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くろしおだより

高知県在住の、高知を愛する管理人・よさこいこいが、日々のつれづれを記録していくブログです。

映画『涙そうそう』は泣けるのか!?

2006年12月07日 00時56分54秒 | 映画


映画『涙そうそう』を観た友人二人の感想。

友人A曰く「結末分かってるけど・・・泣ける

友人B曰く「結末だいたい分かる上に、ありえん展開で、全然泣けなかった・・・

う~ん・・・意見が正反対・・・
じゃあ、自分で確かめてみようと思い立ち、今更ながら、本日映画館へGO


かの名曲『涙そうそう』の歌詞をモチーフに、
  妻夫木聡&長澤まさみが兄妹役で主演している映画です。
結末は、歌詞を思い出していただければ想像がつくかと思いますが・・・。


さて、私はどうだったかというと。

最後は、ホロっとしてちょっと泣いちゃいました~

確かに先が読めるし、思ったとおりの結末・・・。
ほとんど最後のほうまで「これで泣くのはちょっとムリかも・・・」と思ってたら、
  最後の最後でホロっとさせられました

予定調和の「泣き」なんですが、
 役者さんの演技力の高さだけじゃなく、沖縄のキレイな風景、独特のなまり・・・。
沖縄の「癒し」パワーがあって初めて泣けるんじゃないかと


更に、最後の長澤まさみちゃんの涙・・・可愛すぎ
アナタを観ていて泣けましたって感じです。
同性からみてもカワイイ~~


と、いうことで、私はちょっとホロリ派になった訳ですが。
泣ける・泣けないにこだわらなくても、
  妻夫木くんとまさみちゃんのホントに仲良さそうな雰囲気とか、
  沖縄の景色や言葉に癒されて、優しい気持ちになれる映画だと思います。


ちなみに、ご存知の方も多いとおもいますが、
 “涙そうそう”=涙がぽろぽろ溢れて止まらない様子、との事です。

まさみちゃんの“涙そうそう”な演技は、ホントに、ホントにキュ~ンとします。
さんまが長澤まさみちゃんを絶賛する理由が分かった気がしました(笑)




「UDON」~うどんと家族が恋しくなる映画

2006年10月05日 00時32分51秒 | 映画




本日、映画『UDON』を観てきました。
言わずと知れた、香川の讃岐うどんをフューチャーした話題作です。

大学時代の友人で香川出身の子がいるので、
 何回か、おいしい讃岐うどんの店巡りに連れて行ってもらった事があります。
この映画では、実在する店もたくさん出てくるというので、
  自分の行ったことのある店が出てくるのも楽しみのひとつでした

「ここには夢なんかない、ただうどんがあるだけだ!」(by香介)

物語の前半は、夢敗れ、地元・香川に帰ってきた香介(ユースケ・サンタマリア)が、
 タウン誌の仕事をすることになり、ローカル誌からの情報発信で
 「讃岐うどん」が全国的なブームになっていく様子がテンポ良く描かれていました。

ここではたくさんの「讃岐うどん」の店が出てきます。
「あ~この店行ったことある」とか思いながら、
  楽しく見ることができました。
監督が『踊る大捜査線』の本広克行さんなので、
  『踊る~』の流れを組んだ小道具&豪華なキャスト(チョイ役でも)にも注目ですよ~
あと、香介が勤めてるタウン誌の名前、“タウン情報さぬき”って言うんですけど。
TJ(タウン情報)Kagawa”っていう実在するタウン誌があって、
  こういうちょっとした遊び心も四国民のココロをくすぐります
(ちなみに高知にも“タウン情報こうち”という雑誌があります)

後半は、讃岐うどんブームの過熱~衰退と、
  香介のうどんや父親に対する心境の変化と家族の絆が描かれます。

ブームが過熱し、客の回転率を上げようとして
  味が落ちてしまった店が出始める・・・というエピソードがありました。
これは、実際、香川でも起こってるようで、
  ここ数年で味ががっくり落ちてしまった、と地元の人がいう、
  讃岐うどんの某・超有名店のことを思い出したりしました。
(私も含め、県外の人はいつも食べる訳じゃないし味が落ちたとか分からないのだろうけど)

