くろしおだより

高知県在住の、高知を愛する管理人・よさこいこいが、日々のつれづれを記録していくブログです。

桂歌丸 高座60周年記念落語会

2011年06月27日 23時52分02秒 | コンサート・演劇

  のち 

本日、高知市文化プラザかるぽーと 大ホールにて、

桂歌丸 高座60周年記念落語会を見てきましたワーーイ

 

以前ブログにも書いたことありますが、

  モノゴコロついた時から、我が家の日曜日の夕方は必ず笑点を見るのが定番でした

 

その、笑点の。

あの、歌丸師匠が。

高知で見れるなんて~~~きゃ~歌サマ~~ …枯れ専??

 

しかも。

笑点メンバーの、たい平さんも特別ゲストで来高するのですムッキャーー

 

うちの両親も、もちろん笑点好きなので、親孝行の一環?として、一緒に連れて行きました

 

 

今回の落語会、まずはステージに歌丸師匠とたい平さんが登場。

たい平さんが進行役で、歌丸師匠の落語家人生60年を振り返りながらの対談コーナーです。

 

小4で噺家になると決めていたそうで、若い時は苦労ばかりで楽しい事は本当になかったけど、

  ここ2~30年くらいの間でやっと楽しいと思えるようになった、と言っていたこと。

「笑点の歌丸」でなく、「噺家の歌丸」として終わりたいと言ってたことが、特に印象深かったです。

 

歌丸師匠の生い立ちから、笑点のウラ話まで聞けて、非常に興味深く、楽しい話でした。

 

 

その後、高座へ。

トップバッターに、若手の柳亭小痴楽(りゅうていこちらく)さん、次に林家たい平さん。

 

そして、休憩をはさみ、歌丸師匠の長講一席で締め、という内容でした。

 

小痴楽さんは名前を聞いたこと自体初めてでした。

猛獣園?をモチーフに、壇上でライオンやトラに扮して動き回り、若さ溢れる元気な落語で楽しかったです。

 

たい平さんは、笑点で見るような明るいキャラが落語の中でも活きているんだけど、

  若手の小痴楽さんと比べると、明るさの中に、経験を積んだ余裕と落ち着きがありました。

 

 

休憩をはさみ、歌丸師匠の、約1時間ほどの長講一席で締め。

いや~歌丸師匠の落語はシブかった

「竹の水仙」という落語でしたが、あっと言う間に時間がすぎて、「え、もう1時間経ったが~」という感じ。

 

3人を社会人で例えると…。

小痴楽さんは元気いっぱいの新入社員。

たい平さんは働き盛りで脂がのってる部長さん。

歌丸師匠は、日頃現場は若いモンに任せてるけど、ここぞという時は先頭でビシッと締めてくれる会長さん。

…という感じでしょうか??

 

若い人には若い人なりの良さがあるし、年齢を重ねた人にしか出せない渋さ、風格がある。

伝統芸能の面白さって、こういうところにあるのね~…と、素人なりに思ってみました

 

 

関西にいたころ、鶴瓶さん・桂ざこばさんがやってた「らくごのご」という番組が好きで、

  公開収録も2~3回観に行ったことがあるけど、本格的な落語を聞いたのは多分今日が初めて。

 

大好きな笑点の、愛しの歌丸師匠(やっぱり…枯れ専??)の落語を聞く事ができて、感慨無量

 

また機会があれば、落語を聞きに行ってみたいです。

 

歌丸師匠、これからも応援してま~~す