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絵、大好き・Yoh-Mのブログ

ジャズ聴きながら絵を描くYoh-Mが、自身の頭の整理の為に書くブログです。

家庭と仕事の両立

2012年02月28日 | ジャズを聴きながら

まず、世の中での基準。と呼べるものは各人によって捕らえ方が夫々異なっております。食い扶持である職業からにして考え方が大きく異なるのは当然で、対社会への取り組みも異なってきます。

基地問題のような安全保障を伴うものとか、裁判に委ねるような権利義務等は横に置いといて・・ここで語るはどの家庭もが感じる不公平感。いわば個人の我儘とでも呼べる事について書いてみます。

と、言っても万人に公平な考え方は不可能です。言い掛かりに近い『私の我儘』を参考までに書いてみます。

個人の「我儘」とは他人様と比較した上で、自身がより満足すれば良い。という事でしてどなた様とも同じようなものです。

但し、私の我儘は端から見るとどうにも直りそうもなく、家族に対しても厄介この上ない状態らしいです。喰っては横になり、疲れた~と言い訳しながら掃除、食器洗いの手伝いさへしない。広沢虎造・「清水の次郎長・森の石松遠州墓参り」の段と同じで・・死ななきゃ~直らないらしいのだ 

どこの宿六も同じようですが、弁解を語る上で、私の職業が個人で作り上げて来た砂上の楼閣  であることをまず知っておいて下さいね。ソレユエノの言い放しだからです  いわゆる企業人と云われる人達のように組織だって動いたり、言葉を飲み込む訓練を全く受けていないので根本的に我儘の度合いが違うらしいですから

さて私の我儘の根底にある物を引っ張り出せば・・社会への不満が9割以上占めている。と、もう一人の私が観察しているのですよ。家庭での我儘とは全く別個の不公平感を持っている。 

民間人の多くが感じる・・議員天国、公務員天国だよとスネテイルのかも知れません 

イワユル経済的に安定した所に勤める人達は、年間365日の1/4位が・・何と休日。つまり休日ばかりのカレンダー上で動いていると思っているのです。更に組合活動で労働時間まで交渉し、遊ぶ時間を作っているとは・・羨ましいな~~ってヨダレヲ垂らしている不届き者です。 

もっとも、一部の管理職と技術者以外は頭を押さえつけられた哀れな動物君達でもある・・・・って思ってもいる非常にケシカラン者です。が、然しながら、ヨクヨク考えると、組織というものは必要以上に個人の時間を奪ってしまっているのではないか? と道理をも考えられる頭は持っているようです 

法律、規約、労働条件そして仕事付き合い・など等を考えれば・・組織人が幸せなのか?恵まれているのか?? 大いに疑問であるのは当然だろうし、付き合いゴルフで休日を潰すとは・・家庭にとっては最悪?と考えている者です 

が、そんな人達と付き合わされて来た私は、例えば結婚式から同窓会、挙句、選挙投票日まで土曜、日曜。 これらの日は私が真剣に働く時間である。これは我が家庭、我が子供等にとって不平等と思うのです。キリスト教徒が作ったカレンダーに何で世界が併せなけりゃ~イカンのかね~~

いやはや・・世界の裏側ってやつに踊らされているんだよな~? いえいえ、太陽と地球の関係から合理的に定められているんですよね~

「商売は儲かるからいいだろう?」と云った声も聞こえる。が現状は悲惨です。個人商店主壊滅状態にあり、地域文化の担い手連中が消えていく。組織は金だけ出せば良いのか? 祭りは催事に・・コレマタ疑問大であるな?   私自身は・・そりゃ~僅かながら儲かっているし我儘者だから遊び半分で商売だ? 故に、祭りの名の下で商売か子供等のいずれかを犠牲にして来たとの思いが強い。 

ま・不平はあるが我儘大ゆえ生き延びている。と甘え、お許し願ってる 

休日に関して、私はいつも不平を持っていたから、何人かの勤め人に『平日、人と遭わない山』登山を誘ったことは度々ある。当然、無理だよな。こちらも本気で誘った事はない。山へ行ってまでペチャクチャとは嫌なこった。これは完全に優越感に浸った我儘。(m_m) 勤め人には出来ない遊びを楽しんで来ました。