ブームはいつか必ず去っていくもので、それが世の常・人の常。
映画では「祭りの後」という表現を使っていましたが、言い得て妙、ですね

香介にも心境の変化が訪れ、うどんへの思い、父への思いに改めて気づきます。
香介が父のうどんの味を再現しようと奮闘する姿には、思わずじ~ん・・・
どんなに反発しても、やっぱり一生懸命働く親の姿を見て育てば、
  いつかその偉大さが分かる時が必ず来るんだなぁ、としみじみ思いました。

また、私も香介と同じく、一度地元・高知を離れ、また戻ってきた身。
私自身は高知ライフを満喫しておりますが(笑)、
  香介の気持ちに共感できる部分も少なからずありました

ラストは若干物足りなさを感じないでもなかったですが、
  メリハリの効いたストーリー展開で、あっと言う間の楽しい2時間でした

この映画を観たら、おいしいうどんが食べたくなることウケアイです
そして、家族っていいなぁ~としみじみ思える、実はちょっと「泣かせる」映画ですよ~

「あなたのソウルフードは何ですか?」
-香川のソウルフード・讃岐うどんを通して描かれる、故郷の姿、家族の絆。
地元のソウルフードを紐解けば、そこから何か新しい発見があるかも・・・

・・・高知だとやっぱり「カツオのタタキ」かな(笑)







  


「ハチクロ」見て・・・青春っていいね~★

2006年08月20日 22時27分10秒 | 映画


夏休み日記の途中ではありますが、ちょっとお休みして、映画のお話。

本日、20日はイオンカードを提示すると、
  TOHOシネマズ高知で映画を1000円で見れる日です
今月はちょうど日曜日、夏休み休暇も最後の日なので、
  締めくくりに映画でも見ようかと思い、さっそく上映作品をチェキラ

で、選んだのが、『ハチミツとクローバー』です。
原作のマンガのほうは読んだことないのですが、
  ・かなり前から話題になってたし、
  ・大阪で会った友人もちょっと興味あるって言ってたし、
  ・“登場人物全員が片想い”というところが面白そうだし。  
と、思って。

予備知識はないまま映画を観ましたが、
  私的には、とってもサワヤカで、素直にいい作品だなぁと思いました。
(マンガファンの方にとっては、賛否両論、いろんな意見があるとは思いますが。)

とりあえず、キャスティングがマンガのイメージに合ってたんじゃないかと

これ、マンガ版です。
左から順に、森田(伊勢谷友介)・山田(関めぐみ)・はぐ(蒼井優)・
  竹本(櫻井翔)・真山(加瀬亮)・・・で、合ってますかね

この5人とも、出演作品を見たことがほとんどなかったけど、みんな演技が上手いねぇ~

特に、竹本祐太役、ジャニーズ・嵐の桜井翔くん。
彼はスマートな都会の男の子(実際慶応BOYだったし)ってイメージでしたが、
  この映画では、素朴さや、いい意味での野暮ったさをうまく表現してました。
オープニングの桜を眺めてる表情、
  はぐと初めて会った時の「恋に落ちる瞬間」の表情など、
  とにかく彼の表情が非常に良くて、正直、彼の演技力にオドロキました

あ、私がジャニーズ好きだから贔屓してホメてる訳ではないですよ、念のため(笑)

とにかく、みんな一生懸命に誰かに恋をしていて、
  画面いっぱいにサワヤカな「青春」が溢れてました

エンディングテーマは、嵐の「アオゾラペダル」という曲。
嵐がで歌ってて、切なくてイイ歌だな~って思ってたけど、
  歌詞が映画(特に竹本君)にめっちゃリンクしてるので、
  映画観終わった後にこの曲が流れてくると・・・更にイイですね
(ちなみに作詞作曲はスガシカオさんです

こうなると、原作が見たいと思い、
  帰りにブックオフで探してみたけど、残念ながら発見できず・・・
そのうち、マンガも読んで、映画と比較してみようと思っています

思いがけずじ~んとしてしまって、
  サワヤカな気持ちで夏休みを締めくくれて本当に良かったです

・・・ところではぐちゃんは、結局ダレが好きなんでしょ
登場人物のみんながシアワセになれるといいな~







総天然色映画★『嫌われ松子の一生』

2006年07月06日 00時28分28秒 | 映画


今日は水曜日、レディースデーで1000円で映画が観れる日
ずっと気になってた『嫌われ松子の一生』、やっと観てきました~

余談ですが、うちの母は、『嫌われた松子の一生』って言ってました
・・・惜しい、惜しいけど、なんか全然違う映画になってしまう気がする・・・

この間で放映された『下妻物語』を見て、かなりハマった私。
同じ監督の作品だし、話題作だし、きっと面白いハズ

いやぁ~~、すごくヨカッタです
冷静に観てると、かなり救いようのない松子の一生を、
  カラフルな映像と、そこかしこにちりばめられた笑いのエッセンスで
  ポップに仕上げてるのは、感心しきり、でした
(私は原作読んでないけど、原作はもっと暗い感じって友人が言ってたので)

