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絵、大好き・Yoh-Mのブログ

ジャズ聴きながら絵を描くYoh-Mが、自身の頭の整理の為に書くブログです。

相変わらずの年寄

2013年06月16日 | うんちく・小ネタ

暑くなりましたな~・

しかも蒸々と・ジワーっとうっとうしく暑いですな~

それに地域差に以前よりオカシイ状況が加わって先々を心配してしまいますヨ。

まして経済が・・どうなってるの? と、諦めに近い状況。

世界各国政府が、一握りのヘッジファンドとかに振り回されているって報道ばかり。

そんじゃ~、取り締まれよ。と言っても、

更なるスーパーコンピューターの性能アップを目指し、しのぎを削る国競争原理の中では・・相も変わらぬソロバン片手の庶民にはハカナイ日常。

小泉、竹中新自由主義経済路線が・・今度は安倍、竹中、黒田新自由主義経済路線。

東京証券市場もスーパーコンピュター導入で、庶民の楽しみもヘッジファンドの餌となってますよな~・

経済はグローバル化な~んて分ったような分んないような表現。

TPP・FTAなんて云う、庶民には何のこっちゃ^ という報道ばかり。そして知ったかぶりの厚顔で喋るテレビ人間たち ハハーンだ 

これ等の訳分らない言葉は・・要約すると、世界経済は一つ って事なんだろうけれど、じゃ~・何故アッチこちで紛争とか暴動とかが起きているんだろうね~

ま、新自由主義経済というのは、『特権階級の為に、資産をふやす為の経済理論と言う理論だから、高層高額マンションに住む人達の為の経済運営なんだろうな~

それにしてもだね~最近の爺さん達の言い方はおかしいよ。

話が急に変わっちゃうけれど、良くテレビなんかの報道を見ていると・・・

年金たっぷりシコタマ貰う世代の人達(70代)の経済に対する言い方は不変的にオカシイ^^

・今日の日本を作り上げたのは私達の世代だ。だから年金を沢山よこせ。ってさ?

・株価だけ上がってっれば良いんだ。 とかさ~?

現在のおかしな政治官僚システムを作ったのが80~70歳世代。と言うなら納得だよ。それなら大いに自慢して呉れても良いんだがな~・

年金の問題になると我が世の華よ。とばかりに、のたまっちゃうな~・キャツラは・・

実は小父さんの周りにもそんな人大勢いるから文句言いたいけれど、一番金持っているので口に出して直接アカラサマに言えないだよね~

なんせ、商売では金持ち頼りだし、お婆さん達は一番のお客様だしな^^

で、そんなシツコイ位に元気なお爺さんに、又会っちゃいました。 ネットはやっていないようなのでちょっくらここでストレス発散。という事でんす。 読まれる方々にはご迷惑かけますが~・

その人は日本を代表する企業の一つに数えられる会社を・・クソ真面目に働いて、地方工場総務部長まで登り詰めた偉い人。(ご本人がそう思ってるから)

いや~・言う事が凄すぎる。 狭すぎる。

何せ、働いた会社の商品とかシステムとか同僚しか知っていないのに・・『日本をここまで大きくした』と仰せになる。

ともかく工場部長になる為に自己主張は強かったんでしょう。まあ・自分の事しか云わない。

異常なんだよね~・

小父さんは小さな商売だけど、色んな人達と接触して来たから、余計に感じちゃう。

どうも組織内で働いてきたお爺さん達にそんな傾向を強く感じますな~

年金はよこせ。 老後の面倒は社会でミロ。な~~んて言う人は。

今回会っちゃったお爺さん同様なんでしょう。まあ・元気元気! 奥さん共々元気で説教・説教??