こういった事で、職業の違いは大きく、立ち位置によってクッキリと線が引かれている

カレンダーの日曜、祭日には赤数字さへ入れられているますよね~。 その代わり、多くの働き蜂が移動する時期は何故か定められており大混雑。私から見ると・・「我儘言えぬ哀れな人達」となる。 これは護送船団方式で不公平だよな  

勿論、サービス業は鼻からそんな構造を利用するだけだから別な話。『文句言うな』となるが、家族は良く我慢しているね 盆に正月も働く。これとて不平等だよ。一番重要な家族との触れ合いを仕事口実に奪われている。サービス業は最も可哀相な働き蜂なんですね  が、この分野は儲けやすい、入り口広く、深い。が、現在の不公平税制を是正されると・・一変に夜逃げが増える業種ですよ

私は両親と夕食を共にした記憶がない。故に、子供とはなるべく共に過ごす時間を作ってきたつもりであるが家族はどう感じているだろうか? これは我儘から発するムベカラヌ押し付けだな^^

自分で起業した以上は取引先を大切にする。お客より大切にする。仕入れ大事が商売だ。が、世の中松下イズムに惑わされて、三波晴夫さんに惑わされて『お客様は神様です』って??・・大きな間違いだ? 鶏か卵かの話になってしまう

銀行頭取であろうとその銀行の警備員さんであろうと、我が店では肩書き関係無し。当然だ。金額の大小でもなくお互いが感じる雰囲気が大切。分かりきった事。が、これが分からない連中が実に多い。

特に、名詞を常に持ち歩き見た目格好の良きらしき人達と、安い物漁り専門のババア共。 『ウチの会社は〇〇ですよ』と『あっちの店の方が安いよ』は、言い方によって実に表現の仕方が似ているんだね   

企業、役所から仕事で呼ばれる時がある。呼びつけておいて話が通っていない若いのが出て来て重複する説明と、待たされることシバシバあった。以来、私はこんな時、即刻戻る主義にした。これは道理である。経験が重むと出きる技だが若い人には無理な話かもしれないな。

昔ながらの「手もみ商売」なんぞもう全く役に立たない時代。私を必要とする仕事ならば困るのは相手だ。こう言った礼儀、道理とか顔を立てる。といった今では化石のような考え方が・・つまる処、私の商売上の我儘です。つまり・・へ理屈

然し、この屁理屈は怖いぞ! ま、考えてください。

話少しずれて、

特に大学同窓生から多く聞くのだが、地方から出てきた長男坊が40代で首都圏に家を構え、定年後も実家に戻れず、親と生活を共にしない例を聞く。私の同級にも現にいる。親はジクジたる思いで生活しているだろう。本人も割り切れない思いが強いだろうな。仕方がないで済むのか・・??

夫婦の意思で子供を作らなかった友人もいる。文句言う筋合いではないが、年取ったそいつは今になり、夫婦二人して老い先を案じ騒ぐ奴になってしまった。これは哀れだ。詳しい事情は知らないが・・手前の事ばかり?いくら年金・保険を納めたからと言ってもオカシイと思う私だ。

子供達と離れ離れの老夫婦世帯を役所が心配して手を貸す時代・・経緯をみれば ?不平等だろう。って言いたくもなる例がイ~パイ有るのが現状だ。 大体が今の社会保障はデタラメ。個人責任を問うていない 

確かに全ての勤め人は家庭生活の面で時間に余裕が無いから大変だ。熟年離婚も伝えられる。と言って、問題はそればかりではないだろう。何かと仕事に屁理屈かこつける・・個人に問題大有りのコンコンチキだ。

東京オリンピックを境に、多摩ニュータウンなり各地団地が大売れした。入居した人達も核家族として、この世の春を謳歌しただろう。が、現在を見ると・・年取った彼等は権利ばかり主張しているように見える。政治は、こういった人達を弱者扱いし勝ちであって、私から見ると不平等だ この見方はおかしいかな  