松子役の中谷美紀。彼女は、スゴイですね。
美しい面だけでなく、ヘン顔アリ、晩年の太ったオバサン姿アリ。
でも、どれをとっても不自然さやチグハグな感じがしない。
今回の映画で、監督にかなりダメ出しされて、女優を辞めようかと思った、
  みたいな話を本人がしてたと思うんですけど。
いやはや、見事に松子の人生を演じきり、彼女の女優根性を感じました

あと、チョイ役でもキャストがかなり凝ってます
個人的には、谷原章介の役、かなりツボにハマリました
あの人、めっちゃオトコマエやけど、一生名脇役でおってほしい・・・

映画の中で流れる音楽は、サントラ盤で発売されてます
サントラ盤にはあまり関心がないんですが、
  この映画については、観る前なのにレンタルしちゃいました
「あの曲は、ここで使われるんや~」と確認しつつ鑑賞。
映画観た後、改めて聴き直して楽曲の楽しさも再確認したいです

以前はほぼ100%パンフレットを買ってましたが、最近は買い控え。
でも、近作は絶対気に入るハズと確信し、
  映画を観る前に購入し、映画が始まるまで読んでました。
パンフレットも凝ってますよ~
映画のいろんなシーンの写真が満載で、見てるだけでも楽しい
インタビューも盛り沢山で読み応えあります。
オススメは「花言葉 松子度チェック」
ちなみに私は、「ナデシコ松子・・・花言葉は仕事」でした。
内容は、当たってるような、当たってないような(笑)

松子の一生は傍目には相当悲惨なんですが、
  でも不器用なりに全力で精一杯生き抜いた姿に、最後はじ~んとしました
そして、純粋に生きぬくというのは、いつの時代も難しいことなのかな、とも思いました。
総天然色の映像の中に、悲喜こもごもがいっぱい詰まってる映画です。
さぁ、「松子の一生」を、アナタもゼヒ見届けてあげてくださいね



映画『タイヨウのうた』で、ココロの洗濯♪

2006年07月01日 23時48分39秒 | 映画


今日は1日、ファーストデーは映画1000円

と、いうわけで、土曜日ということもあり、久々の映画鑑賞へ
本日は『タイヨウのうた』に決定

いろいろ見たいのはあったんだけど、
 “セカチューより泣ける”というふれこみに興味があって
一応、「セカチュー」「いま会い」の純愛系も映画館で見たし、
  とりあえずはチェキラしとくかぁ~って感じで・・・

ストーリーは、こんな感じ。
主人公:太陽の光にあたれない病気(“XP(色素性乾皮症)”)の薫(YUI)

病気の為、学校にも通えない薫の唯一の生きがいは、夜の駅前広場での路上ライブ。
ある日、彼女は孝治(塚本高史)という青年と出会って、急速に親しくなる。
しかし、孝治に病気のことを知られてしまった薫は、
  初恋も歌もあきらめてしまおうとする・・・。


見た感想としては、まぁ、ありがちと言えばそれまでなんだけど・・・。
でも、全編を通して、愛情(家族、友人、恋人)に溢れ、
  ひたむきさのある、素直でいい作品でした
あと、“XP”って病気の事も、
  この映画が知るきっかけのひとつになるといいんじゃないかと思いました。

YUIは今作が演技デビューなんだけど、素直でかわいい印象。
それを、周りのキャストがしっかり支えて、安定感のある映像になってました。

YUIのデビュー曲「feei my soul」が好きなんですが、
  この映画の中でもYUIが楽曲提供をしています。
主題歌の「goodbye days」、メチャ良かったぁ~


