まず、世の中での基準。と呼べるものは各人によって捕らえ方が夫々異なっております。食い扶持である職業からにして考え方が大きく異なるのは当然で、対社会への取り組みも異なってきます。
基地問題のような安全保障を伴うものとか、裁判に委ねるような権利義務等は横に置いといて・・ここで語るはどの家庭もが感じる不公平感。いわば個人の我儘とでも呼べる事について書いてみます。
と、言っても万人に公平な考え方は不可能です。言い掛かりに近い『私の我儘』を参考までに書いてみます。
個人の「我儘」とは他人様と比較した上で、自身がより満足すれば良い。という事でしてどなた様とも同じようなものです。
但し、私の我儘は端から見るとどうにも直りそうもなく、家族に対しても厄介この上ない状態らしいです。喰っては横になり、疲れた~と言い訳しながら掃除、食器洗いの手伝いさへしない。広沢虎造・「清水の次郎長・森の石松遠州墓参り」の段と同じで・・死ななきゃ~直らないらしいのだ
どこの宿六も同じようですが、弁解を語る上で、私の職業が個人で作り上げて来た砂上の楼閣 であることをまず知っておいて下さいね。ソレユエノの言い放しだからです
いわゆる企業人と云われる人達のように組織だって動いたり、言葉を飲み込む訓練を全く受けていないので根本的に我儘の度合いが違うらしいですから
さて私の我儘の根底にある物を引っ張り出せば・・社会への不満が9割以上占めている。と、もう一人の私が観察しているのですよ。家庭での我儘とは全く別個の不公平感を持っている。
民間人の多くが感じる・・議員天国、公務員天国だよとスネテイルのかも知れません
イワユル経済的に安定した所に勤める人達は、年間365日の1/4位が・・何と休日。つまり休日ばかりのカレンダー上で動いていると思っているのです。更に組合活動で労働時間まで交渉し、遊ぶ時間を作っているとは・・羨ましいな~~ってヨダレヲ垂らしている不届き者です。
もっとも、一部の管理職と技術者以外は頭を押さえつけられた哀れな動物君達でもある・・・・って思ってもいる非常にケシカラン者です。が、然しながら、ヨクヨク考えると、組織というものは必要以上に個人の時間を奪ってしまっているのではないか? と道理をも考えられる頭は持っているようです
法律、規約、労働条件そして仕事付き合い・など等を考えれば・・組織人が幸せなのか?恵まれているのか?? 大いに疑問であるのは当然だろうし、付き合いゴルフで休日を潰すとは・・家庭にとっては最悪?と考えている者です
が、そんな人達と付き合わされて来た私は、例えば結婚式から同窓会、挙句、選挙投票日まで土曜、日曜。 これらの日は私が真剣に働く時間である。これは我が家庭、我が子供等にとって不平等と思うのです。キリスト教徒が作ったカレンダーに何で世界が併せなけりゃ~イカンのかね~~
いやはや・・世界の裏側ってやつに踊らされているんだよな~? いえいえ、太陽と地球の関係から合理的に定められているんですよね~
「商売は儲かるからいいだろう?」と云った声も聞こえる。が現状は悲惨です。個人商店主壊滅状態にあり、地域文化の担い手連中が消えていく。組織は金だけ出せば良いのか? 祭りは催事に・・コレマタ疑問大であるな? 私自身は・・そりゃ~僅かながら儲かっているし我儘者だから遊び半分で商売だ? 故に、祭りの名の下で商売か子供等のいずれかを犠牲にして来たとの思いが強い。
ま・不平はあるが我儘大ゆえ生き延びている。と甘え、お許し願ってる
休日に関して、私はいつも不平を持っていたから、何人かの勤め人に『平日、人と遭わない山』登山を誘ったことは度々ある。当然、無理だよな。こちらも本気で誘った事はない。山へ行ってまでペチャクチャとは嫌なこった。これは完全に優越感に浸った我儘。(m_m) 勤め人には出来ない遊びを楽しんで来ました。
こういった事で、職業の違いは大きく、立ち位置によってクッキリと線が引かれている。