家庭をおろそかにしたツケが回ったのだろう。そのように感じる。それとも、それしか生きる方法が無かったのか?私にはとてもそうは思えない。

地方で親と同居し、近所親戚付き合いから古い家のメンテナンス、墓守等、二世代、三世代家庭で生活し地域の消防から文化まで世話をして来た人達から見れば・・完全に不公平だよ  ・・・が、こういった田舎生活を送っている人達の方が心豊かなんだよね~~ 但し、勘違いしないで欲しい。こう云った人達の方が核家族より経済力の弱さは歴然なんだよ、大変なんだ。 

こういったお爺ちゃん、お婆ちゃんのいる家庭から我が息子のお嫁さんを欲しいし、娘を嫁がせたいと考えるのは・・我儘かな  核家族を謳歌した人と親戚にはなりたくないんだよね~~・・

ま、現在の首都圏が抱える電力問題も同じ構造に見えて仕方がない。放射能風評騒ぎを真剣に考えず都市生活を謳歌している連中は寒さ、貧しさを経験すべきだな。さもなくば、ボランティア活動として体を使うべきだよ   

世の中変化する。その時その時代が良いと言って人間関係に反映させてはならない。

『山あり、谷あり』どこの国へ行ってもこの格言は存在する。

日本人は忘れたのだろうか?権利ばかりを主張するようになったと感じる。良いとこ取りだけは止めて欲しい。せめて他人の子供にも目を向けて欲しい。自分が我儘と気が付けば、他人の気持ちも分かるだろう。  社会への不公平感も少しは緩和されるだろう。

『土』に親しむ。多くの日本人は忘れてしまった。が、今回の震災で若い人たちは行動し始めている。

私が尊敬する義父は素晴らしい百姓だ。地球がひっくり返っても・真似出来ない素晴らしい男だ。

お百姓に真の男がいる。漁師に真の男がいる。格好だけでも真似したくて私も少々かじるが・アァアァ・と腰に来るだらしなさ 

これからの若い人達・・・是非、『土』にまみれて欲しい。生産者と消費者との立場を区別せず、お互いを理解しなければならない。そして今までの社会構造を壊さないといけない。既に自然は警告を発しているのだから。

技能者を育てる環境を作るには一重に若者の意欲が必要だ。

この技能、工学分野には大勢の博識者がいる。定年に及んで働き場所がないという組織人間が多いのも事実  であるが・・・この分野のテクノラートこそ・・人生楽しみながら若い奴等のケツをヒッパタイテ煽るべきです。大きな設備がなければダメだ・・っていう人も口を出すべきです・・若い人達の為、自身の為に。 

教育が重要であるのは勿論。この面でテクノラートが引っ込み思案は良くない。経験が重要な分野。若者は何らかの方策を欲しがっている筈です。

これからの時代、ますます不公平になるはず。手に職を持った者が勝つ時代さ。体力勝負できる者は一次、二次産業、国防産業を目指すべきである。これは正しい指針と思うが如何だろう。

一週間単位のカレンダー概念を壊し、勤め人も時間が余っていれば家庭事業として?趣味と称して?働き稼げば良い。 疲れたら休めば良い。戦後体制は終わり、戦後民主主義も終わったのだ。 ・ところで、民主主義の実態が未だ分からない私ですがね・・・

考えられることを当然のようにして実利共に楽しむ・・これが出来る人間は『我儘人間』と言われ指差される。組織人間では今後やっていけない。という事を言いたいのです。人口減少・・大いに結構。

それ故、『家庭と仕事の両立』を今迄以上真剣に考えないと孤立し、失う事ばかり多かりし。に陥りそうな時代だ。

私のこれからは若くなるから?益々『我儘』し放題に向かいたい  いや、向かうでしょう

何故なら、今世界中がこぞってギリシャを悪く言う^^  私は遊び上手なギリシャ人に習い『我儘』言い放題生活を目指しているのだ   後始末は損な性分の人がするだろう?との勝手な意地悪推測で ・・  メチャメチャで構わないんだ・・どこかでバランス取る狡猾な連中はゴロゴロいる・・我儘になって下さいな 

そういう人間が増えると良いな~と思う私です 

徒然、かって書きました。ご無礼お許しを。

d・

                         2012.02.28.