個人的には、薫の彼氏・孝治役の塚本くんはけっこう好きです。
今回は、すごく素直で、まっすぐな性格の高校生を好演してました
あんな子おったら、ホレるわ~


「セカチューより泣ける」についてですが。
まぁ、セカチューもじ~んとしつつ泣かなかったんですけど、
  「タイヨウのうた」はちょっと涙ぐみそうになったかなぁ~

っていうか、高校生の頃のピュアな気持ちを思い出させる映画でした
私の2席隣に、女子高生3人組がいたんですが、
  彼女たち、映画の中盤あたりでもうクスンクスン泣き始めてましたね~
きっと、自分に重ね合わせながら見てるんだろうな~

・・・とか思いながら見てると、
 「若いって・・・、いいねぇ~」などどオバチャンみたいなことを考えてしまい、
 そんな若さに感動して涙ぐみそうになった、みたいな~

あら、そんな風に思えるなんて、私にもまだ素直なココロが残ってるのかしら(笑)
うんでも、素直な純愛モノで、素直に良かった、という感じ
あんなふうに、ひたむきになれるっていいなぁ~、としみじみ思いました。
世の中純愛ブーム(・・・は、まだ続いてるの?)ですが、
  ピュアな気持ちになりたい方、取り戻したい方(笑)にですよ

さて、この映画。今度、ドラマ化もされるそうですが。
「セカチュー」「いま会い」もドラマ化されましたよね~。
私としては、どちらも映画のほうが好きだったんですけど。
この作品はどうでしょう
ドラマのほうも、一応チェックしてみようと思ってま~す





動員記録に貢献★『海猿 LIMIT OF LOVE』

2006年05月19日 00時37分15秒 | 映画


続きの今日この頃。
昨日、水曜日もの為、の代わりにみんなでイオンでお食事

水曜日は、イオンの中にある映画館、TOHO CINEMASのレディースデー。
どの映画も1000円で見れちゃいます
せっかくイオンまで行ってるなら、久々映画見ていこう

食事が終わり、21時10分頃、解散
21時20分から『海猿 LIMIT OF LOVE』が上映されるのはチェック済み
一緒にいた友人が同行してくれることになったので、2人で映画館へ

通常、人気のある映画は、お客さんが少なくなってきた頃を狙い見に行く私。
でも最終上映だし、そんなに人もいないだろう・・・、とタカをくくってたら。
甘かったですね~、お客さんいっぱいいました
一番広いスクリーンでしたが、真ん中の列は全て並びでは取れないとの事

と、いつものように前置き長くてスミマセン。
『海猿』は、みなさんご存知の通り、映画ドラマ映画で完結を迎える大作です。
最初の映画は見てなかったのですが、
  ドラマが面白かったので、この映画はゼヒ見たいと思ってました

結論から言うと、完成度も高く、見ごたえがあって非常に面白かったです
片時も飽きさせず、最後まで「どうなるんだろう
  とドキドキして、画面から目が離せませんでした。

まず、主演の伊藤英明(仙崎大輔)。
カッコいいのに、なんかイマイチ印象に残る作品がないなぁ~、
  と、実は思ってましたが、『海猿』の仙崎は当たり役ですね
この映画の中では、潜水士としてさまざまな経験を積み、
  よりたくましく、男らしくなった仙崎の姿が随所に描かれていました。
(余談ですが、今、ドラマで『弁護士のくず』にも出てますけど、
  なんかふっきれた感じであの役もなかなかいいですね

あと、とにかく、スケールが大きい
大型フェリーの炎上・沈没シーンなど、
  「どうやって撮ったんやろ」って思うくらいの迫力
沈みゆくフェリー内部の様子もしっかりと撮影されていて、リアリティーがありました。

それから、いろんな人間模様。
カンナ(加藤あい)との恋愛の行方。
危機に瀕したバディ・吉岡(佐藤隆太)との間にある信頼関係。
要救助者と仙崎の間に徐々に生まれてくる絆。などなど・・・。
オンナ目線・オトコ目線、どちらから見てもじ~んとくるツボがあります
でも、どちらかというと、男の人に見てほしいなぁ。
男の人の友情や信頼関係っていいなぁ~、こういうの、女の人にはムリかもなぁ・・・。
  って思うシーンがいくつもあると思います。

カンナへの告白シーン(よくCMで流れてるところ)もよかったけど
(あの状況で、あんな風に言われて落ちない女の人はいないハズだ
それより、やっぱり、仙崎と吉岡のアツい友情・信頼関係にグッときました

今朝のニュースによると、水曜日に公開2週間で既に動員200万人を突破
  動員記録は実写映画では『踊る大捜査線』に次ぎ2位なんだとか
200万分の1に、私も含まれているのね~~んわ~い