カレンダーの日曜、祭日には赤数字さへ入れられているますよね~。 その代わり、多くの働き蜂が移動する時期は何故か定められており大混雑。私から見ると・・「我儘言えぬ哀れな人達」となる。 これは護送船団方式で不公平だよな
勿論、サービス業は鼻からそんな構造を利用するだけだから別な話。『文句言うな』となるが、家族は良く我慢しているね 盆に正月も働く。これとて不平等だよ。一番重要な家族との触れ合いを仕事口実に奪われている。サービス業は最も可哀相な働き蜂なんですね
が、この分野は儲けやすい、入り口広く、深い。が、現在の不公平税制を是正されると・・一変に夜逃げが増える業種ですよ
私は両親と夕食を共にした記憶がない。故に、子供とはなるべく共に過ごす時間を作ってきたつもりであるが家族はどう感じているだろうか? これは我儘から発するムベカラヌ押し付けだな^^
自分で起業した以上は取引先を大切にする。お客より大切にする。仕入れ大事が商売だ。が、世の中松下イズムに惑わされて、三波晴夫さんに惑わされて『お客様は神様です』って??・・大きな間違いだ? 鶏か卵かの話になってしまう
銀行頭取であろうとその銀行の警備員さんであろうと、我が店では肩書き関係無し。当然だ。金額の大小でもなくお互いが感じる雰囲気が大切。分かりきった事。が、これが分からない連中が実に多い。
特に、名詞を常に持ち歩き見た目格好の良きらしき人達と、安い物漁り専門のババア共。 『ウチの会社は〇〇ですよ』と『あっちの店の方が安いよ』は、言い方によって実に表現の仕方が似ているんだね
企業、役所から仕事で呼ばれる時がある。呼びつけておいて話が通っていない若いのが出て来て重複する説明と、待たされることシバシバあった。以来、私はこんな時、即刻戻る主義にした。これは道理である。経験が重むと出きる技だが若い人には無理な話かもしれないな。
昔ながらの「手もみ商売」なんぞもう全く役に立たない時代。私を必要とする仕事ならば困るのは相手だ。こう言った礼儀、道理とか顔を立てる。といった今では化石のような考え方が・・つまる処、私の商売上の我儘です。つまり・・へ理屈
然し、この屁理屈は怖いぞ! ま、考えてください。
話少しずれて、
特に大学同窓生から多く聞くのだが、地方から出てきた長男坊が40代で首都圏に家を構え、定年後も実家に戻れず、親と生活を共にしない例を聞く。私の同級にも現にいる。親はジクジたる思いで生活しているだろう。本人も割り切れない思いが強いだろうな。仕方がないで済むのか・・??
夫婦の意思で子供を作らなかった友人もいる。文句言う筋合いではないが、年取ったそいつは今になり、夫婦二人して老い先を案じ騒ぐ奴になってしまった。これは哀れだ。詳しい事情は知らないが・・手前の事ばかり?いくら年金・保険を納めたからと言ってもオカシイと思う私だ。
子供達と離れ離れの老夫婦世帯を役所が心配して手を貸す時代・・経緯をみれば ?不平等だろう。って言いたくもなる例がイ~パイ有るのが現状だ。 大体が今の社会保障はデタラメ。個人責任を問うていない
確かに全ての勤め人は家庭生活の面で時間に余裕が無いから大変だ。熟年離婚も伝えられる。と言って、問題はそればかりではないだろう。何かと仕事に屁理屈かこつける・・個人に問題大有りのコンコンチキだ。
東京オリンピックを境に、多摩ニュータウンなり各地団地が大売れした。入居した人達も核家族として、この世の春を謳歌しただろう。が、現在を見ると・・年取った彼等は権利ばかり主張しているように見える。政治は、こういった人達を弱者扱いし勝ちであって、私から見ると不平等だ この見方はおかしいかな
家庭をおろそかにしたツケが回ったのだろう。そのように感じる。それとも、それしか生きる方法が無かったのか?私にはとてもそうは思えない。
地方で親と同居し、近所親戚付き合いから古い家のメンテナンス、墓守等、二世代、三世代家庭で生活し地域の消防から文化まで世話をして来た人達から見れば・・完全に不公平だよ ・・・が、こういった田舎生活を送っている人達の方が心豊かなんだよね~~