                              Yoh-M.

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福島の英雄に勲章。

2011年10月22日 | ジャズを聴きながら

福島原発沈静に初期活動した人達へ

スペイン政府からは『スペイン皇太子賞』が贈られましたね。

スペインの国債格下げ言われ世界経済低下恐れの要因の一つにスペイン経済がありますが、

それとは全く別に、

「フクシマの英雄達」は平和部門での授賞で、個人を特定せず、「自身の生命を危険にさらしながら、被害を最小限に抑えるために献身的に働いた」人達を指す。

として、勲章が贈られました。

非常に厳しい世界情勢ですが、私は日本人として、勲章を贈られた人達を誇りに思います。

日本政府も『表彰』という形で誠意を見せましたが、もっと大きく取り上げ若い人達へ勇気を与えても良いように思います。

現在、恒例の叙勲授与の時ですが・・・

秋の園遊会では、『英雄達』は呼ばれませんでした。

テレビでは、なでしこ佐々木監督、澤選手ばかりを大写しでした。英雄達の代表だけでも呼ばれなかったのでしょうか。園遊会は現在、皇室の自由にならない位は知っていますが、それにしても情けない思いでした。

多くの英雄達は、そんな会より現在も福島沈静作業の地味な仕事に命を削って当たっている事と思います。彼等には感謝のみです。

天皇、皇后のお二人の心より行動されている様子は、報道を通じて感じます。

が、メディアの所為なのか、他の皇室の方々の姿、顔が見えません。ゴシップ雑誌を飾るぐらいです。日本が、世界が非常事態に陥ろうという状況の中、現在の皇室の姿は残念です。

現況を見れば、関東、東北の回復がなければ経済も含め、日本の、世界の恐慌不安はぬぐい去れません。(他の要因も大ですが)

地味であっても素晴らしい活動をしている人達は、NPO等にも大勢いる訳です。

もっと、もっと光を当て、我々も動かなければならないと考えます。

やるべき事があると思います。

私は、震災直後には直ぐ動きましたが、規制が強まる内に少しずつ傍観者になっていたようです。

現場で作業に向かう人達、簡易住居で寒さを向かえる人達の疲労と精神力の低下は明らかです。体力の衰えを感じる私としては支援に回ろうと思っており、現地で活動するNDOに問い合わせをしています。

*年俸4000万円近く取る、日赤近衛総裁は皇后陛下名誉総裁の影に隠れて、今もって国民から預かっている義捐金を持て余しています。現地へ行けば日赤のすべき事は一目瞭然であるのに。です。

私は、この場で、近衛忠輝総裁(細川元総理弟)を批判したく思います。

尚、日赤は『会社』であり、決算報告をもしています。その為の代議員とか余分な経費、膨大な人件費を抱えています。我々の「赤い羽根募金」「緑の羽根募金」はこれ等の経費へ回されています。

義捐金ですと、この赤十字に寄付金が集まり、被害地への想いが通じにくいです。その為、私は、NGO,NPOを通じて『支援金』『支援物資』を送って欲しく願ってます。

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                         Yoh-M                     

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この国はどこへ

2010年10月25日 | ジャズを聴きながら
80歳になる先輩の言葉を伝えます。
…………
『この国は何処へいくのでしょうか』
最近の国際情勢を見ていると、物凄く先が心配です。

司馬遼太郎さんの言葉を思い起こし、改めて将来に不安を感じます

そもそも文明や、文化は起源やオリジンは何であれ、学習と模倣で始まり
見習うことではないでしょうか、エジプト、ヨーロッパ、ギリシャ、ローマ
と類似点は沢山あります。 われわれの文明も中国に発するものは、仏教で
あれ、漢字であれ、孔子の論語、詩経などなど、元はいうまでも御座いません  ご本家がとっくに、その思想理念を失って、拝金を主とする価値観を
所有しているだけです
 