小父さんとしては・・参っちゃうよ。 こういう人とは実は商売したくないよな~ 

そんなお爺さんから電話でも貰ってご覧・・・わたしゃ~・受話器を耳から話して『ウンウン、ソウデスカ~、ン?、ソ~オ~、デー』って具合に聞かないで時間だけが心配になっちゃう。

そりゃーそうです。同じことの繰り返しばかりだから、まともにお付き合いするとこちらの精神がやられちゃう。

お年寄りを親切にしたいが、謙虚さを感じさせないジジイだけは・・クタバッテ貰いたいですな~ 

そうそう、いくら年取っても働いている人達は大好きです。

今回付き合わされる羽目になったお爺さんは、60で工場を離れ65歳定年まで子会社勤務した人で、年金で台湾旅行ばかりしている人。台湾で元気印を仕入しているような人。

ま、会社人間という言い尽くされた言葉は死語に近いが、相変わらずお元気に優雅な年金生活を送っている世代には・・元勤務した会社への愛情は深いんですね。

元役人さんにはどうも役所愛情はないように見受けます。そこは大分違いますがね~・・

でもね~

若い人よ 会社人間にはなるなよ~

と言ったところで今日は終わりです。

                 2013.6.16. 

                   (日本サッカーがブラジルに全く歯が立たなかった日)

                      Yoh-M.

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志ん生とルバルカバ 

2013年05月19日 | うんちく・小ネタ

え~・今回は、落語界と言うより日本人としての誇り、古今亭志ん生と

キューバが誇るジャズピアニスト、Gonzalo Rubalcaba について・・・

昭和までの落語界には、素晴らしい語りべがキラボシの如きおりました。

志ん生、円生、正蔵、文楽、小さん、馬生、志ん朝等々・・

まあ、彼等が横綱、大関だとすると、平成時代の今日では、歌丸、小三治などが大関を目指しているという処でしょうか。

で、

今回お題に取り上げる志ん生について、何が面白いかと言うと実際の吉原を知っている。という事でしょうな。

私は、彼の多くのレパートリーの中でも、彼が「年に一回しか演じない」と言う『大津絵』という俗曲のたぐいでしょうか、これが大好きで昨夜もじっくり聞いた次第です。

   冬の夜に風が吹く

   知らせの半鐘がジャンと鳴りゃ

   これさ女房わらじ出せ

   刺子襦袢に火事頭巾

   四十八組おいおいと

   お掛り衆の下知受け

   出てゆきゃ女房はそのあとで

   うがい・・・・

   ・・・・・・・・

   (略)

   ・・・・・・・・

   もしも生まれたこの子が男の子なら

   おまえの商売させやせぬぞえ

   罪じゃもの

という歌なんですが、小島貞二さんの解説によると『冬の夜に風が吹く』との別題が元曲だそうです。

三味線の音に乗って志ん生が合わせるのか、三味が合わせるのか、江戸時代からの日本人の庶民を感じさせてくれます。

巧い。を通り越して染み入る。

志ん生師匠は年に一回しか演じないというが、ワタシャー・4~5回は聞くね~

三味線の旋律は「浮世節」と言うようですが、静かな時間にゆっくり聞くと良いですよ~

夜、静かな時間にじっくり『大津絵・冬の夜』を聞いて、そのまま寝床に入るなんて出来や~しません。

まあ、そこで今日のお題の「志ん生とルバルカバ」なんです。

CDでもレコードでも良い、連続セットして聞けるタイプが最上なんですが、

なければ、ゆっくり Gonzalo Rubalcaba 「Inner Voyage」 に取り替え、志ん生を聞いた姿勢のままで聞くといい。

   一曲目 ・ Yolanda Anas  が『大津絵・冬の夜』の余韻を受け止めて呉れる。

   二曲目 ・ Promenado    は、ゆっくり朝の風受けて堤の上を歩く気分にしてくれる。

ここまでを味わって三、四曲の間、お茶なりコーヒーを軽く飲んで 

   五曲目 ・ Here’s That Rainy Day  

を聞いてから夜の床に向かうと・・至上の幸せ。を感じる筈です。

Inner Voyage  訳せば「心の旅路」  まさに、志ん生「大津絵」とぴったりです。

        今日はこの辺りで・・・ Yoh-M.

