絵、大好き・Yoh-Mのブログ

ジャズ聴きながら絵を描くYoh-Mが、自身の頭の整理の為に書くブログです。

韓国の経済発展の歴史

2010年05月27日 | 怒りを表現しよう

2010年、北朝鮮の挑発から南北朝鮮が危うい関係になっている。

そこで、日本人の若い人達に読ませたい歴史のサワリ部分を

『朝鮮日報』の【金民培(キム・ミンベ)東京支局長】がコラムとして書いてくださったので、ここに紹介します。

【コラム】1968年の朴正煕大統領と2010年の李明博大統領(上)

  http://www.chosunonline.com/news/20100527000063

【コラム】1968年の朴正煕大統領と2010年の李明博大統領(下)

  http://www.chosunonline.com/news/20100527000064

↑ ↑ ・・・現在、有料コラムに切り替えられて不可です。(m_m)

(何故かメディアはケチである!!)

この金民培氏による近年の歴史認識は正しく、最近の韓国報道の偏った見方を否定しているものと受け止めていいでしょう。

現在の韓国経済発展の内実が、このコラムには書かれています。

私が、新日鉄、自民党政府を批判する『プラント輸出』の裏には、北朝鮮より戦力に劣った韓国支援の為の経済協力が行われていたのです。が、今まで、日本政府は、韓国軍事力の戦力アップ協力を行ってきた事を・・日韓両国民に伝えていません

この経済協力が現在の発展基礎としてあるのに・・事実を日本と韓国、両国民へ公表さへしなかった事実は余りにも情けない事でした。

今2010年、韓国々民から聞こえてくる『対日経済優越論』、『竹島占拠』は我々日本人を不快にさせるばかりです。

韓国々民は、日本による協力が、現在の経済発展に繫がっている認識を持つべきである。と共に金大中事件を忘れたらいけません。

金大中元大統領は日本政府の素早い行動から、諜報部の暗殺より命を救われました。日本では誰もが知る事実です

が、韓国でそのような事実を知る人間は少ないように感じます。日本人の若い人間も知りません。非常に歪んだおかしな報道と、教育を感じます。

そんな、金大中元大統領は【太陽政策】などとシャーシャー北朝鮮にゴマ摺りました。結果が現在です。日本の拉致問題への協力もしなかった金大中という男を見ると、韓国人に信用が置けませんでしたが、今回のコラムでは常識を持った人もいるな。と感じている次第です。

現在起きている南北朝鮮危惧は、なにやらヤラセ的な部分も感じないではありませんが、近年の韓国経済発展を見れば・・実際の勝負は見えており、騒ぐ必要もなさそう。というのが私の感覚です。

更に、日本からプラント輸出を受けて以来、大幅な経済力と軍事力を手に入れた韓国に、日本は同調する必要もないでしょう。拉致問題に関しては、韓国は口先でしたから騒ぎ立てる必要もないと感じます。

この30年、日本に対して、韓国側からの言葉は礼節を失っています。自らは、礼節の国。と名乗っていますが、そんな嘘は通じません。今回の南北朝鮮問題では、他国で詐欺、強盗、強姦を繰り返す多くの韓国人。まとめて、38度線の最前線に立たせれば良いはずです。

日本は口併せだけで充分。その代わり、【軍備・軍事力増強をすべきです】。

日本が平和憲法を持っているから、近隣国は甘く見ている面がある。例えば、中国潜水艦の領海侵犯、油田開発の領海侵犯。北朝鮮のミサイル発射。

平和憲法を維持しながら、軍備、軍事力増強を・・日本は進めるべきです。何も憲法改正する必要もない。当然に憲法に沿った国家安全策ですから

安全を確保すれば、アメリカ軍にはグアム島へ移って頂くのも何ら問題は無い。沖縄問題へも少しは明るい道が開けるでしょう。

日本はいつも同じ問題に当たっては後退している感じがする。政治と外交能力に劣っているのは、平和憲法解釈、一人よがりの民主主義が大きく影響していると思う。が、これからはハイテク産業と従業員少人数化。

スイスを例に待つまでもなく、国民徴兵義務化と非常時体制法律化が必要な時期にさしかかった。と考えるのはいけないだろうか。スイスは永世中立国として成り立っているが・・徴兵義務化が課せられている。

夏の参議院選挙では争点になりそうもないが・・真に重要な案件。

金民培氏のように、韓国にも良識派の人達はいる。そんな人達と今回の南北朝鮮危惧だけではなく、日韓のこれからを考えるべきでしょう。日韓の後ろには中国、ロシアのシタタカな国が控えているからである。

こう書くと、韓国人は常に秀吉遠征から先の大戦の話を持ち出す・・如何にも当然だ。と言わんばかりに。ではあるが、日本以上に侵略と搾取を繰り返した中国へは何一つ言えない国であって、日本だけへは言う。それは、日本が平和憲法を持っているからである