それらを、いかように消化して、個々の特異な形に仕上げ、熟成させるかが
その民族の知恵であり、力でしょう。 幸い日本人のDNAにはよい点が
存続して、ここまでの経済大国に仕上げました
ただし、精神面での良さや、家族、修身、人助け、武士道の理念などが
失われてきつつあり、少し荒廃してると思えます
仁、義、礼、智、信、、または仏の教え、などをわが国なりに、育て
民族の考え方や、生き方に作りあげたのが日本民族の 素晴らしさと思いませんか 特に礼儀は重要でしょう。
もって【他山の石】の教え、反面教師の言葉を返してやりましょう

今私たちが真剣に、戦後を振り返り、この国の行方を、自覚して諸問題に
取り組み、備えるときだと思います。 特に個人の権利主張のみを声高に
唱えること,おろかに見えます。どこかの党首のように・・嫌悪感のみです
今は挙国一致で、アイディンティテイを確立すべきと思いますが
ナショナリズムがおかしいと思う人が認識不足とおもいます

権謀術策、恫喝、洗脳、人心工作、などで、あらゆる手段を講ずる国に
惑わされぬように、
まず真っ先に、現日本政府の要人たちの自覚と反省を痛切に求め、
五年十年、五十年先のヴィジョンと、政策を考えて欲しいものです

この立派な美しい国土を、人手に渡してはなりません。
今一度写真と描かれた絵や、文書で、再確認して見ませんか
目を覚ます良いきっかけとなりますように・・・・
…………
以上、80の先輩の言葉です。
現在の状況は、見えないところで進行しています。
目を凝らして観察し、自らの身と周辺を守る意識が大切と考えます。

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Flower1001

口約束は契約 その2

2010年08月01日 | ジャズを聴きながら

絵描きに作画を依頼し、キャンセルしたと言う話。

それを元に書きます。

………

絵を絵描きに依頼することは

・・・企業に於ける『発注契約書』と同じである。

あるいは、それ以上の重みのある事です。

つまり、人間と人間の間の尊厳を守るか否か。と言う精神を含めて、重いことです。

『絵を描いてください。』という言葉だけでの約束も又・・

【金銭取引と同様の重みを持った・・約束(契約)です。】

その事は多くの人が理解しているから

好きな絵描きさんの原画を欲しくても、版画、ポスターなどで我慢する。

絵描きも人間、創作能力に、あるいは供給能力に限界があるから・・

人気作家の絵の価格は高くなる。

そんなことから、

絵描きに絵を注文する勇気は・中々出来ないものです。更に、出来上がった絵に対するクレームも難しい。

それもあって、画商の存在意義があるところです。

但し、

直接、画家に絵を依頼するような場合は、絵描きの実力を知った上での事になりますから、

絵を注文する事は・・・まさに人間関係を含めた契約になるわけです。

文面にして書くと上記のようになりますが

我々の普段の生活には、こういう約束事が多々あって、自然に口約束を守る事で社会が成り立っています。

然しながら、一人の創造者から生まれる原画作品は、チョッピリ高値の華。という感覚も又あります。

絵は生活品と違う。という感覚も大きいです。

が、

実は生活品も、趣向品も、芸術品も・・・同じです。

社会は約束(契約)の上で成り立っています。

そんな事柄を重々知りながら・・

絵は別だ!とばかりに、平気で約束違反を犯す人がいました。

絵描きは甘ちゃん人間で役立たず。という感じで自身より下に見ているのでしょうね~、きっと。

絵を注文し、絵描きに数ヶ月も苦労させた挙句・今は買えない。と、言い出します。

結局、

素直に待って呉れ。とは言わずに、「誰か買い手を捜す。」と、卑怯な言い訳をしました。

自分が直接、注文した事を忘れているのでしょうか

少なくとも、作業に入る前の早い時期にキャンセルを言いましょう。

絵描きは、注文主の為に描くのですから・・当然、対価を求めるでしょう。

つまる処、こういう人にはNOを突きつけます。

絵を描く作業がどんな事か・・・自分の身に置き換えられない人です。

作業に掛かった・・時間経費、資料、材料代も考えない・・

余程、甘い環境に育ったのでしょう。

こういった人の為に、画家本人のみならず、周りも迷惑を受けます。

ご家族なり紹介者です。

注文作品を描く時、絵描きの神経は相当敏感になる事を知って欲しいです。

実は、今迄書いたような人にお目に掛かり、非常にがっかりしました。

人と社会を甘く見ているのでしょうね。

以上、

私の尊敬する、レイテ海戦で生き残った戦士、上田毅八郎画伯が、

90歳になる今年に受けたキャンセル話でした。

年とっても頑張る画伯に対して、自分の都合だけを云う人がいる。

都合出来なければ、注文しなければ良いのです

誠に残念な出来事でした。

               2009.10.01

                                                                 Yoh-M.