                           2013.05.19.

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掃除好き

2013年05月06日 | うんちく・小ネタ

え~・「掃除好き」と題して書きます。お付き合い宜しくお願いします。

え~・掃除。と言いますと、昔からお爺さんお婆さんから「しっかり雑巾しぼって・・」とか、父母よりは「部屋の隅々まで掃くのよ」とか・・言われ躾られてきました。

小学生の頃は、学校の廊下を競争して雑巾掛けしたものでした。雑巾を絞らないで床をビチャビチャにすれば、先生ところか、怖い同級生の女の子からも叱られたものです。

そんな躾は日本中で行われ戦後日本経済発展の礎になった訳です。

一時評判になった映画「学校の怪談」でも掃除は隠れたテーマとして扱われてもいました。

最近ではどうでしょう。「雑巾掛け」なんて言葉、聞きませんよね。

然し、日本人の掃除好きは不滅のようです。と、言いますのも・・

え~・最近の明るいニュースの中でも、特に大きく扱われたニュースに『富士山文化遺産登録』ってのがありました。日本を象徴する富士山が世界遺産に・・という明るい話でした。

反面、鎌倉が申請した『鎌倉文化遺産』は落選。というチョットがっかりしたニュースも同時に入って来ました。

富士山が文化遺産に登録。さあ、山梨県の知事さん、お膝元の吉田町、河口町の町長さん達は大喜びで、『これからどうやって多くの観光客を迎えようか?』、『どうやって山梨をアピールしようか?』って、早くもソロバンならぬ計算機を動かしているようです。

静岡は?というと、意外や意外、余り喜んではいないようでしたね?

それはそうでしょう。

日本三景の一つと呼ばれる『三保の松原』は、『富士山文化遺産連合登録』から外されてしまったからですよ。市長さんは『ガッカリ』です・・って表明してましたもんね^^

それで私は考えたんですよ。何を??って。で、春ちゃんと話したんですよ・・

「おい、富士山と言えば以前『自然遺産』で登録申請したけれど却下されたんだろう?」

「え~?そんな事あったっけ?」

「おう、あったんだよ」

「ところでさ春ちゃん、麓にあるお浅間さんが、文化遺産登録に躍起になっていたのは知ってたかい?」

「おう、それは俺でも知ってた知ってた」 「もうテレビなんかで神主さんが一生懸命説明してたしな~」

「そうだったよな~」 「神主さんの気持ちが神様を動かしたのかね~?」

「いやいや、神様は動かなかったと思うよ^^・ 三保の松原と鎌倉に悪いもの・・」

「そうだよな~・そうだよな~・不公平だよな~」

「ところでな~春ちゃん、自然遺産と文化遺産、どっちが偉いんだい?」

「おう、何んで偉さで測るんだよ・・」 「偉さとかおバカさんとかじゃ~あなくて・・ウンだろう?」

「?そうかい・ウンかい?」

「それに夏ちゃん、あのな、自然遺産登録で落選して文化遺産登録で合格だよ・・分るかい??」 「分れよな? 落選させた・・自然遺産の方が偉いに決まってるじゃ~ないか・」

「ん? そんなものかな~~」  (ここでわたしが夏ちゃんてわかりましたよね

「そうにきまってら~・自然遺産の方が偉いんだ!」

「おう、そうだな、春ちゃんの言うとおりだ。 自然遺産の方が偉いんだよな~」 「自然には勝てないものな~・」 「だけどさ~・何で三保の松原をバッサリ切っておいて、知事さんや町長さん、お浅間さんが大喜びするのかな~~??」