日本から非常なる恩恵をも受けている事実を理解する、金民培氏の今回の朝鮮日報コラムは読むに値する。と思う。

次のように書くと韓国の人達の心を逆撫でするかも知れないが、悪意がない事を伝えてから書く。

今回の巡視艇への魚雷攻撃。・・事実かどうか分からない。

アメリカ以外にどの国が立ち会ったのだろう。疑問である。更に、亡くなったのは一般人ではなく、職業軍人達。南北朝鮮公海上の線引きも曖昧。

日本は、簡単に今回の問題には首を差し込む必要はない筈だ。と、思うのだが、何せ日本のウスラ鳩がいとも簡単に調子に乗って韓国へ同調するであろう。

韓国の人達はどのように考えるか興味ある。

以上、金民培氏のコラムに触発されて書きました。

コラム無断掲載禁止。とありましたので、金民培氏コラム文章はURLリンク貼り付けにて記載しました。

                 2010 5 27

                            Yoh-M

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IPad と辞書。そしてジャーナル休刊

2010年05月21日 | ジャズを聴きながら

私はジャズ好きである。

自身はどちらかと云うとラテン系であり、パーカッションで小遣い稼ぎぐらいはした経験があるけれど、やはりジャズの奥行きがすきである。

ギターも若干出来るがお聞かせする程のテクニックはなく楽しむ程度である。一応数台を所有し曲に応じて使い分けているが・・まあ、ド素人である。

そんなジャズ好きに「スイングジャーナル誌」の休刊が耳に入った。

このジャーナル休刊については

 http://yksk.eshizuoka.jp/e565357.html

にて書いたのでお読み頂きたいが、この件より、現在評判の【iPad】と本について考えてみた。

専門家ではなく、iPad 購入の意思も全く無いので、手に触れる事のないだろうiPadと本等とを比較するのには無理が生じるはずであるが、書いてみる。

実は携帯も持たない原始人に近い人間でもあるが・・

スイングジャーナルを購入しなくなって十数年。ではあるが、以前あった【中南米音楽の友】同様に尊敬できる雑誌と思っていました。

時に立ち読みしてましたが、中身に随分変化があってジャーナル自体に興味をなくしておりました。

私のように古き愛好家達はレコード時代からのジャケットに記載されたプレイヤー名とかレーベル、演奏内容等から大まかな情報は手に入れていますから、このネット時代。といってもそんなに困る事も無く、新しく出されるCDに対しても、好みであるか否か、ある程度の判断はつけられるのですが、最近、ジャズを好きになった人とか若い人達の判断に影響を与えるだろう。と思う次第です。

ネット販売する業者では音楽のさわりを流してアドバイスをしていますが、それも一部。今日残して置きたいようなジャズを紹介する余裕はありません。売れ筋のみを紹介しているだけです。

さてさて、iPad が非常に評判を呼んでおり、今後この分野での競争は激戦が予想されますが、本屋さんの多くは消滅に向かうでしょうし、その前に出版社が本の供給をやめてしまう。

そんな時代でよいのでしょうかね??

専門雑誌の持つ説明力を果たしてiPadで理解できるでしょうか?

専門雑誌でさへ残しておきたい。と感じるのに、『辞書』、特に『広辞苑』のような重要な書籍に対してiPadなり、ネット翻訳が理解力を与えられるでしょうか?

大いなる疑問です。

言葉の使用例。だけについても、上っ面の説明だけに終わってしまうのではないでしょうか。

私の所有する50年も前発刊の広辞苑と、10年前再刊の広辞苑とでさへ、【言葉の引用例】が異なります。以前のものには、明治、大正、昭和の各時代での使用例などが掲載されていたりしますが、10年前のは戦後以降の引用が殆んどです。

時代は変わる。と言ってもそれで済まされる問題ではなさそうです。

『私は誰なの?』という、根源的な疑問に誰もが行き着いたとき人は、重要な過去を知りたいでしょうし、言葉、文字からの文化を知りたいはずです。

引用例は、文学から採られる事が比較的に多いですが、同じ言葉の使用例でも、森鴎外と遠藤周作では異なりますし、書体が異なっております。

マスコミからも現代人は、字を読めても書けない。漢字の本来の意味、由来が分からない。との報道が連日のようにあります。

iPad時代になったら、なお更分からないでしょうね。であるが故、テレビでは漢字クイズ番組ばかり。私は異常と捉えています。

こうして文章書いているが、漢字変換は実に簡単。

それでよいのかな??

このようなブログ類、連絡などでは楽で宜しいが私にとって、手紙を書く場合などでは辞書を必要とします。アナログ人間の欠点。と言い切られれば仕方がないですが

・・・大きいな疑問です。

詩集は最近本屋で全く見なくなりました。

訳詩でも訳者によって大きな差が出るはずです。私はフランス語が判らないので、もっぱらフランス詩集は西脇順三郎さん訳の詩集を読みましたが、そんな詩集が本屋から消えてしまっている。

行間を読む。とよくアナログ人間は云いますが、【詩】こそ重要な要素であり、その詩集に差し込まれる銅版画などは人間文化の最たる文化と思えるのだが・・iPadにそれができるのかな?

人間感性の衰退を見る思いです。

アメリカ油田環境破壊、中国内陸部鉱物汚染、民族圧迫、アメリカ金融デタラメ、ユーロ圏崩壊へのシナリオ開始、北朝鮮のあがき、株価暴落、口蹄疫、第一次産業不能・・・・

iPad ・携帯電話・テレビ+ネット。楽しいことばかりが良いのではない。

窮屈と思える中にも楽しさがあり、感覚こそ育つのです。

今後に想像できる人間社会の悲惨さを・・・広辞苑で比喩した文章でも探してみると良い。

広範囲に及ぶ文字、言葉、実例からヒントを得るはずです。

尊敬できた『中南米音楽の友』廃刊に続いて『スイングジャーナル』の休刊。

科学専門雑誌が休刊へ追い込まれないよう祈るばかりです。

         2010.5.21

                                                              Yoh-M

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