タイトルは、
「権力と大衆の迎合はメディアの責任」としたが、これだけの言葉だと受け取り方によって真意が伝わらないように思える。
単に「メディアの権力への擦り寄り」、「メディアの大衆ごまかし」
とメディアを主に取り上げた方がこのブログについては真意が伝わると思うので、そんな感じでお読み頂くと幸いです。
最近も最近、テレビで国民は、菅総理と孫ソフトバンク社長の『親密振り』を目の当たりにしました。
まぎれもなく、太陽光パネル電力シフトへの『談合』の結果での親密振りでした。
菅総理はVサインを送り、孫社長は何度も深くお辞儀をしたあげく・・その場から直行で韓国大統領を訪問し、『太陽光パネル大量供給依頼、そして確約』を取り付けた事が、外電で伝えられましたが、
日本メディアでの記事扱いはまことに小さいものでした。
いくらソフトバンク社長孫氏とて、急遽の訪問で韓国大統領が会見に応じる。とは考えにくいです。孫氏が朝鮮人だから会った。という事もスケジュール的に考えにくいです。
つまり、菅総理による日韓政府による根回しがあればこそ故の、『孫民間大使?のデモンストレーション』でした。脱原発、太陽光電力の推進で菅の人気取りと孫のソロバンが合った訳ですね。
2011年5月23日(月)の参議院・行政監視委員会は、孫氏を国民に知らしめる為のデモンストレーションだったのです。
小出裕章京大原子炉教授、後藤政志元東芝原子炉設計者、石橋克彦原発震災学の3名の方々の重要な意見を聞くことも出来ましたが、孫氏がその委員会に出席した理由は分からず、結局は『脱原発の顔』として、菅内閣が仕掛けた巧妙な委員会だった。
と、結果として評価せざるを得ません。
この件について、日本メディアは、孫氏の行動を詳しく報道していません。
孫氏の考えは
・日本放棄農地を主体に《韓国製太陽パネル》を大量に置き、電力を供給する。
との考えでした。
* 然し、現状を見れば、放棄農地はへき地と呼べるような地に多く、獣等も里山へ下っている現在・・一体誰が管理するのか。*
との疑問が湧きます。が、菅総理も孫氏も『雇用の創出』を得意げに喋っています。
ふざけるな。です。
孫氏は韓国製太陽光パネルで『大儲け』だけを考え。菅総理と山分けを考えている。
アフターケアー、パネル破損、電線破損に伴う管理、ごみ処理についての提案理由一つない。
日本の土地を壊滅的にする、この孫氏の『儲け主義』。
『懐具合』だけを気にする、菅総理の売国奴的考え方。
メディアを名乗る連中は何故、この二人の発言、行動を検証し、国民に知らしめ、批判しないのか・・。
テレビに映る連中は飼い犬同然なやつ等だから相手にはしないが、新聞は???
ネットでしか批判は見られない。
メディア人間は、権力に寄り添い、儲け主義者からのおこぼれを期待する・日和見主義者の塊。と、この件については決め付けて良いのではないだろうか。
ソフトバンクは、震災後の東北地区へ携帯電話の為のハード面への再構築資本投下に力を全くいれていない。一兆円もの借金があるから。という屁理屈も当然だろうが、孫氏は個人資産300億円を寄付する。とも言っていた。
売名行為もいい加減にせい。である。
寄付した形跡がいかなるメディアからも報道されていない。これまで、孫氏から出た発言は総て大風呂敷で誤魔化しているにすぎない。
王貞治氏を利用しているに過ぎない。
メディアは大風呂敷を広げる奴を叩く必要があると思うが・・ヘツラウ理由は何処にあるのだろうか・・? 父さんワン公の宣伝費欲しさ故か。
さてさて、メディア、報道とは恐ろしいものだ。
冤罪に手を貸しているのもメディアだ。お笑いを提供する裏で、平気で罪に加担する。
戦前、戦後の頃にも酷い事があった。
芸術面でもあった。
以下のことを書いて、今日のメディア批判を終わるとする。
かって従軍戦争画家と言われ、駆り出された腕達者な画家達は、
戦後、クソバカ左翼と言う名の日教組、労組を中心とした理性を失った連中からは怖ろしいほどに、なぶり者にされていました。
思想も理念もない民主主義という御旗のみで・・教育も受けていない小僧っ子共に、人格も、家族と住む家さへ追われた画家もいました。
が、
画家という人種は、物事の核心を描く本能を持っています。
藤田嗣治、宮本三郎等特筆する天才は、今日ダ・ビンチに匹敵する絵をこの戦争で残していますが、バカ日本人には分からない。分かろうともしない。
ゴヤ、レンブラントと同様に、日本人の誇りを持って国家を代表して絵を描いた。同時に、人間として伝えるべき戦争の悲惨さをも描いていたのです。
従軍画家として駆り出された日本人絵描き達は、悲惨な状況をものの見事に、いや、尊厳に値する力量で数多く作品を残している。この為、彼等は、戦争末期には帝国陸軍の軍事裁判へ掛けられる立場にも追い込まれていた事実も有る。
が、『山下・パーシバル会見』『真珠湾攻撃』に代表されるように、日本軍を鼓舞する傑作をも描いていたから、見識の有る高官が守ったのだろう。
何とか戦後を迎えるに至った絵描き達ではあるが、左右の双方からの余りの攻撃に、
藤田は日本を捨て一度も帰らずパリに永住し、名前を『レオナルド・フジタ』とした。
宮本三郎は天才とも言われた素描を見せることを止め、画風も印象派に近い裸婦を主に生涯を送ったのです。
今でこそ従軍画家が残した作品は、彼等の死と共に、美術館へ納められるようになっているが、権力と大衆とメディアは・・つくづく酷いものだと思う。
つまり、そういった、作者個人の葛藤とか、後世の為に作者が残した作品群を見る事無く、上っ面だけで賛美したり批判するのだ。
くどいようだが、従軍画家達の多くは、
戦時中は、参謀本部の顔を伺うメディアによって賛美されたと思ったら、戦後は徹底的に非国民扱いされたのである。
戦後の乞食左翼連中は社会党左派、日教組、国労(JR総連)となって赤軍派を育て、現在の民主党にもぐりこむ連中は、拉致被害者に冷たい菅政府を取り巻いているのである。
この時代だからこそ、従軍し命を削って描いた画家達の作品を・・是非、見てください。
西洋美術館に納まっているヨーロッパ絵画より素晴らしい作品が何点もある。
従軍せず、戦後になって踏ん反り返る輩も知っている。
政府が意図的に今日になっても傑作作品を隠そうとする動きは、自らの立場を守りたいが為の絵描き達と繫がっている。即ち、芸大学長を2回もやった平山郁夫等である。
現在のお粗末さ、情けなさ、嘘に固まった日本が見えるはずです。
今回は、菅総理と孫氏の繋がりからメディア批判に及びましたが、
角度を変えて又批判してみます。
その事が、若者達の将来に何らかの影響を与えられれば・・・との考えで・・
2011.8.22
Yoh-M
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