………………

追伸;

     2010.7.31.

上記記載した件につき、平気でキャンセルした当事者から何の連絡もありません。

又、私の方で追及もあえて致しませんでした。

コメントを頂いたゴルチエさんが言われる様に、裁判制度を利用しても良いのですが、上田画伯の体調も勝れず、其のような方法を取りませんでした。画伯の体調を考慮したことであって、画伯への支払いは、不本意ながら私が負担することで、画伯及びご家族と私との信頼関係はこれからも続くと考えています。

さて、

この問題を引き起こした当事者は、実は私の高校同級生でした。

90歳になる上田画伯宅へ伺い、直接、『作画をお願いします』。と希望する船の絵を依頼し、下書きをさせ、確認した上、1ヵ月後に完成した作品へは角度が気にいらない。と再度、作品を描かせた男が、私と上田画伯をペテンに掛けたのです。

私と上田画伯が一番怒りに感じるのは「誰か買い手を捜す」。と、契約を反古にするペテン師としての一言です。許せない言葉です。

本当に買い手を捜す意思があるのなら、作品を手元に置く必要があるはず。買い取らない限り、買い手を探す事は不可能でしょう。

この傲慢な男は、釣り道具のリールで有名な、『VAN - STAAL』社の日本特約店を経営する男で、特約店の権利を取ってから急に接近してきた男です。

最近、違う人間から「景気が悪い」ので・・貸して欲しい。との話がありましたので、約1年も前のペテン師男についても『追伸』という形で書きました。

暫く付き合いがないのに接近してくる人間には・・・皆さん、気をつけましょう。ネズミ講に近い話も持ち込まれることもあります。

人間、行き詰ると同級生にまず声を掛けたくなるようです。

私に甘さを見て来るのかも知れませんが、友人と思っていた人間が『ペテン師』に近い人間だったり、みすぼらしくなっていくのは・・・残念。の一言です。

『釣り』に関するマナーの悪さは常々言われているところですが、『VAN - STAAL』社の日本特約店を経営する男のように、契約を平気で反古にする人間が・・釣り産業に関わっている。

口先だけが増える今日、残念な事が一つ増えた為、1年も前に引っ掛かったペテン話に追伸。という形で、自身への注意を喚起する事にしました。

………………

ごるちえ

おそらくその人はビジネスマン、そして一人の人間としても下流の人間なのではないでしょうか。そんな人間は芸術に手を出すべきではないと思います。

画家にとって作品とは人生、その作品を直接依頼までしてキャンセルをするということは、その人の人生を否定することとに繋がる。
ビジネスの面からみても資料、材料などの費用コスト、90歳という画伯の大事な時間を奪ったということに対する機会コスト、そして難しいといわれるアートの世界でディレクションを行う画商であるあなたに対して多額のお金を払うべきですね。

>ごるちえさん。

コメントをありがとう御座います。
私自身が絵を描きますし、作品を求められる事がありますので、生活基盤を作画の上に置いている絵描きさんの気持ちは、痛いほど良く解ります。

今回、上田画伯への対応には神経を使った事は事実ですが、何より、残念な事柄が起きてしまった。というストレスへの対処が大変でした。

絵を含め、創作に関わる人達への応援を期待している私です。
それが同世代を生きる人への共感と考えています。
今後も宜しくお願いします。

                         Yoh-M.