とにかく話題の映画です
話題作は見なくちゃ、という、ミーハーな動機でもかまいません。
とりあえずは、ゼヒ見てください
成長した仙崎に会いに行ってあげてね~







みんなで見よう★『チェケラッチョ!!』

2006年04月22日 01時22分24秒 | 映画


今日は、試写会でとっても楽しい映画を見てきました~
明日(日付変わったから今日だな・・・)から公開の、『チェケラッチョ!!』です

沖縄が舞台で、高校3年生の男の子3人がふとしたキッカケでラップ音楽に目覚め、バンドを組む話。
主演の「透」役は市川隼人くん(『ウォーターボーイズ2』の子)。
ヒロインの「唯」役は井上真央ちゃん(『花より男子』の子)。

とにかく、すごく楽しかった~
まず、沖縄のよさがすごくよく出てると思いました。
結婚式のシーンでの沖縄舞踊やエイサー、市場の風景、
  透のバイト先として出てくる美ら海水族館(と、思う)などなど、の美しさ
出演者の沖縄弁もけっこう雰囲気が出ていたと思うし。

それから、キャストがよかった!
主演の市川くん、真央ちゃんもよかったけど、
  個人的には透の友人役の、平岡祐太くん(『SWING GIRLS』に出てた子)が大好き
脇を固める俳優陣も、陣内孝則さんとかガレッジセールとか、個性的な人が多いのに、
  それぞれがいい味出してて、画面に華を添えていました。

あと、高校生らしい、「一生懸命さ」が画面いっぱいに出てた
なんというか、いろんな事に対して「まっすぐ」な感じが伝わってきて、
  時には笑い、時にはちょっとじ~んとくる・・・
淡い恋心なんかも描かれているので、微笑ましい気持ちにもなれます

最後は、やっぱり『音楽』でしょ
曲中で披露されるラップは、この映画のために作ったオリジナルらしいのですが、
  完成度の高さにオドロキですすっごく上手なんだよ~
それから、挿入歌とテーマ曲が、私の大好きなORANGE RANGEなんだけど、
  RANGEの曲と映像がよくマッチしていました
シングルじゃなく、アルバムから選曲してるあたり、ちょっと心憎いッス
テーマ曲(新曲)もRANGEらしいイイ歌なので、チェキラですよ~

映画を見終わった後、楽しくてウキウキとした高揚感と共に、
  「沖縄行きた~~いっ」って気持ちになってしまいました
そして、エンドロールの最後まで、席を立たずに見ていってくださいね
  ちょっとした「お楽しみ」?があるので・・・

サワヤカな感動を与えてくれる『チェケラッチョ!!』、マジでですよ~
興味のある方、ゼヒゼヒ、映画館に足を運んでみてくださいね






一足お先に♪「博士の愛した数式」

2006年01月17日 00時18分03秒 | 映画


久しぶりに試写会に当選しました
テレビ高知主催の、『博士の愛した数式』という映画です。

実はワタクシ、公開に先駆けて、原作本読んでまして
原作は、本屋さんが選ぶ「第1回本屋大賞」に輝いた小説なのです

80分しか記憶が持たない数学者と、家政婦とその息子の話なんですが。
原作と映画の違い。
①成長した√(ルート:家政婦の息子/吉岡秀隆)が登場する
②原作は「私」(家政婦/深津絵里)だが、映画は成長したルートが過去を回想

あとは、映画サイズ用に、小説の中のエピソードなどが若干変わっていましたが、
  割と原作に忠実に作られていたように思います。

この映画は、派手さもないし、ほんとに静かに物語が進んでいくんですけど、
  余計なものがなくて、ほのぼのと、静かに感動できます。
あと、キャストがすごくいいんですよ~
いい役者さんばっかり使ってる。抑えた演技なのに、存在感がある、みたいな。

それと、子どもの「ルート」役、齋藤隆成くん(「砂の器」に出てたよ)と、
  大人の「ルート」役、吉岡秀隆。激似
ルートが大人になったら、こういうふうになるんだろうな~って、
  自然に想像することができます