但し、勘違いしないで欲しい。こう云った人達の方が核家族より経済力の弱さは歴然なんだよ、大変なんだ。
こういったお爺ちゃん、お婆ちゃんのいる家庭から我が息子のお嫁さんを欲しいし、娘を嫁がせたいと考えるのは・・我儘かな 核家族を謳歌した人と親戚にはなりたくないんだよね~~・・
ま、現在の首都圏が抱える電力問題も同じ構造に見えて仕方がない。放射能風評騒ぎを真剣に考えず都市生活を謳歌している連中は寒さ、貧しさを経験すべきだな。さもなくば、ボランティア活動として体を使うべきだよ
世の中変化する。その時その時代が良いと言って人間関係に反映させてはならない。
『山あり、谷あり』どこの国へ行ってもこの格言は存在する。
日本人は忘れたのだろうか?権利ばかりを主張するようになったと感じる。良いとこ取りだけは止めて欲しい。せめて他人の子供にも目を向けて欲しい。自分が我儘と気が付けば、他人の気持ちも分かるだろう。 社会への不公平感も少しは緩和されるだろう。
『土』に親しむ。多くの日本人は忘れてしまった。が、今回の震災で若い人たちは行動し始めている。
私が尊敬する義父は素晴らしい百姓だ。地球がひっくり返っても・真似出来ない素晴らしい男だ。
お百姓に真の男がいる。漁師に真の男がいる。格好だけでも真似したくて私も少々かじるが・アァアァ・と腰に来るだらしなさ
これからの若い人達・・・是非、『土』にまみれて欲しい。生産者と消費者との立場を区別せず、お互いを理解しなければならない。そして今までの社会構造を壊さないといけない。既に自然は警告を発しているのだから。
技能者を育てる環境を作るには一重に若者の意欲が必要だ。
この技能、工学分野には大勢の博識者がいる。定年に及んで働き場所がないという組織人間が多いのも事実 であるが・・・この分野のテクノラートこそ・・人生楽しみながら若い奴等のケツをヒッパタイテ煽るべきです。大きな設備がなければダメだ・・っていう人も口を出すべきです・・若い人達の為、自身の為に。
教育が重要であるのは勿論。この面でテクノラートが引っ込み思案は良くない。経験が重要な分野。若者は何らかの方策を欲しがっている筈です。
これからの時代、ますます不公平になるはず。手に職を持った者が勝つ時代さ。体力勝負できる者は一次、二次産業、国防産業を目指すべきである。これは正しい指針と思うが如何だろう。
一週間単位のカレンダー概念を壊し、勤め人も時間が余っていれば家庭事業として?趣味と称して?働き稼げば良い。 疲れたら休めば良い。戦後体制は終わり、戦後民主主義も終わったのだ。 ・ところで、民主主義の実態が未だ分からない私ですがね・・・
考えられることを当然のようにして実利共に楽しむ・・これが出来る人間は『我儘人間』と言われ指差される。組織人間では今後やっていけない。という事を言いたいのです。人口減少・・大いに結構。
それ故、『家庭と仕事の両立』を今迄以上真剣に考えないと孤立し、失う事ばかり多かりし。に陥りそうな時代だ。
私のこれからは若くなるから?益々『我儘』し放題に向かいたい いや、向かうでしょう
何故なら、今世界中がこぞってギリシャを悪く言う^^ 私は遊び上手なギリシャ人に習い『我儘』言い放題生活を目指しているのだ
後始末は損な性分の人がするだろう?との勝手な意地悪推測で ・・
メチャメチャで構わないんだ・・どこかでバランス取る狡猾な連中はゴロゴロいる・・我儘になって下さいな
そういう人間が増えると良いな~と思う私です
徒然、かって書きました。ご無礼お許しを。
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2012.02.28.
Yoh-M.
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