くろしおだより

高知県在住の、高知を愛する管理人・よさこいこいが、日々のつれづれを記録していくブログです。

「名付け」のお客

2006年07月18日 23時40分13秒 | 冠婚葬祭


16日(土)、親戚の家で「名付け」のお客が盛大に執り行われました

「名付け」ってのは、赤ちゃんに名前つけること。
「お客」は、土佐弁で「宴会」のことなので、
  赤ちゃんに名前がついたことを披露し、みんなで祝う宴会、です。

イトコのお兄ちゃん夫婦が、結婚11年目にして待望の子宝に恵まれまして
その家には、すでに孫は5人いるんだけど、娘なのでみんな外孫なんですね。
で、初の内孫、しかも男の子と女の子の双子だったので、
  親族一同、盛り上がりまくり

今回は、親戚の自宅近くの温泉施設の宴会場を借りて「お客」開催。
行ってビックリ、なんだ、この席数の多さは
ゆうに80席くらいは準備されてるんですけど・・・

夕方の5時から宴会スタート。
最初は特に乾杯もなく、三々五々、自分のタイミングで飲食開始
席も9割がたは埋まっているけど、見渡せど知らぬ人ばかり・・・
自分の親戚以外は、どこの誰だかサッパリ分からん・・・
あまりの人の多さに、イトコの兄ちゃんのお嫁さんも、
  「誰が親戚で、誰がお客なんやろ・・・」と困惑気味(笑)

開始後しばらくして、お兄ちゃん夫婦と司会の人が前に立ち、ご挨拶。
この親戚の住んでる地区は、町全体が小さいし、みんな知り合いみたいな感じ。
ゆえに、祝辞?で元町長さんからのご挨拶があったりする

あと、この親戚のお祝いの席では、必ずと言っていいほど「謡(うたい)」がある。
「謡」は、結婚式で「高砂や~、ナントカ舟に帆をあげて~」
  とかっていう昔ながら?のお祝いの歌みたいなのあるでしょ?
ああいう雰囲気の、お祝いの席で謡うもの・・・だと思います。
それを地区の方が3曲ほど謡ってくれました

挨拶と謡が終わると、また通常の宴会モード
前々日にあった親戚の法事の後のお客も、仕事帰りに車で行ったので
  飲めなかったから、今日こそはと意気込んでたのに・・・。
親戚の送迎を頼まれ、運転手になってしまったので、この日も飲めず・・・
最近、親戚とゴハン行く時も、運転頼まれて飲めないことが多いです。
しょぼ~~ん・・・

ゴハンを一通り食べ終えた後は、双子ちゃんと遊ぶため場所を移動。
親戚内でも久々に産まれた赤ちゃんなので、
  おばちゃん達がすでに取り囲んで抱っこしまくってます
久々、イトコの子どもたちも集合してたのですが、
  みんな興味津々で赤ちゃんの周りをウロウロしてるのがおかしい
特に、小2の女の子と小3の男の子は、兄弟の末っ子どうしなので、
  自分より小さな「弟分・妹分」の存在が気になって気になって仕方ないみたい
女の子はお姉さん気取りで、赤ちゃんを抱っこしたがるのですが、見てるほうがコワイ
そのうち、双子のママに見つかって、
 「見てるだけでコワイから、やめて~~」と懇願され、しょんぼりしてた(笑)

80人くらい集まってると、とにかく常に騒がしい
で、老若男女が入れ替わり立ち代わり、赤ちゃんを見に来てはあやしていきます。

酔っ払ったオッチャンでも、孫の面倒バッチリ見てるので、
  意外とあやすのが上手く、ミルク飲ませたり、遊んだりはお手のもの
やっぱ年の功だねぇ~ちょっと感心してしまった

中学生の女の子は、すごく興味があるけど、触り方が分からないみたい。
なので、私が先に抱っこして女の子の腕に渡したら、
  ものすごくうれしそうな顔をしていたのがすごくカワイかった
そういえば、私もイトコが初めて赤ちゃん産んだ時、
  どうやって触っていいのか分からなくてドキドキしたなぁ~

宴会は更に場所を親戚の家に移し、延々繰り広げられました
赤ちゃんは、いつも静かな生活なのに、こんなに大勢の人に囲まれてビックリしたかも
でも、こんなにいっぱいの人に、産まれたことを祝福してもらえて、とっても幸せな赤ちゃんですよね

パパとママと、親族一同の愛(笑)をいっぱい受けて、2人とも元気に育ってほしいと願ってやみません

あぁ、でもまたお年玉あげる数が増えるなぁ~
今からしっかり「お年玉」予算を確保しとこうっと