「考えてもみなよ・そりゃ^懐に金がしこたま入って来るからだろう??へへ」

「いやいや・オレッチには入って来ないぞ・だって、新幹線が通過しちゃうもんな」

「夏ちゃん・儲ける事は考えない方が利口っていうもんだ。考えちゃいけないよ」

「ところで春ちゃん、自然の方が偉い。って言ったよな~」 「それじゃあさ~・お浅間さんはどうなってるんだい??」

「ん?・何の事だい」

「だってさ~・お浅間さんといえば、富士山の頂上に社を構えて富士山を祭っているんだろう?」

「そうだよ。富士山といや~、那智熊野、大山、出羽三山と並んで、山岳信仰のメッカだよ・」 「その富士山をお祭りしているのが、お浅間さんだ!」

「オカシイじゃ~ないか、春ちゃん。」 「山岳信仰といえば自然崇拝だぞ? 違うかい??」

「あれっ? そうだなオカシイな。お浅間さんは、文化じゃないな~」 「ん、建物は文化か~~??」 「ん、やっぱり・・・おかしいな~」

「そうだろう~、富士浅間神社さんが文化遺産を祭るなんてありえないよな~~」

「夏ちゃん、おれもそう思う。そう、思う事にする」 「じゃあ・何であんなに一生懸命だったんだろう?」

(暫し考える)

「春ちゃん、わかったぞ、お浅間さんが富士山を文化登録にしたい気持ちが・・」

「おいおい、ちゃんと説明して呉れよな」

「あのな、今、テレビなんとかで、富士山のゴミの問題がやたら出るだろう・入山料を取るとかどうとかの~」 「多分それだよ」

「夏ちゃん、言う事が良く分らない、分るように説明してみてくれや」

「あのな春ちゃん、ゴミってのは、人間が出すものだろう。人間が作ったもので邪魔になったのがゴミだろう」 「それにさ、今、世界中でゴミ問題を騒いでいるじゃん」 「核燃料の最終ゴミは??とか、中国ではゴミを川に垂れ流し。とかいうじゃん??」

「いやいや夏ちゃん、富士山の文化登録と随分話の桁が違うようだけれどな??」

「いや、良く聞いとくれよ。ゴミはゴミさ」 「ゴミは文化のバロメーターとも言われるんだぜ・」 「人間が捨てるゴミが、余りにも多いんで、富士山を『文化遺産』に登録したんだよ

「夏ちゃん、それじゃ、世界中の文化遺産がゴミの問題かい??」

「ここんところを良く聞いてくれよ」 「日本人が出すゴミは特別なんだよ。しかも、それが富士山となりゃ~・それは・文化遺産として登録するのには、大威張りよ」 「三保の松原と砂浜を守る為のテトラポットなんぞ、人間が考え出した文化のレベルじゃあ~ないんだよ」

「おい、ちょいとだいぶ頭に来るね。富士山のゴミの方が文化度が高いだと~~?」

「考えてもやんなよ。お浅間さんはな、富士宮と吉田の両方にあっていわば富士山をグルリとしめ縄張っているんだよ」 「富士山に落ちているゴミは私共で処分します。って具合に頑張っているんだよ。」

「???」 「あれりゃ、何かおかしな具合になってきたね~」

「そうそう・おかしいんだよ」 「鼻からおかしいんだよ」 「富士山がゴミ文化とは、全くおかしいんだよ」 

「そのうちな・落ちているゴミ掃除して、頂上のお釜に溜め込むんじゃないのかい??お浅間さんは・・」 

「おいおい、日本人の掃除好きとは大分話が違うと思うけれどな~」

「いやいや、日本人は掃除が好きだからゴミを散らかすんだよ・わかるか~~?」 「その内な~、お釜にゴミが一杯になった頃、富士山が爆発したりしてね・・」 「悪い冗談だがよ~~・そうしたらゴミも遠くまですっ飛んで、日本中あちこちで、大掃除が・・又、始まる・」 

最近の日本人、掃除をしなくなったけれど、本来、掃除大好き民族日本人の為に・富士山は文化遺産に登録された。って事です。

おしまい。

                  2013.05.06

                       清水サーモン 筆。

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