絵、大好き・Yoh-Mのブログ

ジャズ聴きながら絵を描くYoh-Mが、自身の頭の整理の為に書くブログです。

歴史認識

2012年09月29日 | アート・文化

この夏は実に暑かった。いいお歳の私は少し夏バテでしたよ。

ブログを更新しない間に中国・韓国からの脅しがあって、呆れ、政府対応を考えさせられ、余計ブログ更新が遅れました。

さて、今回、「歴史認識」としてタイトルを付けましたが、

言いたい事は、言い続ければ、嘘も歴史になる』。と言う事です。

この暑い夏、近所の古刹の「縁起」、つまり、歴史調査をしていました。

現在も尚継続中ですが、そこで、一つの人間心理を見た思いがします。

お寺を調査していくと、思いがけない口伝、イワユル『伝承』にぶつかる事が多々あります。

調べると、殆どの寺の過去は、実際よりかけ離れた、『都合の良い伝承』によって、組み立てられている事に気が付きました。

徳川時代の歴史、現在の日本史も徳川の御都合によって残された文書より成り立っています。徳川幕府の圧政は語られていません。

更に、今日現在も自分の生い立ち、家系歴史についても『都合良く話す人』の存在も、お目に掛かりました。

言ってみれば、法螺を吹く。という事ですかね。

その法螺を辿ると、昔何某が、何をした。何時代に何が有った。とかの類から、我が家の何代かの前の何ベ衛が・・・何をした。だから、今、こうなっているんだ。

との形で、伝承なるものが形作られて来ています。

ま、古き歴史への検証なるものは、行われていないと断定できます。

個人のレベルでの『法螺』、『伝承と称する類』を言うのは可愛いのですが、寺の調査で、そんな部分を見ると『いやらしさ』に繋がります。

皆さんの周りの寺の『縁起』を調べてみて下さい。大概、どこかで歴史認識に疑問を感じるはずです。

さてさて、今問題の尖閣諸島・中国共産党の近代歴史認識・・

まさに、日本の寺の多くの『縁起』以上の近代歴史認識歪曲を感じます。

『言い続ければ歴史になる』・・それを中国、韓国政府が公の場で言っているのです。

向こうは「日本こそ・・」と、当然反撃歪曲するでしょうが・・

ここからは、偏見でもない正当な歴史認識よりの意見です。

今後、対中国、対韓国との付き合いをどうしようか? と考えるに当たり、野田総理が国連で言っている程度の説明では交渉には全くなりません。

まあ野田さんは、総理になってから、役人連中との慣れない料亭通いに忙しい様で、交渉事は不慣れ、『高級酒を目の前にしないと座る時間も取らず、立ち話しか出来ないタイプらしい。』

残念ながら『言い続ければ歴史になる』という中国、韓国相手の交渉術が分らないようですな。

ヨーロッパ、アメリカ辺りの単純思考の政府、メディアは、アジアの歴史を知らない。勿論、尖閣諸島の場所も知らない連中ばかり。中国国民の殆ども、問題以前は知らなかったでしょう。

そういった連中を煽る中国独裁恐怖政府。

寺の縁起を調べたり、家系を調べるのと異なり、国家間の特に、近代歴史認識は国際的に大大アピールが必要です。

まして、大量虐殺を繰り返してきた中国共産党相手だ。共産党の歴史を振り返ると実に恐ろしい。故に、中国人民も共産党には・・立ち向かえない。そんな相手と交渉するのであるから、しっかりして欲しい。

(スターリンの虐殺と毛沢東の虐殺・・どちらが酷いだろうか?)

中国の国土は広い。民族も多様。であるから当然あちらはアチラの権力闘争にも影響が及ぼす。単民族に近い我々日本人に、彼らの感覚は多分理解できないだろう。 が、それでも、

日本政府は近代歴史を言い続けなければ、今後の交渉に於いて、負ける可能性大である。

戦後の膨大な援助金額、円借款。更に技術援助金額を公表するのも良いだろう。

日教組の組合運動から近代日本歴史は、実の処、日本人、特に若い人達へ伝わっていない。この辺りで年寄も声を出し伝えるべきだろう。教職員も近代歴史について勉強する必要を感じる。

身近な寺の歴史でさへ、『言い続ければ歴史になる』で有る。

ゴチャゴチャ、ムニャムニャ理屈を言っても効果は上がらない。こういう場合は、屁理屈こそが道理としてまかり通る。

政府には是非、屁理屈こいて『歴史認識』を世界に広めて頂きたい。中国の屁理屈にはそれ以上の大屁理屈が必要だ。

例えば、「元の時代はヨーロッパの資産さへ大量はく奪した国である。九州での強奪などはす凄まじかった。」とか、明時代どうのこうの持ち出す中国共産党に対しては、世界に大げさ発信をすべきである。

経済界は今回の事で口出しすべきではない。黙って民間交流に努力すれば構わないと思う。又、アメリカに媚び売る必要もない。

いずれにしても、中国、韓国への投資より今後、東南アジア、インドとの協力が重要になると・・当然考えます。

農業再構築が世界の最大の課題です。

その為には福島再生を願いたい。

                     2012.9.27

                         Yoh-M.

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