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若さに期待。そして心配・・

2010年07月27日 | ジャズを聴きながら

まだ見ぬ『若き後輩』への期待。と称して書きます。

これから紹介する『若き後輩』とは、現在、京都市にある某大学仏教哲学科に在籍中の女性についてです。

私の高校での大後輩になる学生ですが、私の後輩というより、特に問題児であった我が息子の後輩と言った方が私の頭では整理しやすい学生さんについてです。

この学生さんを A さんと仮称しましょう。

A さんと息子が通った高校の教室は、現在、静岡県高校入学偏差値が一番高い教室。50年も以前に、文部省が理数科目に力を入れ始めた際、全国で最初に指定された「問題教室」でもあるのです。

何故、「問題教室」かと言うと、子供の『質』に関係なく、理数成績の良い中学生は学校の方針、あるいは親の希望によって受験させられるハメになるからです。

勿論、まだ意識が薄い中学生故、致し方のない事ですが、そんな風にして入学し、医学部、理工学部目指して詰め込み勉強をさせられ・・越境入学者が半数を超える教室。然も、3年間クラス替えのないクラス。

この教室の卒業生の A さん  に期待を込めて書いて見ます。

この偏差値の高いクラスには約35~6人。学生のうち医学部、理工系へほぼ30名ぐらいと、自意識と将来に目覚め、反乱を起こす5~6人で編成されるクラスですが、この事はさておいて・・・

A さんは実に目覚めてしまい、教師と親の嘆きをヨソニ【仏教哲学】へ進路を切ったわけです。私の息子がふて腐れてボクシングに熱中したのと・・大分違う

そこで、A さんに期待して・・

A さんの親爺殿はいい歳こいて、ましてモテル男でもないだろうに女性ばかりを集め、テニスに熱中する好々爺。・・いや、誰が見ても土の臭いプンプンの男。その彼が、偏差値の高い高校を卒業した娘が、わざわざ仏教哲学科へ進学・・と嘆いた。

【仏教哲学】・・・最高の学問ではないか。

然も、世界でも最も環境が整い人類の財産でもある京都で勉強。実に羨ましい事ではないだろうか。

この親爺殿には伝えました。

「その道へ進んだ以上、中途で就職なぞ考えずに学問の道を目指すように」と。

「一生掛けて勉強できる環境は素晴らしい」と。

今の世の中おかしい。実に紛らわしい。

私は、キリスト教系大学を出た割りにキリスト教とキリスト教哲学を斜めから見ている。

これだけ科学が発達した時代、いかなる宗教に対しても疑問は残るのだが、私には、人類の発展、紛争、生死などについて素直に聞く耳を持てるのは、間違いなく【仏教哲学】だからです。

A さんが、もし宗教に入るならば【修行】という難題が待ち構えて入るはずだし、学問を捨て実践に毎日を捧げなければいけない。

であるから私は・・学問として追求して欲しいのである

学問としての仏教哲学は奥深い。人間という動物が解ってくる歳になると・・誰もが触れたくなる身近な学問でもある。

私は、学問とは【根気】だと思っている。

哲学以外の学問は、まず、命題ありき。である。

特に理工系は人間社会の便利さの追求であるし、文学、絵画、音楽は楽しみへの追求と考えている。が、哲学には、医学も工学も歴史も絵画も書も・・・総てが含まれる。

総てを含んだ真理の追究だろう? 手が届かない追求さ だから素晴らしいのだ

自分の興味を追えば付随する余禄も頂ける。いいな~~~

どの世界も競争は必ずある。

日本仏教もおかしく枝分かれしているし、布教者を祭り拝む・・おかしい宗教もある。

親鸞、道元、日蓮・・皆布教者であって彼らが祭られる事には疑問を感じる私です。

A さんには勉強して、勉強して・・是非、数少ない学問追求者になって貰いたいです。【経】【律】【論】等を基に、日本人へアドバイスできるような人物になって欲しいですね。

まだまだヒヨっこ。今から必死にならないと先人には到底追いつかないから・・

我が息子は日本経済推進の先頭に立つべく仕事に就いた。

経験を多く積んだ息子が将来・・・A さんが後輩だった。という事に誇りを持てるよう頑張って頂きたい。

大きなエールを送ります。

オイ、A さんの親爺殿・・・娘さんを応援しろよ!!

親父さんにも・・・エールを送っておこう

                    2010.07.27

                                                                               Yoh-M.

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