頃よく遊んだ、かつて知ったる裏山なのですが、
久しぶりに歩くと、坂道がびっくりするほどキツく、もちろん道も舗装されていないので息切れハンパない…
果たして、水3リットルとか入ってる避難袋を担いで逃げる事はできるのだろうか…と一抹の不安を感じました
最近、anan特別編集「女性のための防災BOOK」という本を買ったのですが、これがなかなかオススメです
被災直後、3~7日後、2ヶ月後に必要なものが載っていて、全部を持って行くことは不可能ですが、
この中から自分に必要なものをセレクトして、避難袋の入れ替えがてら、見直しを図ろうと決意
避難場所では、小学校の同級生のおばちゃんに久しぶりに会って懐かしかったりしたのですが、
近所のおばちゃんとか、小さい頃から住んでる割に、顔分かるけど名前知らん人多いなぁ…とふと気付き、
実際に被災した時に、名前知っとかないと困るよなぁ…とか、色々と気付かされることの多い避難訓練でした。
高台から、遠くまで続く海岸線を見るのが好きだけど、いつか地震が来たら、この風景も変わってしまうんだろうなぁ…。
そんな事をふと思い、今の風景を残しておこうと思って、写真を1枚、パチリと撮りました。
昨年の震災を受けて、それまで本当にお気楽に、思ったままに、のほほ~んとブログを書いてきましたが、
こんな呑気なこと書いてていいのかな~…という罪悪感のような思いがどこかにあって、
何度も書こうとして結局できない…ということが続き、結果、更新も滞りがちになってしまっていました。
まぁ、単純に、年を追うごとにネタ不足…という面も無きにしも非ず、ではありますが
東北地震から1年、それぞれの心の中に色んな思いがあると思います。
私は月並みですが、人と人との「絆」を強く意識し、大切さを再認識するとともに、
今まで漠然とした捉えていなかった「防災意識」が本当の意味で芽生えた1年でした。
今も地震関連のニュースを見ると、ブログを書こうと思っていたのに急に書けなくなってしまう…ということは正直多々あります。
そういう時は無理せず、でも、この1年間よりはもう少し頻度を上げつつ更新していきたいな~と思います
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