今年1本目の映画だったんですが、この映画で良かったわぁ~
ホント、やさしくてステキなお話です
ここでは多くを語りませんので、とにかく、見てください





優雅・豪華!「春の雪」見てきたよ(^^)v

2005年11月29日 22時21分58秒 | 映画


月曜日、レイトショー(1200円になるのだ)で『春の雪』を見てきました。

いやぁ~、とにかく映像が美しかった
竹内結子演じる聡子の衣装、着物はもちろん、洋装もすばらしかった~
映像だけでなく、言葉遣い・言い回しも美しかったね
日本なんだけど、日本じゃない、みたいな。

ストーリーも、最初は妻夫木くん演じる清顕(清さま)のガキっぽい行動に、
「きぃ~~~っ、イライラするぅ
と最初は怒り心頭だったんですが、物語が進むにつれて、
  清さまの、ガキっぽさ故の純粋さにひきこまれていってしまいました。
やっぱり妻夫木くんは、演技が上手だぁね~
竹内結子も、ホント、深窓の令嬢って雰囲気がよく出ていて、
  清さまを思う気持ちの強さ・気高さを見事に演じ切ってました
聡子が映る最後のシーン(ネタバレになるのでここには書きませんが)は、
  凛とした雰囲気があって、ホントに美しいと思いました

あと、あまり出てこないけど、岸田今日子演じる清さまのおばあ様役は、
  セリフも存在感もバツグンで、映画のいいスパイスになってると思います。

映画は2時間半ほどありますが、全く飽きさせることなく、最後まで集中して見ることができました。
エンドロールで流れる、宇多田ヒカルの『Be my last』は、映画の世界観が
  歌に込められているようで、で聴くよりグッとくるものがありました。
この歌を作ってから原作を読んで、歌詞がハマってるなと自分でビックリした、
  と、インタビューに答えてるのを見たように記憶していますが、
  ホント、ドンピシャリです。

この映画については、原作の三島由紀夫と親しかった三輪明宏さんが、
  三島作品を映像化したものの中でも白眉だと、絶賛してるらしいですね~。
でも、ホントに映像を見るだけでも価値があると思うし、
  失ってしまった色んな意味での『日本らしさ』を感じることもできると思います。

私的意見ですが・・・
個人的には、清さま役は、成宮寛貴くんでもいい感じじゃないかなと
最初は、聡子を冷たく突き放してるのに、感情の高まりが抑えきれなくなって、
  徐々に破滅に向かっていってしまう、内に秘めた狂気っぽいのを
  すごく上手に演じそうな気がするんですが、どうでしょう?
最近は、ドラマ版『いま、会いにいきます』で心優しい青年役を演じてたけど、
  ちょっとクレイジーっぽい、クセのある役のほうが好きなので・・・
でも、竹内結子と並ぶと映像的にハマるのは、やっぱり妻夫木くんかな?




ハマった!映画「私の頭の中の消しゴム」

2005年11月04日 01時13分00秒 | 映画
 のち 

昨日、映画「私の頭の中の消しゴムを見てきました。
内容等は、HPや雑誌なんかでご存知かと思いますので割愛して・・・。
あの~、恥ずかしながら、若干、韓流ブームに乗っちゃうかも・・・
主演のチョルス役を演じた男優、チョン・ウソンにかなりメロメロなんですぅ~ぽっ
日本の俳優さんに例えると、豊川悦司(トヨエツですな)と豊原功輔(最近では
  ドラマ版『電車男』に出てました)を足して2で割ったような雰囲気・・・かな?
とにかく、私の好みのど真ん中にズバーーンときちゃいました

あまりのカッコよさに、つい帰りにパンフレットを購入した、ミーハーな私・・・
でも、この役柄が好きというだけで、別の映画で見たらそうでもないと思う。
実際、パンフレットの中に、来日記者会見の写真が載ってたけど、
  それは別人のようで特にカッコいいと思わなかったしね
  (例えるならば、その写真はミスチルの桜井さんのような雰囲気でした。)

あ、でも、映画の内容もホント良かったよ
以前、永作博美と緒方直人が主演した「Pure Soul~君が僕を忘れても~」
  というドラマをモチーフにして制作されたとの事。
このドラマは、私も好きでずっと見てたので、尚更映画を良いなぁと思ったのかな。
映画見ながら涙したし、会場もすすり泣きの音があちこちから聞こえました。

まだ見ていないアナタ、ぜひぜひ、見に行ってみてくださいませ
そして、私イチオシの俳優、チョン・ウソンに、ぜひぜひご注目を
・・・ヨン様にハマるオバチャンの気持ちが、ちょっぴり分かった気がしました